バッシュは上品に履くべき!AIR JORDAN 3 RETRO “COURT PURPLE”

バッシュは上品に履くべき!AIR JORDAN 3 RETRO “COURT PURPLE”

こんにちは。Nです。
エアジョーダン1に続いて、今回はエアジョーダン3が発売されました。こちら、抽選ではなく通常販売アイテムなのですが、とはいえ「RETRO」名義のちょっとレアスニーカーなんです。ナイキで度々見かける「RETRO」とは復刻モデルに付くものとされています。完全継承じゃない場合、つまりディテールに違いのある復刻の場合でも名付けられるもので、完全復刻の場合は大抵の場合「OG(オリジナル)」か「RETRO OG」と名付けられます。

 
 
 

JORDAN BRAND
AIR JORDAN 3 RETRO “COURT PURPLE”
CT8532-050
¥23,100

オリジナルカラーではないのですが好配色な今回のAJ3。比較的、コーデレンジの広いブラックベースの落ち着いたカラーで、差し色にパープルが使われています。同系色であるブルーと比べてもスポーツ感がやや薄れ大人らしさが加わった合わせやすさも感じるモデルです。

 
 
 

AJ3と言えば、やっぱり「エレファント」と呼ばれる独特なテクスチャのパーツが印象的です。普通に考えれば結構強い柄ですがジョーダンになると普通に見えますし、実際に合わせてみてもなんてことないんですよね。

 
 
 

また、メインとなるアッパーにはシボレザーを起用。これはオリジナルから続く使われ方です。私は昔のバッシュにこういった贅沢なレザーの使い方をしているのが好き。高級感があってブーツみたいな雰囲気も感じます。履き込んだ時のシワとか汚れた感じも好きです。よくこういったバッシュは「無傷で履きたい」という声も聞きますけど、気にせずガンガン履いてほしいです。

 
 
 

ヒールにはジャンプマンロゴが鎮座ましましています。このロゴ、かなり硬い樹脂のような素材でできており、立体感が凄い。パープルとオレンジの配色もここで表現されています。

 
 
 

アウトソールはオリジナルとは異なり「JORDAN」と入ったデザインです。オリジナルでは「NIKE」と入っています。アウトソール自体は海外のおもちゃっぽいメカニックなパターン。

 
 
 

シュータンにもジャンプマン。これ、SFCのマザー2に登場するスターマン・センゾみたいだなって初見で思いました。発光しているような配色というか。分かる人には伝わると思います。気になる方は検索してみてください。レザーのタンに直接刺繍してあって、これもまた立体感があります。

 
 
 

シュータンや履き口はパッドになっていてクッション性が強く、さすがバッシュという感じのフィット感とホールド力です。AJシリーズはその当時の最高峰のバッシュであるとは言え、AJ3となると30年経過したディテール。最新のものの方が当然工夫を凝らしているので履き心地で劣るのかもしれないと考えていたのですが、これがまた履き心地も良かった。想像以上に履きやすくて驚きました。

 
 
 

トップス:CURLY AZTEC CN SWEATER(サイズ3)
ボトムス:nonnative SOLDIER EASY PANTS NYLON TAFFETA STRETCH(サイズ1)
シューズ:JORDAN BRAND AIR JORDAN 3 RETRO “COURT PURPLE”
モデル:身長177cm、体重55kg

パープルを活かしたカラーリンクのスタイル。手前味噌ですがナイロンパンツを合わせつつニットを使って履きこなすってのが良いバランスだと思います。バッシュとニットって案外遠い位置にいると思うので合わせない方も多いと思います。パンツは一般的に考えたらスウェットパンツやデニムパンツなどを合わせがちなので、そうするとやはりストリートが強くなります。コレなら10代でも50代でもバッシュを無理なく使えるはず。

 
 
 

バッシュを合わせるスタイリングってカジュアルすぎる方向に行き着いてしまいがちではないでしょうか。色数が多すぎたり、シルエットを気にしなかったり、清潔感を失ってしまったり、柄と柄を組み合わせてしまったり。そんな時は情報がごちゃごちゃしないよう、極力シンプルになるように心がけると良いです。
敢えてロゴもののアイテムを使わないことも、ひとつの解決策になります。

 
 
 

パンツはノンネイティブのもので、裾幅を調整できるのがAJ3と相性良く合わせられるポイントでした。クッションが溜まりすぎてもいけませんし、ストレートパンツよりはこういったテーパードがしっかり入ったパンツの方が向いていますね。ナイロンパンツというカテゴリーも今っぽくて個人的にも好みの組み合わせになりました。コレはブラックのパンツを使っていますが、グレーの合わせでも良いと思います。要するに「シューズに使っている色をスポイトで吸い上げて他のアイテムに使う」という考え方です。

 
 
 

ボリュームは確かにあるんだけど、履いてみるとそんなに大きくならない、っていうのがジョーダンシリーズの印象。意外とスッキリとしたスタイルをキープしたまま使えます。

 
 
 

このスタイルを作る時に着たカーリーのニット、ホントに軽いなと関心しましたし、ノンネイティブのパンツもフワフワでびっくりしました。

 
 
 

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