あれ、意外と良い、っていうかめっちゃ良くない?オシャレを頑張ってる感じが出ないnonnativeのジップポロシャツが絶妙

あれ、意外と良い、っていうかめっちゃ良くない?オシャレを頑張ってる感じが出ないnonnativeのジップポロシャツが絶妙

こんにちは。Nです。
梅雨に入る入らないが曖昧なこの時期、朝晩は結構肌寒いものの、日中の過ごしやすさと少しの日差しがありがたい新潟です。梅雨前の新緑はわざとらしいほど青く茂って、部屋にこもるこの世の中でも外に連れ出してくれる力強さを感じています。
日曜日となれば、公園には…というのはさておき、ノンネイティブのポロシャツがめっちゃ良くない?っていうブログです。もともとオーダー時にこの雰囲気、ちょっと気になるなとは思っていたのですけど、いざ届いてみると想像以上に良いです。

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
CLIMBER HALF ZIP POLO S/S TEE COTTON PIQUE
NN-C3923
¥15,180

ここ3年ほど、春夏のコレクションではポロシャツがラインナップされていますね。普通のボタンのタイプに始まり、スナップボタン、そして今回のハーフジップ。私はポロシャツが好きなんですが毎回どんなものが来るのかが楽しみになってきていて、ハーフジップという提案には最初ちょっと戸惑いました。
というのもなんだかナード※な感じがしませんか?

※ナード…日本で言うところのいわゆる陰キャ。スポーツ系より文化系寄り。オタクっぽい。女性が苦手。スクールカーストの下の方。といったようにあまりポジティブな意味ではない。

 
 
 

私からするとジップポロそのもののイメージってオシャレじゃない人だったりオタクっぽい人が無意識に選ぶ洋服だったんですよね。簡単に言うと「ダサい」って感じるのがジップポロシャツ。ところが見れば見るほど気になってきて、コレをちょっとずつ理解できてきた気がします。
「あ、そうか、ニュージーランドのワーカーってこういう感じなのかな」と。オシャレかどうかというのは本質的な問題ではなく、むしろ自然に手にとってしまうような生活に根ざした洋服なのではないかなと感じ始めたのです。
便利で着心地が良くて、他人に違和感や不快感を与えない。変にオシャレにこだわることがニュージーランドのおおらかな大地の上では意味をなさないのかもしれません(と想像しているだけですけど)。

 
 
 

もちろんノンネイティブのフィルタによってシルエットは考えられていたりサイズ感も絶妙。それによってアリの雰囲気にもっていってます。カッコつけるための服ではないところにどんどん惹かれ、試着してみたらかなりアリになりました。

 
 
 

もともと多少余裕のあるサイズ感ですが、今回は3を着用しています(パンツは1です)。身長177cmでゆるっと着られます。これはアリ。っていうかめっちゃ良いなという気持ちしかありません。ポロシャツはオリーブってカラー名ですがいわゆるベージュです(「ベージュ」の守備範囲は海のように広い)。パンツもベージュ。インナーやシューズなどのポイントになるカラーはホワイトがベストの選択だろうと思います。

ボトムス:nonnative DWELLER 5P JEANS DROPPED FIT C/P TWILL STRETCH VW

 
 
 

生地自体は至ってベーシックな鹿の子です。鹿の子好きなんですよね。汗ばむ季節もサラサラして気持ちいいですし、なんだかくたびれても許せます。真夏のTシャツ以外の選択肢となると数が限られる中、鹿の子は出番が多くなります。
中間色を多用するノンネイティブ。さらにベージュやオリーブなどは色出しが独特で他になかなか無いのに着てみると普通、ってところが魅力です。オリーブ上下とかで合わせるスタイルも案外難なくいけます。

 
 
 

特筆するほどのディテールのない、かなりシンプルなポロシャツですが、腋から袖にかけてパネルがつながっており、グラミチのガゼットクロッチのような作りです。アウトドアやスポーツウェアで見かけるような運動性向上機能を参照しているものと思われます。

 
 
 

特段、女性に受けるかっていうと首を縦には振りづらいところですが、ポロシャツならではの品もあり、着脱もしやすくもあり、着心地も良い。ファッションビギナーは難しく感じるものでも長年ファッションが好きでいた人ならきっと分かってもらえるはず。気持ちが高揚するオシャレとは違って、落ち着くオシャレ。落ち着くのは私がナードだからなのか。

 
 
 

こちらのオリーブの他、ネイビーもキレイで良いです。長袖のタイプは残りわずかとなっています。長袖も捨てがたい。