大人も気負わず使えるmarkaのスタンドカラーブルゾン

大人も気負わず使えるmarkaのスタンドカラーブルゾン

こんにちは。Nです。
マーカから届いた新型のスタンドカラーブルゾンがとても良さそうでしたので紹介します。襟高で立たせても寝かせても表情が変わって楽しめる、なおかつベタつきのないウール/モヘアのサラサラとした肌触りとスーツのような品も漂わせたブルゾンです。

 
 
 

marka / マーカ
STAND COLLAR BLOUSON – WOOL MOHAIR TROPICAL
M20A-05BL01C
¥48,400


Tシャツ:【ATON】 FRESCA PLATE OVERSIZED T-SHIRT(サイズ6)
ボトムス:【I】COTTON EASY SLACKS(サイズ3)
キャップ:私物(【rajabrooke】 NYLON CHAMBRAY CAP…店頭にて販売中)
シューズ:私物(【adidas Originals】 COUNTORY)
モデル:身長180cm、体重65kg(紹介アイテムはサイズ2着用)

 
 
 

シーズンを追うごとに洗練が増していくマーカ。より一層大人っぽさや品の良さが出ていて40〜50代でも難なく着られそうな印象があります。一方で20代の方が着ていても無理がなく、デザイン性はありながらもシンプルに纏える洋服に仕上がっています。
こちらのスタンドカラーブルゾンもコットン地やポリエステル地ですと、おそらくもっとワークウェアやスポーツウェアらしさが出るのだと思うのですけれど、ウール/モヘアのトロピカル(清涼感が強い夏向きのスーツ生地)を使ったことで今の東京っぽいニュートラルさが醸し出されています。

 
 
 

イメージとしてはドリズラーがヒントになっているのかなと想起させる形。ドリズラーはスタンドカラーではなく襟モノですが、立ち上がった部分を寝かせて使うとそんなふうにも見えます。昨今のハーフジップウェアのトレンドもあって立ち襟の使い方の変遷が徐々に変わってきていますね。例えばこういった首の高い襟は今まででしたらしっかりファスナーを閉じて使うのがセオリーとされてきたのに対し、最近は寝かせて、言い方はアレですけどちょっと「いなたい」感じに使うのも浸透してきています。

 
 
 

このブルゾンはやはりマーカらしいなと思うところがいくつもあって、例えばこの裾まわり。気づかない人は気づかないままかもしれませんが、縫い目が見当たりませんね。スーツのジャケットと同じで裏側の裏地と合わせて縫ってあるため無駄のないルックスに仕上げています。上品さはこういった細部からも感じられます。

 
 
 

襟の縁や袖先も同様にスーツのように表に出ている部分は無縫製のように見えます。同じスタンドカラーブルゾンが他にあったとして、こういう部分に気を実際問題工賃が上がると思いますのでなかなかできないのもあると思います。マーカ(マーカウェアも)はその辺、さすがの完成度。

 
 
 

肩はもちろんドロップショルダー。今やどのブランドでもオーバーサイズのシルエットを用いた洋服が多いのでこのディテールは外せなくなってきています。むしろドロップショルダーならトレンドらしさが否が応でも出る、くらいは浸透したのではないでしょうか。

 
 
 

着丈は少し短め、身幅は広め、袖は太め、肩は大きめ。トレンドの形を凝縮したような春のブルゾン。着こなしのバリエーションも豊富で無駄な要素は全くない、わりと完全無欠のアウターではないでしょうか。トレンド性が強いからと若者だけに留めておかず、こういう着やすいアイテムはさらに大人の方にも手にとっていただきたいです。

 
 
 

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