UPDATE: 2013年11月08日
denim aging diary #18
青い
すっかり寒くなってしまった11月。
本格的にアウターが欲しいこの時期、デニム日記を再開します。
「近いうちに帰ってきます」なんて大口叩いておきながら全然遠くなってしまってすみませんでした。
夏の海企画やラウンジリザード吉村の乗っ取り企画など、スピンオフ的な展開が続いてしまって、肝心の進捗をお届けできておりませんでした。
本日はあの海で洗ったアーペーセーのデニム、どうなったのかを実際にご覧頂きます。
まず、あれからどれくらい経過したのかといいますと、実際に海に行ったのが8月だったので、3ヶ月程穿き込んだ状態です。
しかも実験者の小野君、「海の塩が落ち足りていない」ということで、もう一度洗っております。
着用画像。
あれ、青い!青いぞ!そのデニム、こんなに青かったっけ?というくらい青い。
海に入って、当事務所で日陰干ししていた小野君。
「なんか凄い青い」とぶつぶつ言っておりました。
物撮り。
良い感じにクタクタです。3ヶ月もあればそうなりますか。
8月は実際、多くのブランドが秋冬を立ち上げるタイミングなので、毎日は穿いていません。小野君も「他のものも結構穿いていたと」公言しています。それでいてこんな具合です。
フロント。
ポケット脇や股の跡がくっきりしてきました。
アウトシームの辺りも白く色が落ちていますね。ボタンフライの跡が前立てに浮き出てきています。
ヒゲは多くはないようです。
バック。
大きな変化はあまり認められません。
ポケット周りは相変わらず色落ちが早い模様。
バックの股下。
擦れっぽい色落ちがありました。
これは自転車乗りの特徴でしょうか。
膝。
結構ポコッと膨らんでいてビックリ。
アーペーセーのデニムはコットン100%で伸縮性はありません。
始めはかなり固いデニム生地だったのが信じられないくらいクタクタになっていて、膝も含め生地全体がかなり柔らかくなっています。
膝横。
もう生地時代がカーブしているのではと思うような曲がり具合。
膝だけフワッフワッです。ハチノスはそこまで強く出ていない印象。
膝裏一部。
画像では少し見にくいかもしれませんが、点々とした黒い汚れ?のようなものを確認。
なんでこんな風に黒く着色したのか、謎です。
裾先。
内側は色落ち進行早め。
ステッチ周りも色落ちしてきていますね。
ロールアップしていた折り跡が残っています。
ようやく結果報告できました。
さて、ノンネイティブも報告しますよ。
しかも報告はカミングスーンです。絶対に。
お楽しみに!