3シーズン跨いで着用できる！シンプルながら少し遊びの効いたKAZUYUKI KUMAGAIのジャケット

こんばんは、佐鯉です！

昨今はリラックス感のあるアイテムの需要が高まっていますよね。例えばノーカラージャケットやトラックジャケット・ブルゾンなど、私も気軽に袖を通せて恰好がつく物についつい手が伸びてしまいます。
そして、本日はKAZUYUKI KUMAGAIの先日リリースされたばかりのジャケットをご紹介します。シンプルな顔つきながらKAZUYUKI KUMAGAIらしい遊びを効かせており、”お出かけする際に思わず着たくなる”そんなジャケットに仕上がっています。

表面は無地でシンプルな使い勝手の良さそうなジャケット。
ウールを100％使用したギャバジン生地、通常ギャバジンは緻密に織られているのでハリや硬さがある程度出てしまうもの。しかし、このジャケットは肌当たりが柔らかくごわつく感じも全く無く着心地良好。少し前にリリースされたフライトジャケットと比べても断然柔らかいです。

アーム・身幅は広くジャケットながらこれならインナーを調節して、冬アウターの出番が来るまで活躍しそうです。着丈はやや短め、この手のジャケットは着丈が長めのカットソーとぜひレイヤードしていただきたいですね〜
そこまで厚手では無いので出番は早くきそうな予感、インナー次第でシーズン跨いで着用できるジャケットは間違いなく重宝しますね。

袖にはスナップボタンが設けられておりシルエットを変更できると共に、寒い時期であれば風の侵入を防ぐ役割も果たしてくれます。このあたりはゆとりのあるサイジングだからこそ活きてくるディテール。
スッキリめのパンツと合わせる時は絞って、ワイドパンツならそのままリラックス感のあるスタイリングを楽しむのも一つ。

一見ATTACHMENTのようなシンプルな見た目ですが、実は裏地にKAZUYUKI KUMAGAIらしいテイストが盛り込まれています。KAZUYUKI KUMAGAI今季のテーマでもある絵画作品からインスピレーションを受けた水彩画のようなタッチの裏地が採用されており、シンプルな表地だからこそ小気味いいアクセントとして機能します。

そしてもう一つ特徴的なのはジャケットとしては珍しくベルトが付属している点。ベルトの裏側にも裏地同様のデザインが施されており垂らしてアクセントとしても◎
フロントにジップも設けられていますが、ベルトで留めて2WAY仕様で着用も可能。また、ベルトは内側・外側にも出す事ができるので、プレーンな見た目でありながら様々な着こなしを楽しめ飽きること無く長く愛用していただけそうです！

少し遊びの効いたジャケットなのでシンプルにまとめました。
ジャケット自体身幅が広めなので腰回りにボリュームのあるワイドパンツをチョイス。そうすることで腰回りが馴染みスタイリングに一体感が生まれます。

ジャケット・インナー・パンツはそれぞれカラーが違いますが、グラーデーションが出来るよう意識しています。
そうすることでスタイリングに動きが付きますし、これまた一体感の底上げに繋がります◎

ジャケット・ネックホルダー・シューズをブラックで統一することで引き締まった見え方に。
品よく合わせたかったのでレザースリッポンを選びましたが、ここをスニーカーに変えてもうまくハマってくれます。スニーカーならボリュームのある物がオススメ、ジャケット自体オーバーサイズなのでそういったスニーカーの方がスタイリングが組みやすいと思いますよ！

ごちゃつきのないこれくらいのデザイン性なら手持ちのアイテムともスッと馴染んでくれそうですよね。防風性も高いので秋〜春の微妙な気温の時期の強い味方になってくれそうです。

最後に細かい部分ですが、ジップはUNIVERSAL社の物を使用しています。（ATTACHMENT・KAZUYUKI KUMAGAIはYKKのエクセラを使用することが多いです）
ジップ本体はYKKの物になりますが鈍い光沢のある引き手でヴィンテージ感のある雰囲気がかっこいいです。
またポケット内側には2020AWで見かけた刺繍があしらわれています。周りから見える部分ではありませんが、ジップ同様こういった細かい部分までこだわって作っているのを見るとより一層愛着が湧きますね。