品よく着れるのに決め過ぎないKAZUYUKI KUMAGAIのセットアップが今の気分

こんばんは、佐鯉です！

突然ですが、秋冬になるとセットアップを着たくなりませんか？
明日から9月に入り徐々に気温も下がり重ね着を楽しめる良い時期になってきますし、オーバーサイズのセットアップは着込むことで本格的なアウターが必要になってくる初冬まで、素材によっては春も着用を楽しめるので単純に長い時期愛用していただけます。
本日は先週発売したばかりのATTACHMENTのセットアップをご紹介したいと思います。

AB12-207　WOOL GYABARDINE FLIGHT JACKET
KJ12-016　COTTON JERSEY GRAPHIC PRINT T-SHIRT
AP12-208　WOOL GYABARDINE TWO PLEATS TAPERED FIT TROUSERS
KA12-021　COW LEATHER SQUARE TOE ONEPIECE BOOTS

まずはジャケットから。
近年ATTACHMENTでは化学繊維を使用したアイテムが多かったですが、今季は天然繊維を使用したアイテム展開が多くなっています。
こちらはウールを100％使用したフライトジャケット、生地はよくコートなどに使用されるギャバジン生地を採用しています。私も同素材のパンツを持っていますが、ギャバジン生地は耐久性に優れており2〜3年は穿きましたが毛玉や毛羽などは一切無く今でも愛用しているくらいタフな生地。ウール100％ですが面倒なケアも要らず長く着用できる所に非常に魅力を感じます。

サイズ1を着用していますがこれでも十分なゆとりがあり、ライトアウターではありますがニット・スウェット・パーカーを着込んでしまえば本格的な冬アウターの出番が来るまで活躍してくれるでしょう！デザインソースはフライトジャケットとなっており、ミリタリーベースではありますがミニマルに仕上げているので上品で落ち着いた印象に。

袖には調節可能なベルト、襟にはチンストラップが備えられており容易にシルエットの変更や襟を立てたスタイリングが楽しめます！
フライトジャケットというとMA-1を連想しますが、チンストラップがあるのでB-3と呼ばれるフライトジャケットがベースかもしれません。当時は防寒対策に一役買っていたディテール、実用性もさることながら程よいアクセントとして機能してくれます。

インナーにはモードグラフィックが印象的なカットソーをチョイス。
セットアップのインナーに入れるだけでグッとモードな雰囲気が増していますね。シンプルなセットアップだからこそ映えるフロントのグラフィック、こういったカットソーがあればシンプルな洋服もマンネリ化せずに済みそうです。
インナーとシューズは同色のものを選び色のつながりを、潔く使う色を2色に絞ることで統一感をアップさせました。

パンツはKAZUYUKI KUMAGAIの定番アイテム”ベルテッドワイドテーパードパンツ”をベースにマイナーチェンジを施したパンツ。
変わった点は大きく2つ、タックの仕様・センタークリースが挙げられます。まずはタックですが、こちらはウエスト下2cmほどタック上部を縫い合わせています。これをすることでタックによる腰回りの余裕は残しつつも腰回りの膨らみを軽減しており、ワイドパンツながらよりスッキリとしたシルエットに。
さらにセンタークリースを入れることでより品の良い顔つきに。また、センタークリースのおかげでパンツに奥行きが出るので、裾幅こそありますが視覚的にスッキリとした印象にさせています。

横から見ると裾幅はありますが、野暮ったさは皆無。
リラックスシルエットながら以前のモデルよりスラックスライクになったイメージです。生地も厚すぎず、ウール感が抑えられた風合いなので秋〜春まで難なく着用できそうです。今回はブーツと合わせてドレッシーなスタイリングにしましたが、スニーカーとも相性が良いですね◎

9分丈でテーパードをキツくかけているのもスッキリと穿けるポイント。
9分丈で裾にたまりが出来づらいのでどんなシューズにも合わせやすく、迷ったときにこれを穿いておけば間違いないくらい万能なパンツです！スニーカーならAIR MAX 90や95、エアフォースワンなどボリュームのあるスニーカーと合わせるとスタイリングが組みやすいですよ。