発売前から名作の予感のするnonnative TROOPER EASY PANTS POLY TWILL Pliantex®

こんにちは。Nです。
3月7日発売するノンネイティブのTROOPER EASY PANTS POLY TWILL Pliantex®が名作の予感がしてなりません。これはヤバいです。20SSでは個人的ベストかもしれません。

カーディガン：MINIMALIST CARDIGAN – WOOL MOHAIR TROPICAL
シャツ：COMFORT FIT SHIRT – ORGANIC COTTON SHIRT SOKTAS
シューズ：私物
モデル：身長180cm、体重65kg(全てサイズ2を着用)

〈TROOPER〉シリーズといえば、ミリタリーをルーツにもったアイテムをラインナップしているレギュラーシリーズなんですが、〈TROOPER PANTS〉は今までカーゴパンツやパラシュートパンツなどのアイテムで使われる名前で、腿にポケットがあったり、フロントポケットを立体的にデザインしたり、ファスナーを多用したりと、ミリタリー然としたものだけでしたが、ここへきてツルッとしたシンプルなものが登場しました。

おそらくヒントになっているのは、ミリタリーの中でもトレーニングパンツの方。カーゴパンツやパラシュートパンツをオンとするならば、今回のモデルはオフ。USアーミーなんかが汗をかいてランニングしている時に穿いてそうなナイロンのパンツがモチーフなのかなと思います。そこでナイロンではなくノンネイティブが気に入って使っている、第一織物が開発した「プライアンテックス」を生地に採用し、運動性に長け、ベタつきがなく、防風性・撥水性・透湿性をもった機能的で都市生活に見合ったパンツとしてリファインしたものが今回のTROOPER EASY PANTSです。

イージーパンツですのでベルトは要りません。ゴムが入っており、更にスピンドルによる調整でフィット感を高められるようできています。裾にも同じくスピンドルを入れて、絞ったシルエットでも楽しめるようになっています。20SSのノンネイティブは以前のブログでも書きましたようにドローコードやスピンドルを起用したモデルが豊富に展開されています。このアイテムもそのひとつ。

裾を絞った時のクシュッとした形がプライアンテックスは非常に優秀です。程よく柔らかく、程よくハリがあってバランスがとりやすい。プライアンテックスのアイテムは長らく展開していますが、少しずつ生地感が違います。今回のは割としっかりした印象があります。
それからボトム外の縫い目の周りにシボシボと小さな引き攣れが見られますが「パッカリング」という仕様です。こなれた雰囲気が出てシンプルなのに表情を生み出してくれます。細かいところですが拘りを感じる部分でもあります。

これに良く似たパンツにノンネイティブ×グラミチ×スタイリスト私物のCLIMBER EASY PANTSがあります。あちらはクライミングベルトを備えたイージーパンツですが同様にプライアンテックスを使っており、シルエットも似ています。TROOPER EASY PANTSの方が全体的には緩めな感じがしますので、シルエット自体は初期モデルのCLIMBER EASY PANTSに近いかもしれません。CLIMBERが好きな人は絶対好きなモデルです。

トップスに合わせたのはマーカのミニマリストカーディガンと、マーカウェアのコンフォートフィットシャツ。パンツはアクティブな感じがあるのでシャツとカーディガンで小綺麗にまとめています。この着合わせ方も私は好物です。

裾を絞ってソックスチラ見せが模範解答。ソックスは少し厚めが良くて、色は絶対に白で合わせてください。色モノ・柄モノはあんまり…だと思います。個人的に。あくまでシンプルに清潔感をもって使うのが良いでしょう。シューズもローテクの方が良いなあと思いますね。

ポケットの袋地はメッシュを使っていました。スマホ対応内ポケットも継続しています。今まで右ポケットだけだったのですが、左ポケットの中にもありましたので、利き手が変わっても対応するようになりました。春夏ですから通気性が良いのは嬉しいですね。プライアンテックス自体そこまでムレは気になりませんがより一層快適に。ちなみにプライアンテックスは洗濯してもすぐ乾きます。ここもありがたい。

プライアンテックスはパンツにすると本当に便利で楽で手放せなくなります。突っ張る感じはまるでなく劣化もあまり分かりません。私も1年以上プライアンテックス製のパンツを穿いていますがまだ全然エイジングが進んでいません。思いの外タフです。化学繊維でできているのに、エイジングしてもなかなか良い味が期待できるみたいですね。

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