nonnative 2020SS DWELLER TRAINERとCONVERSEのALL STARと比べてみた

nonnative 2020SS DWELLER TRAINERとCONVERSEのALL STARと比べてみた

こんにちは。Nです。
久しぶりとなるノンネイティブのDWELLER TRAINER。ノンネイティブの定番に君臨するハイカットスニーカーですが、ここ最近は別注や直営店限定など特別なタイミング、販路でしか見ることはありませんでした。
調べたところによれば16AWにハイカットのカウスエード、17SSにローカットのカウスエードが出て、以降は通常展開していないようです。コットンキャンバスとなるともっと前。5年以上前になるのかなと思います。

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
DWELLER TRAINER COTTON CANVAS
NN-F3704
¥20,680

ALL STARタイプのハイカットスニーカー。ヴィンテージウォッシュかと思うくらい洗いが強めにかかっていて、しっかり濃淡の目立つ色ムラが特徴です。8ホールでトゥキャップがついたオーソドックスなデザイン。以前はヒールにパッチが付いていましたが、ロゴやパッチは一切ありません。アウトソールにブランドロゴが入っているくらいです。

 
 
 

ブラックもオフホワイトも褪色が見られます。おそらく一点一点製品ムラがあると思いますので、ご了承いただければと思います。洗っているせいかラバーの部分も製品によっては傷や汚れの付き方も異なります。個体差だと思ってください。

 
 
 

シューレースは丸紐。コットンシューレースはギュッと縛るとほどけにくいのがいいですね。平紐と違って裏表がないため紐通しは案外楽です。真っ白ではなく生成りっぽいホワイトのシューレースに加え、黒のシューレースが付属します。

 
 
 

昔のチャックテイラーに見られたサイドの三角ステッチを踏襲しています。屈曲する箇所であり、ぶつけやすい箇所でもあるこの部分の補強は、バスケットボールシューズを由来とするディテールです。完全なタウンユースと化した現在のALL STARには見られません。

 
 
 

チャックテイラーやALL STARですとシュータンの縁はロック縫いされているのですが、DWELLER TRAINERはギザギザのステッチ。なんてことない部分ですが印象が変わります。

 
 
 

アウトソールは前述のようにロゴ入り。全体的には波状のパターンを採用しています。

 
 
 

かかとを支える補強部分はより一層色ムラが見られます。縁がちょっと濃くなっているといいますか、色落ちせず色が残っているような感じになっていますね。

 
 
 

上がDWELLER TRAINER、下がALL STAR。
ちょうどALL STARがあったので並べてみました。単品で見るのと違って結構差を見つけることができますね。アッパーのキャンバスもALL STARはツルッと綺麗なキャンバスであるのに対して、DWELLER TRAINERは色ムラとともに生地のシワやアタリが出た凹凸のある風合いになっています。同じ8ホールですがシェイプも違いますね。横から見るとDWELLER TRAINERの方がカーブが緩いですね。サイドのラインも入っていません。

 
 
 

左がALL STAR、右がDWELLER TRAINER。
ソールの高さも1cmくらい違いますが、これは外側に巻いたゴムが広めなだけで、実際は黒いラインよりも低い位置にインソールがあります。穿いた時にソールの存在感が大きくなり、やや厚底っぽい雰囲気になってます。

 
 
 

左がDWELLER TRAINER、右がALL STAR。
フロントのダイヤ型の型押しラバーも厚みがあります。DWELLER TRAINERの方がダイヤが一つ分厚みがありますね。フロント自体の高さはそんなに違いがないように見えますが、つま先の反り返りがあるALL STARに対して、そこまで反り返りが強くないのがDWELLER TRAINERの特徴。

 
 
 

左がDWELLER TRAINER、右がALL STAR。
トゥキャップは大きな差がありません。サイズ感も同じくらいです。ただやっぱりラバーの色合いが違いますね。ALL STARのラバーは真っ白、DWELLER TRAINERは色焼けしたような薄いクリーム色。ノンネイティブらしくはじめから使い込んでいるような雰囲気。汚れ加工はされていません。

 
 
 

左がDWELLER TRAINER、右がALL STAR。
アウトソールを見てみると、くびれが結構違います。ALL STARは革靴みたいにシャープなくびれで、DWELLER TRAINERはやや緩めのシェイプ。結果的にはトゥが広めになるので窮屈さは感じにくいかもしれません。トレンド的にも少し丸みを帯びたタイプやソールの厚いものが人気ですのでそれに合わせているのかもしれませんね。

 
 
 

奥がDWELLER TRAINER、手前がALL STAR。
シャフト(履き口の筒部分)の高さも差があります。DWELLER TRAINERの方が2cmくらい高くなっています。ノンネイティブの2020SSのパンツは特に裾にドローコードを備えたモデルが多いですが、DWELLER TRAINERの履き口上で裾を絞って穿くと足首周りがよりスッキリと見せられますね。アウトソールにボリュームを感じる分、足首のシューレースをギュッと絞ることでメリハリのあるフォルムを形成します。個人的にはココのディテールが最も大きな特徴かなと思います。

 
 
 

発売は2月29日12時頃を予定しています。
ノンネイティブの通販はお問い合わせでのみお受けしています。注文しても時間差で店頭で売れてしまうケースもありますのでご理解ください。早いもの勝ちです。

 
 
 

▼nonnative/ノンネイティブ商品一覧へ