最低限のディテールだけを残した、防水加工のLounge Lizard COWソフト素上げ 防水仕上げ Wライダース

最低限のディテールだけを残した、防水加工のLounge Lizard COWソフト素上げ 防水仕上げ Wライダース

こんにちは。Nです。
私が個人的にずっと憧れを抱き続けているアイテムにダブルライダースジャケットがあります。なぜ憧れなのかと言うと、そもそも自分にはあまり似合わないハードな表情だったり、「男ならいつかは欲しいアイテム」とも思ったり、コム・デ・ギャルソンの川久保玲さんがいつも着ていてかっこいいなと思ったりするように、自分とは少し距離のあるものだという認識があります。
でもやっぱり欲しい。いわゆるバイカーズブランドのものもハイブランドのものも見ていてカッコイイなと指を加えて見ているんですけど、20AWのラウンジリザードで出てきたダブルライダースジャケットが良いなあと思って前を通るたびにちょっと見てしまうアイテムです。

 
 
 

Lounge Lizard
COWソフト素上げ 防水仕上げ Wライダース
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¥137,500

シンプルもシンプル、大振りなシルバーのファスナーと最低限のディテールだけを残したデザインのこちら。通常、ライダースというと大きなボタンがあったり、ゴツいバックルがあったりするものなのですが、このモデルにはそういった装飾がありません。だけど物足りなさは全く感じません。ライダースらしい表情は存分に楽しめます。

 
 
 

ファスナーはラウンジリザードがよく使っている〈LAMPO〉のもの。フロントのダブルファスナーは大ぶりなタイプを使っており、ポケットや袖には普通サイズのファスナーを使っています。結構ツヤがあって非常にリッチな印象を与えてくれます。バイカーズブランドのそれに比べてラグジュアリーな印象です。

 
 
 

ジャケット:Lounge Lizard COWソフト素上げ 防水仕上げ Wライダース(サイズ2)
ボトムス;nonnative HIKER EASY PANTS P/C PEACH WEATHER(サイズ2)
シューズ:NIKE AIR MAX 90
その他:私物
モデル:身長177cm、体重55kg

私がライダースを着るならやっぱり川久保玲さんをベンチマークにしたい。あまりソリッドに寄せずにデイリーウェアの一つとして使いたいなという気持ちです。スタイリングでは使っていませんが、例えばマフラーを巻いたりデイパックを背負ったり。冬場ならタートルネックを使ったりしながら柔らかく着たいです。
ラウンジリザードの例ならスキニーを使うのが常套手段になっていますが、もう少し太めのパンツやワイドパンツを使うのも良いですね。このスタイリングではノンネイティブのパンツを使いました。

 
 
 

ライダースらしく細身で着丈も短いスッキリした形。トレンドとは全然違うのに私は妙に惹かれてしまうのです。いつもの自分のスタイルは緩めなので、こういった真逆のアイテムが魅力的に映るのかもしれません。

 
 
 

シングルよりもダブルの方が個人的には好きです。襟を寝かせても良いですし立ち襟にしてファスナーを全部閉めてしまうのも好きです。問答無用のかっこよさがあります。

 
 
 

裏地はもちろん総裏地。ローゲージのセーターを着ていても滑りは悪くありませんでした。というか、細身なのでそれだけ袖通しづらいかなと思っていたんですが、思っていたほどではありませんでした。

 
 
 

重要な革について。
20AWではカウハイドを使っています。ひとえに牛革と言ってもたくさんの種類があるのはご存知かと思います。中でもカウハイドは「去勢していない」「生後2年以上の成牛」「出産経験ありのメス」の革を指します。性別や成長度合いによって革の質が変わっていくわけです。
カウハイドはしっかり厚みがあるのに柔らかくしなやかさがあり、ほんのりと伸縮性があるのが特徴。また丈夫で扱いやすさもあるため、レザージャケットではよく使われます。

 
 
 

今回のカウハイドは「素上げ」と言って、黒く染色した後はほとんど薬品を使わない仕上がりとなっており、革本来の質感やタッチを残したのも特徴。しかも撥水加工までしてあるという、日常生活に寄り添ったライダースというのは嬉しいですね。

 
 
 

もちろん大切に着続ければ経年変化も楽しめる上、10年、20年と着られるのでおじいさんになっても着てほしいなと思います。

 
 
 

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