上品な春アウターに、ATONのコットンニットカーディガン
- 2020.02.26
- MARKAWARE
こんにちは。Nです。
春が近づくと欲しくなるアイテムのひとつにカーディガンがあります。
カーディガンはTシャツの上からでもシャツの上からでもOKで、アウターの中に着込むこともできるバイプレーヤー。ちょっと上に羽織が欲しいと思うことが多い春に欲しくなりがちです。
星の数ほどあるカーディガンの中で、ESではエイトンのコットンニットカーディガンをセレクトしています。
SUVIN COTTON OVERSIZED CARDIGAN
AT-KRAGBM0103
¥31,900
モデル…身長180cm、65kg、サイズ6着用
シャツ…古着(ラルフローレン)
パンツ…古着(リーバイス505)
スウェットの鬼かと思うほどマニアックにクオリティを突き詰めているエイトンが作った、至極真っ当なカーディガンです。
春にうってつけのコットンニットは、通常エイトンでTシャツを作る時にも使われているスビンコットンを採用しています。ESではもう聞き馴染みのある素材だと思いますが、繊維の長い「超長綿」と呼ばれるものです。細く長い繊維は手触りが良く光沢があり、見た目とは裏腹にとても丈夫な繊維です。スビンコットンはその超長綿の中でも最も長いものとされています。
スビンコットンはインドのもので、他の超長綿とは違って「ハイブリッド」。
親となるコットンはインドのスジャータ種と、カリブ海西インド諸島のシーアイランドコットンのヴィンセント種。この二つの頭をとって「SU」「VIN」と名付けられています。
細かい話ですが、ざっくり言うと「めちゃくちゃやばい親同士から生まれた子供」がスビンコットン。
触っていただければすぐに分かるとんでもない良質な手触り。触らずとも分かる艷やかな表情ととろみのある生地の落ち具合。エイトンではかなり細い90番手という細さで紡績しています。
柔らかいだけでなく、編地を見るとキリッとした印象も持ち合わせていますが、生地に仕上げる時の工夫によるものです。ウールとは異なり起毛感が少ないのもそういった印象をプラスしている要因ですね。
名前の通りオーバーサイズにできていますがパターンがまたよくできていて、スウェット同様、肩から二の腕付近はルーズに、そして肘下はフィット感のある細身にしたテーパードシルエットの袖。身幅は若干ゆとりがあるくらいで、ボタンを開けて着た時にも下品にならないバランス。
前立てが編地続きになっていてフラットに見えるのがキレイですね。ノーカラージャケットを着ているかのようなルックスです。
袖もキレイに仕上げてあって、クシュクシュとギャザーが溜まらないように気遣いがされていますので、肘下のフィット感をうまく活用しスッキリと見せてくれます。
モデルは石川くんでした。
普段こういう格好をしない石川くんですが、上品なパパ感が強まった気がします。
ブラックもあります。
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