美シルエットに加えてCOOLMAX搭載型のnonnativeのカーゴパンツ TROOPER 6P TROUSERS

美シルエットに加えてCOOLMAX搭載型のnonnativeのカーゴパンツ TROOPER 6P TROUSERS

こんにちは。Nです。
ノンネイティブのパンツはシルエットの良さと使い勝手の良さで評判が高く、ブランドも「コレクションは靴から作る」と公言していることもあって、直接干渉するアイテムとして考えても非常に重要な要素として捉えています。事実、ESSENCEでもパンツはすごく多くセレクトさせてもらっています。取り扱いブランドの中では一番多いはず。

 

代表格の〈DWELLER〉シリーズの定番的なパンツを始め、名作もたくさんあります。定番とはちょっと違いますが、シーズンによって様々な表情で展開し続けている〈TROOPER〉というシリーズのカーゴパンツがあり、個人的に推したいパンツのひとつとなっています。

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
TROOPER 6P TROUSERS C/P RIPSTOP STRETCH
NN-P3956
¥43,780

ノンネイティブのカーゴパンツの特徴の大まかなポイントは

・股上が深い
・もも周りが太い
・裾先が細い
・ウエストが大きい
・膝にアクションプリーツが入る
・カーゴポケットが付く
・モンキーパッチが付く
・フロント、バックポケットにフラップが付く

概ねこの条件下で作られています。
既知の通りカーゴパンツですから軍パンを元ネタとした男っぽいアイテムなんですが、カーゴパンツとして捉えると極端にテーパードがかかったスリムなシルエットで他のブランドとは結構違います。一般的にカーゴパンツというと割と太く存在感を強く出すか、あえてドレッシーに寄せるべくスキニーみたいになるかが多い印象です。
ノンネイティブはそのどちらの良さもあり、トップスの幅も広く使えるのが特徴です。今回合わせているのは少しゆったりしたカットソーです。

 
 
 

トップス:nonnative CLERK L/S TEE COTTON PIQUE(サイズ2)
ボトムス:nonnative TROOPER 6P TROUSERS C/P RIPSTOP STRETCH(サイズ1)
シューズ:ATTACHMENT COATED CLOTH FRONT ZIP BOOTS
モデル:身長177cm、体重55kg

ブランドの方針として「パンツは細め」としているのはおそらくブーツやハイカットスニーカーを好むからだと思います。実際に展開するオリジナルのシューズや直営店で取り扱うシューズもその趣向が伺えます。
そのためテーパードの強いパンツが多く、足首周りの収まりを意識したパンツのデザインが多いのだと思うんですね。

 

カーゴパンツの特性上無骨なイメージは必ずありますが、きれいな印象を保つように腰回りのゆとりは残しつつ、足元にスッと収まるような設計がより色濃く反映されています。使っているアタッチメントのモデルのように、ボリュームはあるんだけど足首が細いハイカットスニーカーなんかは抜群にハマりますね。

 
 
 

だいたいどのシーズンでも近いシルエットで、どのパンツよりもメリハリの効いたテーパードシルエットです。ハイカットはもちろん、ローカットでもキレイに収まります。2021S/Aは少しレングス長め。腰穿きしてルーズな感じも今らしくて良いです。

 
 
 

2021 SUMMER / AUTUMNのコレクションではポケットがパッチじゃなく内袋のタイプで表からですとフラップがあるのみ。オリジナルのカーゴパンツでこういったものがあるのかな?ちょっと私は元ネタが分からないのですが、ノンネイティブではたまに見かけます。

 
 
 

パッチポケットとは違いマチがありませんので膨らみが出ることもなく、レッグラインが非常にスマートに仕上がります。大きめなトップスを着るとカーゴパンツだと分からないほど。山型のフラップは内側に折り込めばさらに分からなくなります。収容サイズも外からだと分からないのですが、大きなスマホがすっぽりと収まります。

 
 
 

フロントポケットは2層式。これはノンネイティブのパンツ群のDWELLER 5P・4P JEANSシリーズ以外ではほとんど採用されている仕様です。こちらもスマホに対応する収納ポケットが内側に備わる仕組みです。小さめのポケットに収めることでしゃがんだ時などの落下を防ぎます。

 
 
 

裾はファスナーを採用。引き手はパチッと立つタイプのものを使っているので、ぶらぶら垂れ下がることはありません。ドローコードを使ったタイプもシーズンによっては存在しますが、その場合はカーゴポケットがパッチタイプのモデルです。

 
 
 

これらカーゴパンツらしいディテールは踏襲。立体的で表情のあるパターンワーク。もともとの軍パンは機能しか持たないデザインとして無駄なく、かつ最大限のパフォーマンスを発揮できるように設計されているため、運動箇所の多いパンツとして結構凝っています。普通のパンツと比べると工数が多くなるのも致し方なしといった感じです。

 
 
 

フラップはバックポケットにも使われており、フラップの表からは見えないドットボタンを採用しています。通常はホールボタンですが、よりクイックなアクセスが可能に。

 
 
 

ウエストは結構大きいので、華奢な私は絶対にベルトが必要(パンツのサイズは1です)。ノンネイティブのカーゴパンツは腰回りに余裕をもたせるためかウエストが大きいものが多いような気がします。レザーのベルトだと硬い雰囲気になるので、より利便性も追求する形でこういったベルトを一緒に使うのがおすすめです。

 
 
 

既に完売してしまったPLOUGHMAN PANTのリップストップモデルと同生地が使われています。軽くて薄めで履き心地の良いストレッチ生地。更に速乾吸水性に優れた〈COOLMAX®〉という夏向きの仕様です。色物は汗や水による色の変化が気になりますがすぐ乾きます。

 
 
 

カーゴパンツは作業工数が多いためどうしても高単価な部類なんですが、幅広く、長く、くたびれても許せるアイテムとして考えると損のない一本です。擦り切れても直したりしながら使い続けていただけたらと思います。