これからの時期にちょうどいいATTACHMENTの大振りなコート

こんばんは、佐鯉です。

新潟では今朝まさかの雪が降りました。
そしてブログを書いている今は、快晴というよく分らない天気。
本日はそんな天候が不安定なこれからの時期にこそ、真価を発揮するコートのご紹介です。

今までカズユキクマガイで展開していたフーデッドラバークロスがアタッチメントからリリース。
型自体もフーデッドからバルカラー（ステンカラーコート）へ変化しています。
フロントのジップはなくなり、スナップボタンに変更され首元にはチンストラップを配置。
チンストラップは元々ワークウェアでよく見られた意匠で、首元をしっかり抑えてくれ風の侵入を防いでくれます。

糸を極力使わず圧着で仕上げられているため、至極ミニマルで一体感が素晴らしいです。
デザインを最小限にとどめツルッとした表情。シルエットは大振りでスウェットや重ね着をしても、余裕で羽織れるので今時期からでも即戦力として活躍してくれます。
このサイジングや、ソリッドな見た目も相まって普段遣いはもちろんスーツの上からでも難なく着れON・OFFでの着用が可能な点も◎

ポケットは外側もそして内側からもアクセスが可能。
ポケット内にスナップボタンがあるのですが、外せば画像のようにiPadも楽々収納できるほどの広さ。
いちいち何かを手に持って行動することも少なくなるでしょう。

また、生地にはラバークロスを採用。いわゆる撥水加工が施されており、春先やこれから来る梅雨などの時期に活躍してくれます。
ハリ感もあり、裾や袖口など劣化が激しい部分は圧着されており劣化を抑制。細かい部分への配慮が感じられますね。

裏地にはシームシーリングが施されており、水の侵入をシャットアウト。
素材として使っているコットンの質感を維持しつつも、雨を弾きいつの日も快適に着用していただけます。

撥水性もさることながら防風性・透湿性も兼ね備えています。
雨風を弾きさらに湿気などは内から外へ逃してくれ、湿度が高くなる雨の日も不快感なく過ごせる優れもの。
細身のパンツはもちろん、ワイドパンツやスラックスなど様々なパンツとの相性の良さも魅力的。
シンプルな顔つきでスタイリングの幅が広く、お持ちのアイテムともすんなり馴染んでくれるはず。
では、実際にスタイリングで見ていきましょう。

統一感を出すために黒を基調として合わせました。
ホワイトではパキッとしすぎてしまうので、インナーにはライトグレーをチョイス。
ギザシルキーはシルキー加工のおかげで光沢感が強く、
品のあるアイテムと組み合わせたときも馴染んでくれるのですごく使いやすいです。

その上には、ロング丈のストールカーディガンを差し込みレイヤードスタイルに。
これならコートを脱いだときに味気ない雰囲気にはなりませんし、
暖かくなってきたらコート無しのスタイリングもオススメです。

パンツはストレッチ性が高く、キレイな顔つきではありますがとにかく楽な履き心地が特徴のイージーパンツ。
こちらもウェザークロスを使用しているため、水を弾き天候を選ばず履いていただけます。
コート・パンツともにマットな風合いになっています。スタイリングを考える際パンツの風合いをこのコートと近しいものを選ぶことがポイント。より一体感が生まれます。

コートの袖口にはスナップボタンを配置。スタイリングによって絞りを変えていただければと思います。
また、キレイめなパンツで合わせるなら足元は革靴でしょう。カズユキクマガイで展開のあるガラスレザーはラバーソールを使用しており程よいボリューム感。大振りなコートと細身のパンツと合わせればバランスよくまとまってくれます。

オーバーサイズだからこそ着込んだり、セットアップの上からでも袖通しよく着れたりと汎用性の高さが魅力的です。
しかし、合わせ方によっては野暮ったさが出てしまう場合もあります。そんな時は9分丈程のパンツを合わせてください。ソックスを見せるだけでスッキリと見せることができ、野暮ったさを軽減できます。

続いてはジョガーパンツとスニーカーでスポーティーなスタイリングに。

インナーは軽量で比較的薄手のスウェットを。
ポリエステルとコットンの混紡になっており、柔らかい肌触りと光沢感が特徴。
ゆったりとした身幅で適度にルーズなシルエットですが、カジュアルすぎない見た目です。
薄手ではありますがスウェットをインナーに入れても、全然余裕があります。もっと大きいスウェットでも楽勝でしょうね。

パンツにはビスコースという素材を使ったジョガーパンツ。
ビスコースとはレーヨンの1種で、光沢感や質感に優れておりシルクの代用品としても使われていました。
吸湿性・伸縮性・強度もあり着心地もよくタフに使っていただけます。
シルエットは細身で、スポーティーさこそありますが部屋着っぽさやカジュアルすぎる雰囲気はありません。

マットな風合いになっており、先程と同じくコートとの一体感を演出。
このパンツも9分丈ほどで、足首をスッキリ見せられるので大振りなコートと好印象。
こちらはスニーカーで合わせてみました。パンツ自体細身ということで、ややボリューム感のあるオズウィーゴをチョイスしメリハリを付けました。

キレイ目も良いですが、このスポーティーな合わせ方も好みです。
今季のATTACHMENTはジャスト～9分丈くらいのレングスのアイテムが多いので、オーバーサイズのコートと合わせやすいですよ！
改めてこのコートのスタイリングのポイントは
・足首を見せて野暮ったさを軽減。
・コートに近い風合いのパンツを選び一体感を出す。
・細身のパンツで合わせる際は、ボリュームのあるシューズを選ぶ。
これを守れば比較的スタイリングは組みやすいと思います。

ここ最近の天候を見ていたらこのコートバッチリじゃん！と思いご紹介させていただきました。
春夏はもちろん秋冬でも使えると思います。オーバーサイズが好きな方はもちろん、細身が好きな方も取り入れやすいこのコート。ぜひ着てみていただきたい1着です。

 
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