秋冬に登板が多くなるであろう、markaのタートルネックカットソー

秋冬に登板が多くなるであろう、markaのタートルネックカットソー

こんにちは。Nです。
今日はマーカの話。今から使えない秋物の話をします。使えるのはどんなに早くても9月に入ってからのタートルネックカットソーの話です。タートルネックといえばウールのニットがメジャーですけど、最近ですとカットソー、つまり天竺のものも多くなってきた印象です。アタッチメントでもド級のヒット作クールマックスモクロディスウェードタートルネックがありますように、デイリーユースでくたびれるほどヘビーローテーションになるのがカットソータイプのタートルネックです。

 
 
 

marka / マーカ
LOOSE NECK – COMBED COTTON KNIT BRUSHED
M20C-19CS02C
¥15,400

コーマを使った非常に滑らかな手触りのタートルネックカットソーです。コーマは細番手の糸を使った高級糸で、手触りを良くするために熱処理で毛羽立ちが抑えられ本当にスムースな手触りになっています。「COMBED」は「コーマ」と読みます。昆布じゃないです。髪を整える「コーム」も「COMB」と書きますので、同じ語源でしょうね。
それはそうと大きめシルエットのラグランスリーブ、袖・裾ともにリブ付き。

 
 
 

首にフィットしないルーズネックを採用。タートルネック部分はリブを使用していますが、筒はそこまで高くありません。ですので折り返しても折り返さなくてもうまいこと使えます。折り返した方が上品な感じが出ますね。トラッドっぽい使い方。一方折り返さない場合はモードっぽい雰囲気も。タートルネックは個人的には断然折らないタイプです。

 
 
 

袖リブは短めで、裾リブは長め。広め・太めと言ったら良いでしょうか。普通だいたい同じくらいの幅にすると思うのですが、この差には故意的なものを感じますね。なんなら裾にはリブを付けなくてもデザインは成立するわけです。でもここに敢えて幅広のリブを付けた理由とは。

 
 
 

裾のリブが太く、少し絞ったフォルムになっており裾にかけて丸みが出て、裾入れせずともタックインしたような使い方ができます。ココがポイントであり、リブを付けた理由だと踏んでいます。バルーンシルエット、というと大げさですが柔らかな印象になって、スラックスと合わせても親和性が高いですよね。

 
 
 

なんにもしなくてもなんとなくタックイン風。まさにここのディテールのためのタートルネックなんだと思います。タックインのバランスをタックインせずに見せられる意匠のおかげです。別にリブを伸ばして使っても全然問題ないので、要は「適当に着たらうまいこと今っぽくなるタートルネック」なんですね。

 
 
 

パンツ:marka 2TUCK STRAIGHT FIT – HARD TWIST COTTON TWILL(サイズ2)
モデル:身長170cm、体重57kg、サイズ2着用

袖幅にも身幅にも一定のゆとりがあります。丈感も若干長め。トータルでゆったりしたシルエットです。加えてラグランスリーブのため、まるーい感じのフォルムを形成しているほか、着心地も抜群。着ていてストレスになるようなことはまずないでしょう。タートルネックのアイテムはスリムでフィットしていてもカッコイイですけど、それでなくても上品に見えますからカジュアルダウンしたようなアイテムだと思っていただければ。昨今はゆとりがあってもバランスのとり方で十分クリーンさと上品さがキープできます。

 
 
 

スタイリングとしては、私がどうしてもしたかった霜降りグレーのタートルネックとカーキのワイドチノという組み合わせを希望。こういう普通な感じの組み合わせを今っぽいシルエットで作るっていうのが好きです。どちらも20FW新作。パンツについてはまた後日ご紹介します。
こういう普通なアイテム同士にはナイキのフライニット系をサラッと合わせるのがおしゃれに思いますね。ニューバランスやコンバースもマッチしますが、フライニットってこういうのとの相性が良いと常々思います。

 
 
 

今回3色ご用意があります。トップグレー(霜降り)とアイボリーと、チャコールグレーっぽく見えるセージグリーン。ダントツでトップグレーを推したい。カットソーですから少し肌寒くなったらすぐに使えますし、3月くらいまでは活躍しっぱなしになるでしょうね。

 
 
 

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