ユニバーサルプロダクツの3Pソックスを正直に使用レビュー

ユニバーサルプロダクツの3Pソックスを正直に使用レビュー

こんにちは。Nです。
入荷してからずっと売れ続けているユニバーサルプロダクツの3Pソックスをご紹介します。「ユニバーサルプロダクツと言えばソックス」というくらいの代名詞的な存在にもなっているこのソックスは、3足で3000円とリーズナブルなプライス。その履き心地からヤミツキになる人続出。業界内外問わずファンの多い逸品です。私も実は同じソックスを持ってはいるのですが、この度この紹介のためにホワイトを買い足しました。
今回は以前から愛用している同ソックスを1年履いてみて、実際に私が経験し体感したことをもとにレビューしていきます。

 
 
 

UNIVERSAL PRODUCTS.®
3P PILE SOCKS
181-60912
¥3,080

ネイビー(ライン入りホワイト)、ブラック、グレーは完売してしまいました。数は結構たくさん入れたんですけどそれでも数える程度になってしまいました。通販はもちろん、お店での動きが非常に良いです。実際に触っていただくとその質感が魅力的に映るんだと思います。
品番的には2018年モデルの継続アイテムとなっていますね。それくらい完成度も高いと言えます。写真から分かるくらい肉厚でふっくらした素材感。肉厚なのに重苦しさのない不思議な存在感。

 
 
 

パッケージは3足をまとめる紙の帯。ソックスってこの顔つきも案外大切じゃないですか?ソックスを選ぶ時って大抵パックされていますし、帯がかわいいと最初の一歩が出やすい。ギフトで選んでしまうのもこういうところが肝心です。ソックス同士は金属の留め具(「ソッパス」と言います)で留まっています。

 
 
 

ソックスの片方にはブランドロゴをプリント。左右対称の形をしているソックスのため、こちらにて便宜的に左右を設定できます。
記載は

UNIVERSAL PRODUCTS.®
QUALITY FIRST ALWAYS
PLEASURE IN WEARING APPAREL SUPERHEATING

ということで「品質第一」的なスローガンですね。
ソックスのプリントは「PLEASURE」なんですが帯の方は「PRESURE」になってるんですよね。ものすごくどうでもいい情報ですが気づいた人はいますかね。ただの誤字かもしれません。

 
 
 

レッグ部分はくるぶしを隠すくらいの高さのリブ。畝が太くふわっとして締め付けが少ないですが、フィット感はちゃんとあります。フィットはしてるけど苦しくないんですよね。このフィット感は形容し難いです。硬さがなく、スッと足入れできる余裕があるにもかかわらずブカブカせず程よく足首を覆います。

 
 
 

メンズソックスによくある足の甲をグルリと囲むリブもありません。これも締め付けを感じない一つのポイントです。スポーツソックスやアウトドアソックスにおいてはホールドが非常に重要になるので必要ですが、街で使う分には必ずしも欲しい要素ではないですからね。もちろん強いフィット感が好きな方もいらっしゃるでしょう。私はどちらも好きです。
ただ、一日終わった後、リブの強いソックスは開放感も強く感じますよね。ユニバーサルプロダクツのソックスはアレがありません。常時リラックスしているため、一日が終わった後に開放感そのものがほとんどありません。

 
 
 

実際に履いてみるとこんな感じです。丸くてコロコロしたフォルムになります。フリーサイズですので男性ならだいたいの人が大丈夫。私はスニーカーなら27〜27.5cmを履いていますが普通のソックスよりも若干余裕があります。もしかすると26.0cmのスニーカーを履く人にとっては少し大きいかな?くらい。28.5〜29.0cmの人はおそらく大丈夫かと思います。

 
 
 

ナイキ エアマックス90と。
ナイキのスニーカーは木型が結構細身のため、肉厚なユニバーサルプロダクツのソックスを履くと、いつものサイズですと気持ち着用感が強くなるかもしれません。ただサイズを上げるほどでもないですね。

 
 
 

気持ちの問題かもしれませんがハイテクな顔のスニーカーよりはローテクのスニーカーの方が合う感じがします。多分ハイテクスニーカーはより素足に近いソックスの方が表情的にはハマるんでしょうね。
というかスニーカーそのものをハイテクとローテクの2軸で分けるのはもはや不可能ですね。なんせ時代をまたいで売れ続けるものも多く、昔から近未来的なものもありますしね。今、古めかしいデザインのものもあったりしますし、スニーカーの時間軸はめちゃくちゃです。

 
 
 

スニーカー合わせだけでなく、家でのルームソックスみたいに使うのもおすすめです。これはホントにおすすめ。
厚手で床の影響を受けにくく、履いていても疲れませんし吸水性もしっかりとあるので快適なんです。コロナ後、家でお仕事をされる方なんかはスリッパや普通のソックスよりユニバーサルプロダクツのソックスを履いた方が良いですよ。

 
 
 


 

その他、1年使って気づいたことをまとめました。

 

【毛玉】
思ったよりできにくいです。化学繊維を使う都合からどうしても毛玉はできるものですが、毎回履くたびにできるというほどでもありませんでした。

 

【裏側の繊維】
パイルがフワフワなせいか、「ソックスあるある」の足に付く繊維の量は多い方だと思います。ただ、結局脱ぐのは風呂前ですから、今のところはそんなにデメリットには感じていません。気になる人は裏返して洗ってなるべく繊維を落とすのが良いでしょう。

 

【強度】
フワフワな分そんなに強くありません。が、現状は特に傷みもありません。正直にレビューしますとワークブーツなどと使うのはおすすめしません。組み合わせを続けると多分かかとに穴が空くスピードが早くなります。ヒールやライニングにクッションのあるスニーカー類か革の柔らかいシューズがおすすめです。デザートブーツのようにクタクタなレザーシューズには良いですね。

 
 
 
 

この履き心地に代わる常用ソックスはあまり無いと思います。少なくとも私はまだ出会えていません。
個人的にはコレのハイソックスが出てほしいと常々思っています。足首のリブがボリューミーなので冬には暖かいですし、足首に溜めることもできるのがスタイリングに良さそう。スキニーみたいなスリムパンツやワイドパンツと合わせてキレイに履く時は伸ばして、リブパンツやスピンドル付きのパンツを履く時は緩めて、なんてことがしたいなあ、ユニバーサルプロダクツさん。