品良く使えて暑苦しくない、清涼感がある夏のオールブラックコーディネート!White Mountaineering×GrammiciのサルエルパンツとATONのウールシャツ

品良く使えて暑苦しくない、清涼感がある夏のオールブラックコーディネート!White Mountaineering×GrammiciのサルエルパンツとATONのウールシャツ

こんにちは。Nです。
真夏に秋冬コレクションが始まっていますが、この7月にデリバリーのあるアイテムは今時期からでも使えるようなアイテムも多く、冬手前くらいまで活躍するので比較的長く出番があります。
今回は人がなかなか選ばない「真夏のオールブラックコーディネート」をテーマにホワイトマウンテニアリング×グラミチのサルエルパンツエイトンのウールトロピカルシャツのスタイリング紹介です。
まずは順にアイテムのご紹介。

 
 
 

ATON / エイトン
WOOL TROPICAL OVERSIZED SHIRT
AT-BLAGIW0700
¥42,900

 

ブラックは赤外線を一番吸収するため夏に使うことをためらう色の一つでもありますが、生地によっては色なんて関係なく涼しく使えます。
エイトンのウールトロピカルシャツはまさにそれで、サマースーツにも使うトロピカルと呼ばれる涼しい生地を使っており、吸水速乾性にも優れベタつきが一切ないスグレモノ。
風通しに優れ、Tシャツ一辺倒な夏のスタイルを変えるのにも役立ちますし、何より夏のシャツスタイルは爽やかでいいですよね。

 
 
 

縫い目が表に出ない袋縫いで小さめの襟がポイント。オーバーサイズなシルエットに小襟って良いですよね。

 
 

袖は特殊な作りになっていて一般的なカフスの構造ではありません。こちらも襟と同じく袋縫いされ、ボタンは2つあるので袖口幅を調整可能。

 
 

背中はスーツのように真ん中に一本縫い目が入るだけ。シャツにあるヨーク切り替えがなく、シェイプを効かせずストンと直線的に落ちるボディラインが特徴。

 
 

シャリッとした肌離れの良いウールトロピカル。岐阜にある機屋でゆっくりと織り上げた高密度な生地は、弾力と膨らみ感があり、美しい光沢があります。

 
 
 

White Mountaineering / ホワイトマウンテニアリング
WM x GRAMICCI STRETCHED SAROUEL PANTS
WM2173416
¥23,100

 

ホワイトマウンテニアリング×グラミチはレギュラー化していますね。
今回のコラボレーションでは程良く股上が深いサルエル一歩手前なリラックスシルエット。デザイナーの相澤さんが愛用してるだろうなと想像できるアイテムです。グラミチならではのウェビングベルトや開脚サポートとなるガゼットクロッチなどはそのままに、独自のワイドテーパードシルエットにアレンジ。生地もストレッチがグイッと効いており、ストレスとは無縁の存在です。
ポリエステルをベースにしたサラサラな肌触りと太いボトムで清涼感があります。

 
 
 

グラミチとのコラボレーションを示すランニングマンのマークをあしらったバックルと剣先。腰内側にはグラミチのネームタグ。

 
 
 

股下をV字に切り替えて開脚時に生地が突っ張らないよう仕上げたガゼットクロッチ。グラミチを象徴するディテールの一つ。

 
 
 

ホワイトマウンテニアリングの多くの製品に付属する三角形のタブ。鍵などを引っ掛けることができるオリジナル刻印入りのハトメを備えています。

 
 
 

生地は4WAYストレッチのポリエステル/ポリウレタン。エイトンのウールトロピカルの光沢に相性の良い程良い光沢感で、しっとりと体に沿ってくれます。速乾機能もあり夏も活躍間違いなし。

 
 
 

tabito / タビト
TRAINING SHOES2
tabito02
¥29,700

 

そして先日発売したばかり、この夏に入ってきた黒船がタビトのスニーカーです。あまりに良くて買ってしまいました。当店スタッフの前評判が異常に高く、ちょっと玄人受けなのかなとも感じていますが、まず見た目がそもそも良いですよね。ナイキのエアリフトやメゾンマルジェラの足袋ブーツを思わせるルックスです。

 
 
 

見た目で惚れたところはあったんですけど、いざ実物を手にすると革の質感も好みでしたし履き心地がめちゃくちゃ良くてホントに素晴らしいです。
スニーカーブームの中でスポーツメーカーじゃない選択肢は差別化の意味では大きく貢献しますね。

 
 
 

普段ナイキなら27.5cmを選ぶ場合、タビトのスニーカーは42(27.5cm)でちょうどいいです。
1cm置きのハーフ刻みで、下を選ぶと割とキツイので例えば27.0cmの方なら27.5cmを選ぶと良いです。

 

このアイテムに関してはもっと熱く語りたいため、また別でブログや特集にてご紹介する予定です。

 
 
 

トップス:ATON WOOL TROPICAL OVERSIZED SHIRT(サイズ4)
ボトムス:White Mountaineering WM x GRAMICCI STRETCHED SAROUEL PANTS(サイズ2)
シューズ:tabito TRAINING SHOES2
スタッフ:身長177cm、体重55kg

さて、オールブラックのコーデについて。
うちの歴が長いスタッフほど、そういう格好をしがちなんですよね。引き合いに出すのもおかしな話ですけどハイブランドのデザイナーなんかもショーの挨拶で出てくる時は割とシンプルなシャツだったりTシャツだったりで登場するのが多くないでしょうか?
業界に長くいるとそうなってくるものなんですかね。ちなみに今日もベテランスタッフたちはオールブラックでした。

 
 
 

マーカウェアやノンネイティブのおかげでセットアップのスタイルがお客様にも浸透していますし、最近では意外と抵抗のない方も確実に増えました。フォーマルに似た品の良さを感じさせながら、着ている方は快適で苦しくない服装。かつスニーカーで緩く抜くスタイルはぜひ真似していただきたいです。
特に私みたいにTシャツ短パンサンダル出勤って、楽の極みですけど正直言ってオシャレ!って思われないんで、自分で真似したいです。

 
 
 

オールブラックなスタイルでもどこか一点にホワイトを取り入れるだけでグッと締まります。シューズやソックスやインナーにはホワイトを使うと良いでしょう。少しだけで良いです。全体が軽やかになります。

 
 
 

上下ともゆるゆるなサイズ感のアイテムを使っています。それもまたオールブラックでも涼しく着るコツ。肌にまとわりつかず、風の抜けが良い方が涼しいですし、見た目もゆらぎがあると涼しげに見えます(実際に涼しいです)。
レイヤードなどのスタイリングのワザを使ったりしないでも成立させるパワーはブラックならでは。大人な空気感が出て余裕がありそう。

 
 
 

これは副産物ではありますが、これだけボディラインを隠したシルエットで、かつ明確に上半身下半身の線が分からなくなると体型隠しも容易。私の場合は華奢なため貧相なボディラインを隠しますし、逆に太っていることを気にしている方もガバっと隠せます。
ホワイトマウンテニアリング×グラミチのパンツはO脚やX脚もまるっと隠してくれます。
真っ黒なスタイリングにグラミチの赤いランニングマンがチラッと垂れてるのも良いですね。

 
 
 

書いていて自分でこのセットが欲しくなってきました…。毎日これでも良い。やっぱり黒は飽きないっていうのが一番のメリットですね。
どこかへ出かける機会はまだまだ少ないかもしれないですが、運動性にも優れたセットですのでぜひヘビロテしていただければと思います。