MARKAWARE ポロシャツを今風に使いこなす

MARKAWARE ポロシャツを今風に使いこなす

こんにちは。

 

ポロシャツ大好き人間です。
男性にとって夏場のトップスのバリエーションの少なさたるやありません。暑さと引き換えに長袖を着る選択肢もありますが、汗っかきな私にとってはそれすら生地が限られてきます。通気性の凄まじいリネンや鹿の子ならばまだしも、ロンTEEやスウェットは論外。花火やキャンプで夜中外にいることが長い時くらいです。

 

ポロシャツといえばいかにも「おじさん」な着こなしをおそれるアイテム。僕なんかは最近長袖のポロシャツが許容範囲になってきたお年頃ですが、サイズ感、着合わせ、色選び、この3つのポイントを押さえれば洒落た使い方は容易です。
マーカウェア的にはゆるりと着ていただきたい提案。

 
 
 

 

MARKAWARE / マーカウェア
A17A-06CS03B | SKIPPER POLO – ORGANIC COTTON / PAPER PIQUE | ¥22,680 (税込)

 

 

首元に深くスリットを入れた「スキッパー」タイプのポロシャツです。
一応てっぺんにボタンを引っ掛けるフックが存在していますが、昨今露出の多いオープンカラーシャツのような開襟仕様で着るのがいいですね。袖が長く、身幅が広く、着丈が短いモダンなシルエットを取り入れています。生地が固いと袖がパリッと外に広がってしまいますが、柔らかな生地のため生地が寝てそんなにワイドには見えません。
ふと風のゆらぎで袖や裾がゆらぐのが洒落ています。

 
 
 

スキッパーの付け根は四角く補強されているのですが、ここがさり気なくシルバーのステッチを効かせています。その縫製から下はプリーツ状に広がる仕組み。余分なシルエットを出さず、動きに合わせて広がりを見せてくれます。風通しも良くなります。

 
 
 

ふっくらとしたコットン鹿の子…と思いきやペーパーを混ぜ、さらにサラリとした肌触りと吸水性を実現。よく乾くので、夏は夜干して翌朝着られます。ペーパーは水に弱い、というのはただの紙のことで、王子ファイバーが作ったペーパー繊維は麻のように強く、洗い込むとより柔らかな風合いになるという抜群の生地です。存分に洗ってください。

 
 
 

合わせるのはマーカウェアらしくワイドパンツがセオリー。定番生地の「41カーキ」を使った極太シルエットのこれは日光に当たるとよく分かるようにキレイな光沢があります。上品ですし、カジュアルな雰囲気をドレッシーに寄せてくれます。
こういったパンツには高さのないシューズがよく合います。サンダルなんかも良いですね。

 
 
 

今回合わせたのはナイキエアウーブン。高さがなくボリューム少なめな良いシルエット。オペラシューズやローファーのような品のある形で、スキニーはもちろん、ワイドパンツとの愛称がとても良い。
コイツが出てきた90年代代にはそういった「提案自体」が無かった(組み合わせていた人はいたでしょうが…)ので、時代とともに発見された組み合わせですね。

 
 
 

上下ネイビーに白で足元を抜いた今回のスタイリング、色使いも形も大人らしく夏の軽やかさもある提案です。ぜひ参考に。

 
 
 
 
 


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STAFF A
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