UPDATE: 2013年12月28日
denim aging diary #20
今年最後に観察をしなければ。
本日は12月28日。
一般職の方ならば9連休という怒涛のグータラウィークが始まるようでありますが、ES-webはもちろん仕事です!
キッチリ31日まで働きまくって年明けは2日からスタート。と…この記事で言うことでもありませんがデニムエイジングダイアリーです。
クリスマスが過ぎたら一気に年末感が出ますね。私はこの年末感が結構好きです。
仕事している方は納期があったり仕事を年末に詰め込んだりとご苦労の多いことかとも思います。
その辺りはESも同じで、店頭スタッフの疲労感たるやありません。
ジャムホームメイドのフェアがあったり展示会があったりセールが始まったりとてんやわんやです。
ということでほったらかしで遅れてすみませんでした。忘れておりませんよ。
今年最後に観察をしなければ。
今年最後を飾るのはキングオブデニムのA.P.C.でございます。
前回の最後では小野君が一時期穿きまくったマーカウェアのブラックジーンズをご覧いただく、というような話だったのですが、やっぱりそうはいきません。
ラウンジリザードの吉村君の横入りもありましたし、コレ以上更新を滞らせるわけにはいかないので…。
では経過を観察していきましょう。
と…その前に注意を一つ。
A.P.C.のデニムシリーズの価格帯が2014年より上がります。
例えばNEW STANDARDを始めとしたノンウォッシュのジーンズは現在16,000円(税抜き)ですが1月1日より18,000円(税抜き)となります。
されど2,000円、たかが2,000円ですが、私はこれを機にPETIT NEW STANDARDを購入し育てている最中です。
では経過を観察していきましょう。
あの「海で洗う」企画の後、塩っ気がとれないという小野君は2回ほど水洗いし、ぼちぼち穿き続けた結果。
この遠目から見ても、下がりヒゲが見えますね。
全体的にもいかにもインディゴらしい色合いに。
物撮り。
近くで見るとこんなになりました。いやあ凄く変わりました。
前回のA.P.C.の経過観察(#18)の時も色抜けたなあなんて思いましたが、より一層青々しいインディゴ。
古着屋で見かけたら「お、ちょっと良いな」と思ってしまいそうです。
フロント。
前回と比べたら色は大きく差が出たほどではありませんが、ヒゲの深さが増しています。
ポケットの手入れの部分のシワも良い感じ。こういう所がカッコ良いですね。
バック。
バックヨークの縫い目が重なる部分なんてもう白くなってしまいました。
ポケットのカンヌキも出っ張っているので、色落ちが激しいです。
ポケットのセンター側になる部分も色落ちが目立ちます。
座ったりして何かに接触する可能性の高い部分ですからね。
ボタンフライの前立て。
ボタンの跡が浮き出てきました。前回よりも目立っています。
縁も色落ちがわかりますね。
股下。
ここのヒゲはジーンズの要でもありますね。
ヘタをするとダメージが度を越えて破れてしまう箇所でもあるので注意が必要です。
洗濯を過度に避けてヒゲをつけようとすると稀にヒゲがそのまま破れてしまうこともあるそうです。
ここが破れるのはちょっと勘弁…。
ポケット脇のサイドシーム。
ここのシームを越えたヒゲの付き方をするとカッコよく見えますよね。
若干越えつつあるのですが、もう一歩。
ちょっと汚れもあります。
膝。
ボコッとした膨らみだけでなくしっかりと色が落ちてきました。
ユーズド加工でも腿や膝の色落ちをしたものが多くありますが、ここは色落ちしやすい部分。
脇から伸びるシワもあいまってカッコイイディテール箇所ですね。
膝裏。
ハチノスが大分成長してきました。
シワを伸ばしても多分すぐこの形で形成されるでしょう。
シワに合わせて色も落ちています。
裾。
小野君は脚が長いせいかシワっぽさはあまり残らないですね。
縁の部分は色落ちしますが、A.P.C.のジーンズの裾先はチェーンステッチで始末していないので、ボコボコとしたアタリは出にくいかと思われます。
丈詰めもしたのですが、A.P.C.の仕様に準じてシングルで丈詰めしたのが小野君のこだわりです。
裾折り返し。
たまにこうして一つ折りにして穿くそうなので折り跡は若干残ります。
裏から見ると白い綾織りの中に折った青い線みたいなものが浮き出てきます。
さて、今年もデニムエイジングダイアリーがお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
と言ってももう残り2ヶ月程となってしまいました。
あと何回日記を書けるのか…!
また来年お会い致しましょう。
良いお年をお迎えください。