爽やかに上品に着こなす、夏の男たち -Lounge Lizard編-
「SUMMER DUDE(夏の男)」と題した本特集では、そのテーマの通り夏にフォーカスしたスタイリングを披露。梅雨まっただ中のこの時期にサッパリと着られ、その先の真夏でも楽しめるリアルな着こなしを皆様に楽しんでいただける特集です。
更に、一つ一つの着こなしに対して、ショップスタッフから具体的な言葉で魅力をお伝えしています。
色、シルエット、素材、様々な点でこだわりを見せてくれるLounge Lizard(ラウンジリザード)。他とはちょっと違う大人な夏のコーディネートをこれからの時期の参考にお使いください。
オシャレになることでできる経験や、体験が必ずあります。ファッションを通じて、誰よりも夏を楽しむ男になろう。
オールブラックを爽やかに着こなす夏
北原(以下、キタ)「今期サマーニットが凄く人気なんですけど、夏に着るデイリーウェアとして昔でいうポロシャツに打って変わってきているんで、それを着て。色味も靴も含めてオールブラックにしています。夏だからって敬遠しがちなブラックをまとめて着て…手にシャツを持っていますけど気温によっては着ても良いし腰に巻いても良いし。真っ黒でも素材の変化だったりダメージ加工で肌が見えたりして爽やかに涼しげに見えます」
スタッフA(以下、工一)「重ね着もしてますよね」
キタ「ただ気持ち長めのタンクトップ着てるだけなんですけど」
工一「これが効果出てるなって感じがします」
キタ「ネックレス含めてポイントで少し明るい色を差すことでモッサリすることのないようにしています。タンクトップは過去のカーリーのです。大きめのを選んでいます」
工一「ああ!カーリーか、なるほどね」
淡いトーンで合わせて清涼感を出す
スニーカー(adidas Originals) | ¥15,120
キタ「淡目のトーンで全身を作ってます。こちらでもクラッシュデニムを使っています。10オンスという生地の薄めのデニムを使っていて、真夏でもムレが少ないのと色合いが涼しげになるのが良いところ。トップスも明るい色のサマーニットを使って統一しています。6月から7月は気温によって梅雨時期は肌寒かったりするんで、腰巻きにしているシャツを着てもいいよっていう提案ですね。上下デニムで合わせるのが流行っていますが、初めての方でも抵抗のないようにこのコーディネートを作っています」
工一「足元はスタンスミスですね」
キタ「そうですね、黒にしても良いんですけど思い切って明るく振っています。リュックをよく背負うんですけど、そこで色を引き締めている感じです」
ザ・ラウンジリザードなスタンダード
キタ「真夏を想定して着ている服もシャツ、パンツ、サンダルっていう誰でも着るであろうスタイリングなんですけど、1トーンで。チェックシャツは袖を一つまくって露出を大きくしてタイト感を強調しています。チェック柄って子供っぽく見えがちなんですけど、ゆるくすればするほど子供っぽくなっちゃうんで、少しタイト目に着ることで大人っぽく落ち着いた印象にできるのでそういう着方をしています。サンダルも色を合わせてグレーをチョイスしています」
工一「これ…なんか…最近の『ザ・ラウンジリザード』な感じがしますね」
キタ「そうですね。チェックシャツも最近色味が派手なやつよりも、こういう白ベースに一色とか黒ベースに一色とかそれくらいのが若すぎなくて良いというか。僕みたいに30代超えてくるとあんまり色使うと派手になっちゃうんで…グッと抑えるにはこういうのが良いですね」
気温差に合わせられるスタイリングを意識
キタ「ボタニカル柄のショーツで…ラウンジリザードにしては珍しいアイテムです。アイテムのパワーがしっかりしているのでコレ穿けば完成って感じです。ただ、スラックスショーツにTシャツだと子供っぽくなりがちだったり、着る人を選んでしまうかなと思うので、羽織ものを肩がけするくらいの…気温に合わせてどっちにも振れるようにサマーカーディガンを肩がけしています」
工一「他の2つのスタイルもすぐに着られるようなスタイリングにしていますね」
キタ「そうですね。半袖短パンで出かけられるのって30度超えるような気温が理想だと思うんですが、車移動がメインだと半袖短パンも可能なんでしょうが、公共交通機関や飲食店で温度調整って結構難しいというか…急に寒いとか」
工一「ああ…あるよね(笑)」
キタ「よくあるんで、僕は夏でも羽織ものを必ず持ってる」
※コメント収録時に肩がけしていました。
工一「今まさにそうだもんね(笑)」
キタ「そういうファッション。ちゃんと結ばなくても肩から掛けておくだけでもいいのと、あとは機能的にも必要。で、着ているTシャツは実はヘインズです」
工一「おおお(笑)そんな布石が。ジャパンフィットですか」
キタ「ジャパンフィットのVネックですね」
シンプルで奥が深い真夏の着こなし
キタ「より真夏想定で、プリントTシャツにパンツにサンダルっていうすんごいシンプルなスタイルなんですけど」
工一「おれコレ好きだな(笑)」
キタ「(笑)ちゃんと『白黒しかきていない』とか、変えるとしたらTシャツが黒に変わるくらいで…基本はパンツ、サンダルは真夏このまま過ごそうかなと思ってて」
工一「やっぱクラッシュデニムなんだ」
キタ「イチオシですね。風通しが良いこともあるし…製品は全然穴が開いていないんですけど、僕は個人的に多めにクラッシュさせてるんですけど」
工一「カスタムしてるもんね」
キタ「だいぶ。Tシャツは袖を少し短めにして着ています。パンツがスーパースリムでサンダルもスッキリしているんで、Tシャツは敢えて大きめにしてます。夏場のTシャツなんで今だったらルーズに着て、下は細めに使う。見た目に余裕があって良いかなっていう」
工一「これさ…白T一枚を着ている風に見えるけど、これもちゃんと重ね着してるんだよね」
キタ「白タンクトップ着てますね」
工一「白白レイヤードカッコいい」
キタ「最近は色を揃えることが多いですね。個人的な好みですけど。あとは全部のスタイリングでロングネックレスを着用しています」
工一「これはもう日々愛用してると」
キタ「これはもう日々愛用してるしマストアイテムです」
同時公開したATTACHMENT / KAZUYUKI KUMAGAIの特集も是非ご覧ください。