半袖の下に長袖のレイヤード、もしかしてキテる?

半袖の下に長袖のレイヤード、もしかしてキテる?

こんにちは。Nです。
タイトルの通りに思うところがあってブログを書いています。なんか最近やたら半袖の下に長袖を着る人の数増えてない?って思っていて、少し前に遡るとそれってダサくない?みたいなギリギリのラインというか普通にナシだった着こなしでしたよね。おそらく洋服が好きな人なら分かってもらえると思うのですが…。ESSENCEのインスタグラムでもそういった着こなしが増えています。

 

その前にまた遡るとたぶん90年代のスタイルだったものが最初なのかな?少なくとも現代的な解釈ではそうだと思いますが、当時の着こなしとしては音楽と密接に関係したスタイリングだったんじゃないかなと思うんですね。メロコアバンドのミュージシャンだったり、渋谷系ミュージシャンのスタイルでそういったものをよく見た気がします。

 

そこへきて昨今の80〜90sブーム。90年代も徐々に年代が上ってきているせいか、いよいよこの長袖オン半袖のスタイルも再評価の時期が来たようです。

 

やっぱり一周すると着こなしも洗練されるのが世の常。そのまんま90年代のスタイルというわけにはいきません。今らしい使い方というものがあります。前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんな2020年版半袖オン長袖の特徴を紹介します。

 

シャツ:marka WIDE SHIRT – オーガニックコットン60/2-ブロード(サイズ2)
インナー:KAZUYUKI KUMAGAI 28//-超長綿天竺クルーネックL/S(サイズ2)
パンツ:marka RENCH SEAM PANTS – ウールモヘアトロピカル(サイズ2)
モデル:身長180cm体重65kg

 

まずはやはりオーバーサイズであることですね。今やジャストで着ることに抵抗すら出てきてしまったほどに定着したサイズアップなアイテム選び。90年代ならMサイズのTシャツにMサイズのロンTEEを合わせていたのでしょうけど、今ならXLとXL、あるいは長袖はXLで、TシャツはXXLみたいにどんどん上げていってルーズに着るのがセオリー。いまESSENCEで扱うアイテムはそれでなくともオーバーサイズめなシルエットが多いのでちょうどいい具合に着られます。

 

石川「夏は柔らかい色や明るい色を使いたくなるので割合を増やしながら、黒のインナーで引き締めた配色です」

 
 
 

スケートカルチャーのスタイル回帰を感じさせる着こなしがおすすめです。例えばフーディーにTシャツを重ねたり、オープンカラーシャツにロンTEEを差し込んだりするような感じ。ワッチキャップやジェットキャップなどをかぶっても良い。パンツはセンタープレスされたチノスラックスだったりバギータイプのデニムが今の時代ではよく使われるので、大雑把に言うとアメリカのストリート感を強く意識するのが良いのだと思います。マーカのアイテムを使ったスタイルですとシルエットは今っぽさが出つつ、大人っぽさがぐっと高まる感じになります。

 
 
 

シャツ:MARKAWARE PULL OVER SHIRTS – オーガニックウールトロピカル(サイズ2)
インナー:KAZUYUKI KUMAGAI 28//-超長綿天竺クルーネックL/S(サイズ2)
パンツ:MARKAWARE(サイズ2)
モデル:身長180cm体重65kg

シューズはオーセンティックなものをチョイスするのが良いでしょう。スタッフ着用シューズは私物のコンバース。あまり新品っぽくキレイに着るというよりは古着っぽいラフな使い方の方がそれっぽくなります。時代感を合わせる意味でもタイムレスなスニーカーがベター。エアフォース、オールスター、スタンスミスなど誰もが持っているようなもので対応できます。少し若いゾーンにはハイテク系のスニーカーもいいでしょう。

 
 
 

肩の位置は落として、あくまで大ぶりに見せるのが今風。こういった変則的なデザインもインナーの長袖を使うことでまとまりを出すことができます。

 

石川「共地のセットアップを作って上は半袖に長袖を差し込みました。大人っぽく使うにはセットアップも手段の一つ。色数は減らしておくのも大切です」

余談ですがボトムは裾を余らせないこと。クッションが多くできるとそれこそ一昔前のBボーイのようになり、今回狙ってるスタイルとは別物になります。クッションをあまり作らずに、なんなら白いソックスを見せながら組むのが今らしいスタイルです。

 
 
 

Tシャツ:KAZUYUKI KUMAGAI 50//2ロイヤルオーガニックコンパクト天竺クルーネックドルマンS/S(サイズ2)
7分袖:MAIN ATTRACTION PRESCOTTON 甘撚り AIR TUMBLER FINISH カットソー(サイズ2)
パンツ:KAZUYUKI KUMAGAI コンパクト30/2強撚ツイル ベルト付ワイドテーパードパンツ(サイズ3)
モデル:身長169cm体重55kg

 

プリントものじゃなく無地もので組み合わせることで大人の方でも無理なく取り入れられます。重ね着せずに一枚着一辺倒だったオーバーサイズのトップスもレイヤードを採用することで色の組み合わせも含めてぐっとバリエーションが広がるのでぜひ取り入れてみてください。プリントものを活かしたい時にはインナーとの色の差を抑えて使うと落ち着いた印象を保つことができます。

 

小野里「これからの季節ですと夏っぽい爽やかな色で合わせたくなります。7分袖と大きめのTシャツを合わせることでレイヤーの差を弱め使いやすく提案しています」

 
 
 

袖丈の差や色の差を弱めるというのは、レイヤードに抵抗がある人にとっても挑戦しやすくおすすめ。オーバーサイズのTシャツは肘周りまで袖がくるので、7分袖のインナーを使うとほんのり重ねるくらいの雰囲気になりますね。

 
 
 

Tシャツ:UNDERCOVER TEE REAL ESTATE(サイズ2)
インナー:KAZUYUKI KUMAGAI 40/-フレスカ天竺クルーネックドルマンL/S(サイズ2)
パンツ:私物
シューズ:ATTACHMENT Peダブルラッセル ZIPローカットスニーカー
モデル:身長169cm体重55kg

 

Tシャツと長袖の色を同色にする方法もあります。こちらの場合はレイヤーになっていることが一番弱まる方法ですね。どなたでもすぐに試すことができます。昔からある方法ですが、今ならやっぱりTシャツは大きめに。プリントTシャツもこの方法ですとストリートっぽさがそこまで強調されずに使いまわしが可能になります。

 

小野里「白白だと一番取り入れやすいですよね。白インナーは最も汎用性が高いです。プリントものを使ったので下半身は黒で統一してキチッと締まるようにしました」

 
 
 

プリントTシャツは何周もして今また非常に人気のあるカテゴリーとなっていますが、ともすれば「子供っぽい」と言われるようなアイテムであることも否定できません。そんなアイテムもボトムの合わせ方によってさり気ない取り入れ方ができます。Tシャツを1枚で着るだけでなく、レイヤードを意識したら今までと違った見せ方ができますね。

 
 
 


本日5月6日はESSENCEのインスタライブ配信があるそうです。また19時から始まるようなので、お暇でしたらぜひご覧ください。

 

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