nonnative DWELLER TIGHT FIT JEANSが支持されているワケ

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こんにちは。
今日は語ります。

 

スリムパンツを選ぶ際、どんなことを基準にしながら選んでいるでしょうか。
脚が細く見えるのはもちろんですが、それ意外にもスリムパンツを選ぶ理由があると思います。スリムパンツの良いところはトップスを選ばない、シューズを選ばない、スタイリングを選ばない。とにかく汎用性の高さです。つまり使用頻度が異常に高いのがスリムパンツの良いところ。
それに、いつの時代にも「上品さ」を思わせてくれるポジションですね。あまりにスキニーなパンツはやり過ぎですが脚にフィット感のある細身は服としての余白や無駄が削ぎ落とされた印象になり、好印象を与えてくれます。

 

世の中には数えきれないほどのスリムパンツが存在していますが、やはり、パンツといえばnonnative。仕事柄というのと好みも大いに関係しているとは思いますが、持っているパンツの半分はnonnativeです。Lounge Lizardのスーパースリムも良いですし、A.P.C.のプチスタンダードも良い。そしてnonnativeのDWELLER TIGHT FIT JEANSも凄く良いんです。
ES-WEBユーザーにとってはスーパースリム、プチスタンダード、DWELLER TIGHT FIT JEANSはスリムパンツの3本巨塔ではないでしょうか。毎シーズン変わらず展開があって、いつ買っても絶対に買って良かったと思わせてくれるパンツ群です。

 
 
 

今回はnonnativeに焦点を当てます。ちょっとマニアックな話になります。
ルーツに遡ってみますとnonnativeのアイテムが「シリーズ化」し始めたのは2009AWから。パンツだけで見てみると定番シリーズを意味する「DWELLER」やワークウェアをモチーフとする「WORKER」、軍モノの「TROOPER」、バイク乗りの「RIDER」、西部農場主が着ていそうな「RANCHER」、学生を想定した「STUDENT」など、現在まで継続しているシリーズが同時期にデビューしています。その他にも「VOYAGER」「MECHANIC」「MOUNTAINEER」「PILOT」など、現在は展開していないシリーズも。「DWELLER」は「定住者」という意味合いで使われており、転じて「定番」「変わらない」モノを展開する時に使われています。
デザイナーの藤井さんは以前「そんなに凝り固まって決めているわけではなく、なんとなく区分けしているだけ」というようなことを仰っていました。確か。。。

 

DWELLER TIGHT FIT JEANSの話に戻しましょう。
DWELLER TIGHT FIT JEANSが誕生したのは2011AWのこと。当時は「DWELLER 5P JEANS TIGHT FIT」という名前でしたが、現在のディテールに繋がるデザインがこの時すでにほぼできあがっています。

 

DWELLER TIGHT FIT JEANSの特徴
 ・股上が深めで膝下が細いスキニーシルエット
 ・フロントボタンが隠しスナップに変更
 ・コインポケットの排除
 ・耳ナシ
 ・膝裏のダーツはステッチがない
 ・バックポケットがLeeを踏襲した曲線型
 ・全型共通してストレッチ入り

 

以上のルールがDWELLER TIGHT FIT JEANSのDWELLER TIGHT FIT JEANSたる所以です。2011AW〜ですから今年で4年。意外とまだ若いモデルだったんですね。
他のブランドのスリムパンツとの差もこのルールのもとで生まれてくるわけですが、とりわけ大きな違いは股上の深さではないでしょうか。

 
 
 

【股上が深いのでヒップラインが出にくい
nonnativeのパンツ全てに言えることですが、股上が浅いモデルは一つも存在していません。と言って過言ではないでしょう。最も浅いものでDWELLER TIGHT FIT JEANSです。それでも一般的なスリムパンツと比べると深めです。
股上が深いと股下に余裕が生まれます。ヒップ周りが大きく生地を取るので、スリムパンツにありがちな食い込みを避けることができます。男性にとってあまり語られませんがちょっと問題なところです。多少もたつきがあった方がヒップラインを見せずに済むのでカジュアルなパンツとしてはこちらが正解。腰パンせずにそれが実現できるのも、だらしなくならずに済む理由です。

 
 
 

【もも周りに若干のゆとりがありシルエットが自然】
そして、商品を平置きした時の形のフラットさ。これもかなり異質です。ES-WEBでは色んなブランドを取り扱っているので結構色んなパンツを撮影してきましたが、何もせずに長方形に平置けるのはほとんどありません。通常パンツを平置きにするとウエスト部分が開いたり、股が開いたり、パンツのパターンの特性上、平置きするとどうしても変形するのが普通です。しかしnonnativeのDWELLER TIGHT FIT JEANSは変形しません。
ボトムの外側が垂直なのに対し、内側は開いていますね。つまり、股側でテーパードを実現しているんですね。そのため長方形型になるようです。腿辺りから徐々に膝までカーブして膝から下はストレートになっています。この形が自然なフィット感を生み出します。
人間の脚の構造的に腿が太く膝下が細いのが普通です。その形状通りのシルエットをピタピタにせずに実現しています。ラバースーツみたいにピチっとしたパンツであれば脚の通りのシルエットが当たり前ですが出ます。そうではなく、あくまでパンツとして自然な形としてのタイトフィットシルエット。
シルエットにこだわりをもつが故にアイテム単体で見た時の仕上がりの完成度も高くなったということですね。パンツの作り込みは異常です。本当に。

 
 
 

【余計なシワが溜まらない】
最後にレングスのバランスです。ハッキリ言って他のブランドに比べレングスが短いです。これもnonnativeのパンツが人気のある大きな要因だと考えられます。僕もそうなのですが脚が短いんですね…そんな人たちにうってつけなのがnonnativeのパンツなんです。せっかくタイトフィットなのに裾にシワが溜まってしまうのはもったいないですよね。これもデザイナーの言葉ですが「日本人がなるべく裾上げせずに穿けるレングスにしてある」ということで、敢えて短めにしてあるようです。ありがたいことです。。。

 
 
 
 
 
 

ということで主観も交えつつnonnativeのDWELLER TIGHT FITのどこが魅力的なのかを見てきました。あとはお好みの素材を選ぶだけです。

 
 
 

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