キチッとしてるけどキメずに使える、KAZUYUKI KUMAGAIの大きめテーラードジャケット

キチッとしてるけどキメずに使える、KAZUYUKI KUMAGAIの大きめテーラードジャケット

こんにちは。Nです。
冬はニットやスウェットやパーカといった肉厚な服をよく着ていましたので、春になると真冬には使わない薄手のものやカジュアルより少しシャキッとしたアイテムを選びたくなるのが心情というものです。特にここ数年ストリートの波は落ち着いたとは言っても衰えることはせず、天の邪鬼には他のものも手に取りたい気持ちもふつふつと湧いてきています。
2020年に欲しいなと思うのはストリートっぽい洋服は使いながら、それにプラスする少しシャキッとしたアイテムなんです。例えばカズユキクマガイの裏地のない大きめのテーラードジャケットなんかがそう。

 
 
 

KAZUYUKI KUMAGAI / カズユキクマガイ
タスランNyストレッチ 2Bジャケット
KG01-010
¥41,800


スウェット:KAZUYUKI KUMAGAI コンパクトライト裏毛 クルーネックL/S(サイズ2)
ボトムス:nonnative COACH EASY PANTS COTTON SWEAT(サイズ0)
シューズ:nonnative DWELLER TRAINER COTTON CANVAS
キャップ:私物
モデル:身長170cm、体重57kg(紹介アイテムはサイズ2を着用)

 
 
 

柔らかくナチュラルな風合いを化学繊維で実現した、タスランナイロンを使った2つボタンのジャケットです。
80年代によく見られた肩パッドの入ったいかついジャケットがありましたよね。ああいうサイズ感を今の着こなしにするとこうなるのかなと思います。裏地をつけず、パッドは入れず、カットソーのように気軽に羽織れるようにしたもの。先シーズン頃からある形で、ドロップショルダーになったり身幅、袖幅に太さを残したオーバーなサイジングはまさに今らしさのある形です。

 
 
 

タスランナイロンは、糸を撚っていない「無撚糸」で、繊維同士の絡まりを強くすることでカサを高くする加工したナイロンのことです。薄く軽いのにカサがあって生地感はしっかりしています。ナイロンのシャリッとした風合いもありながら細かいシワが入って表情は天然繊維のような豊かさがあります。ジャケットながら4万円とちょっとで手に入るのも嬉しいですね。

 
 
 

上着類で問題となるのは、カットソーやシャツはオーバーサイズなのにアウターが追いつかず袖が通しにくいとか、裾がシワシワしちゃうとかそういうのも悩みのタネですが、このジャケットは今のインナーのサイズ感に使っても大丈夫。オーバーなスウェットもシャツもキレイにレイヤーできます。むしろそういう使い方こそ次のステップじゃないかなとも思うわけです。

 
 
 

大きめのテーラードジャケットというとアイビールックにあるような、細くシェイプしすぎないブレザーのようなスタイルに代表されるフォーマルとカジュアルのミックス。ジャケットなんだけどスウェットを合わせても良いし、デニムを合わせても良い。そういう自由な着こなしに対応するジャケットってこういうものなのではないでしょか。

 
 
 

インナーやパンツはドカジュアルで、ジャケットをパッと羽織るだけ。2020年は個人的にそんなスタイルに注目しています。クルーネックのスウェットにスウェットパンツにスニーカーにジャケット。そんな着こなしもアリです。そういう着こなしを試してみたい。ストリート全開のスタイルからちょっと大人っぽく、でも可愛らしさもあるジャケットスタイルに憧れています。

 
 
 

モデルは珍しくオカザキでした。

 
 
 

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