NIKE AIR MORE UPTEMPO、みんなどうスタイリングしてる?
- 2021.08.31
- NIKE
- attachment, MARKAWARE, NIKE, nonnative, UNIVERSAL PRODUCTS.
こんにちは。Nです。
先日届いたばかりの新しいNIKE AIR MORE UPTEMPO。2018年に海外で限定販売された通称「HOYAS」と呼ばれるカレッジカラーモデルです(今回の発売に際し「HOYAS」というキーワードは特に出てきません)。グレーのアッパーにネイビーの「AIR」というカラーリングでTERMINATORやDUNKとも共通した、ジョージタウン大学のバスケットボールチーム「HOYAS」のカラーを採用しています。
他のカレッジカラーに比べて大人っぽい色で、”モアテン”の中でもかなり落ち着いたスタイリングに使える一足です。
グレーのアッパーはスムースレザーで「AIR」の部分はヌバック(おそらくフェイクヌバック)になっています。モアテンってやっぱりそのビジュアルに目がいってしまうのですが、バッシュ由来のフィット感の良さも魅力のひとつじゃないかなと思います。海外のレビュアーさんの話を見てもそういった意見が出ています。
どうしてもこういう「ネタもの」は発売後に「プレ値になるか値崩れするか」みたいなことに終始してしまって、本来もっているプロダクトとしての良し悪しがないがしろにしてしまいがちですよね。スニーカー自体がそういう対象になるのは仕方がないとして、そんな中でもそれを「自分はどう思うか」ってことも大切な指針ではないかなと思います。
OGカラーのブラックはレジェンドとして、このHOYASカラーもその文脈込みで考えると結構素敵じゃないですか?
アウター:MARKAWARE WORK JACKET – ORGANIC WOOL SURVIVAL CLOTH(サイズ2)
シャツ:UNIVERSAL PRODUCTS. T.M. REGULAR COLLAR SHIRT(サイズ2)
ボトムス:ATTACHMENT COMPRESSED PONTE JERSEY TWO PLEATS TAPERED FIT EASY PANTS(サイズ2)
シューズ:NIKE NIKE AIR MORE UPTEMPO ’96 Cool Grey and Midnight Navy
スタッフ:身長177cm、体重55kg
世の中はモアテンをスポーティーにスタイリングする傾向にあるため、敢えて逆打ちしたくなります。スポーティーなスタイルももちろん良いんですが、そうじゃないスタイルにも使ってほしい。
今回はシャツやワイドパンツといった品のあるアイテムを中心にスタイリングしました。アッパーのグレーを抽出してグレースケールな色使いを考えました。
ポテッとした丸みのあるフォルムのバッシュをこういう使い方で合わせるとホカオネオネみたいにチャンキーなスニーカーとして合わせられます。
モアテンはデザイン要素が多めのスニーカーですので、洋服の情報量を減らすことがポイントです。情報量を増やすと逆にスタイリングの芯を捉えづらくなります。そこでなるべく削ぎ落としながら、キーカラーの設定をして統一感を出すことにしました。
今回のカラーウェイですと落ち着いた色合いですし、色数は2色。洋服の色も合わせても2色しか使っていません(様々なグレーが混ざっていますが)。ネイビーもグレーも比較的地味な色なので、デザイン自体は装飾性が高いモデルなのに落ち着きを放っています。
こうして見ると案外すんなり使えますね。夏ならTシャツ短パンが定番ですけど、これからの20度前後くらいの季節にはこういう使い方もオススメです。
アウター:nonnative RIDER BLOUSON POLY TWILL SHAPE MEMORY(サイズ2)
ボトムス:UNIVERSAL PRODUCTS. COTTON 1TUCK TROUSERS(サイズ1)
シューズ:NIKE NIKE AIR MORE UPTEMPO ’96 Cool Grey and Midnight Navy
その他:私物
スタッフ:身長177cm、体重55kg
一方こちらは「AIR」で使われているネイビーを抽出した洋服選びです。形状記憶のシャカシャカ系ジャケットにプレスしたトラウザーパンツという、カジュアル寄りだけど大人っぽさも残したスタイル。
ミッドカットのスニーカーのため、パンツは敢えて1サイズダウンしました。
グレーのインナーは私物なんですが、これもシューズの色に合わせてグレーで計2色構成。白のインナーでもいいですが、今回紹介する2つのスタイリングはスニーカーの色だけを使った合わせ方をルールにしました。
私もナイキのスニーカーが好きで、少ないながらもバッシュもいくつか持っています。私の個人的な好みですが、バッシュは履き込んだ後の方が魅力的に映ります。もちろんレザーが特にそうで、シワとか擦れとか、履き込んで競り上がったつま先、焼けたソールなんかに非常に惹かれます。最近じゃそういったヴィンテージ加工をする業者さんや商品も出てきていますね。「ネオ・ヴィンテージ」と言うそうです。
このモアテンの場合ですとミッドソールもグレーですから色焼けしても黄ばんだりはあまり目立ちそうにはありませんが、くたびれるまで躊躇なく履いてほしいなと思います。
私も雨の日にジョーダンとか履いちゃいます。
清潔感が強調できる服選びで2パターンご紹介しました。アクティブな服装に比べてシチュエーションがグッと広がりますし、普段スポーティーなスタイルをよくするという方であればバリエーションが増えるのでおすすめです。
モアテンを愛用している方は多くなってると思いますが、どんなスタイルで使っているかもぜひ聞いてみたいです。
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