売り切れる前に入手してほしい、活躍間違いなしのnonnative STROLLER PULLOVER WOOL TWILL STRETCH WITH GORE-TEX INFINIUM®

売り切れる前に入手してほしい、活躍間違いなしのnonnative STROLLER PULLOVER WOOL TWILL STRETCH WITH GORE-TEX INFINIUM®

こんにちは。Nです。
ノンネイティブが変則的なコレクションになってまもなく1年経等としています。通常、春夏と秋冬のコレクションに分かれるアパレル業界の中、冬春と夏秋に分けて展開を続けていますが、2021年夏秋のコレクションもいよいよ終盤です。おそらくあと1〜2回で完納すると思います。
そのコレクションのうち、秋に位置するアイテムで個人的に非常に注目しているプロダクトが多いんですが、注目していたアイテムの一つがSTROLLER PULLOVER WOOL TWILL STRETCH WITH GORE-TEX INFINIUM®です。

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
STROLLER PULLOVER WOOL TWILL STRETCH WITH GORE-TEX INFINIUM®
NN-J3911
¥87,780

完全新型のプルオーバーロングアウター。過去に〈HANDYMAN PULLOVER〉という近いデザインのアイテムがありました。そちらもスタンドカラーのプルオーバーでハーフジップ、ロング丈のアイテムでした。今回のはそれより更にアウターらしさが増していて、アノラックパーカーを下敷きに腹部に大きなポケットが配置されたデザインです。

 
 
 

それも普通のアノラックではまず見かけない上質なSuper 100’sのウールを表地に起用し、かつゴアテックスインフィニアム搭載型と、スペックてんこ盛りな欲張りセット。見た目はアノラックなのに美しさを湛え、使ってみれば雨風にも強く、しかもナチュラルなストレッチ性まで持ち合わせています。

 
 
 

襟にはフードを収納していますので、突然の雨や雪にも対応。私はあまりこういうのは使わずしまっておくタイプです。フードの分やや厚みがありますが、特に気になるほどでもありません。でもいざと言う時に使うことがあるので安心材料になります。

 
 
 

アノラックの代名詞的なディテールである腹部のポケットは、スマホなら横向きですと余裕で入ります。結構便利な位置のポケットです。財布やタバコくらいのサイズならココで問題なし。鍵のように一日の中で使用頻度が低いものを収めておくとハンドウォーマーポケットがストレス無くつかえますし、ポーチのような感覚で使うポケットです。ファスナーとフラップのどちらも使えます。
ハンドウォーマーポケットもファスナー付きです。落下が防止でき安心。

 
 
 

トップス:nonnative STROLLER PULLOVER WOOL TWILL STRETCH WITH GORE-TEX INFINIUM®(サイズ2)
ボトムス:nonnative PLOUGHMAN PANTS RELAXED FIT WOOL TWILL STRETCH(サイズ1)
その他:私物
スタッフ:身長177cm、体重55kg

サイズ2を着ているんですがいい感じにゆるっとしたサイズ感。袖幅・身幅・着丈ともに大きいシルエットですので多分1でも3でも着られますが、その辺は好みでしょう。これくらい長い着丈ですとスリムパンツにも相性が良く、意外とフレキシブルに対応できるアウターです。

余談ですが、ノンネイティブで長らく定番のスリムパンツシリーズである〈DWELLER 4P JEANS TAPERED FIT〉はしばらく展開がありません。定番シリーズ〈DWELLER 4P/5P JEANS〉はUSUAL FIT、DROPPED FIT、FLARED FITの3つのみとなっています。

 
 
 

ロング丈をそのままにしておいても良いですし、スピンドルで腰にギュッと絞っても良いです。絞った使い方が今らしくてオススメポイント。レイヤードの調整にも役立ちますが、防風効果も高まります。
着丈が結構長いため、生地が下にたるんで絞り位置が隠れます。

 
 
 

シルエットはノンネイティブのアウター群の中でもルーズなタイプ。もしかすると一番大きいかもしれません。プルオーバータイプが故に、スリムになると着脱が億劫になるところ。その辺を考慮してのことかと思います。中に厚手のスウェットやセーターを着込んでも着膨れる心配がありません。

 
 
 

改めて、ゴアテックスインフィニアムについて触れておきます。
詳しくは過去に書いた記事で詳細を語っています。ゴアテックスインフィニアムは昔で言う「ウィンドストッパー」に変わるものになりました。それこそ出たての頃はゴアテックス、ウィンドストッパー、インフィニアムという分け方をされていたように記憶していますが、いつしかゴアテックスとインフィニアムの大きく2軸となっており、「インフィニアム ウィンドストッパー」という名称で括られています。
いつのまにかウィンドストッパーって見かけなくなりましたよね。まだあるのかな?見た方がいたら教えてください。

 

要するに防水性は謳っていませんが、多くの製品が採用する場合、撥水性を付与し、インフィニアムの特徴である軽さ・柔らかさ・極めて高い防風性をもったプロダクトであるということが言えます。

 

防水性をなぜ謳わないかというのは、実は〈ゴアテックス〉の場合、完全防水を実現するためにメンブレンと重なる表地は必ず撥水性をもたせることと、裏地の縫い目を全てシームテープで留める、というルールがあります。これをしていないのでゴアテックスとしては防水性を売りにしていません。その代わりにゴアテックスではどうしても発生してしまう生地の硬さ・重さ(と言っても軽いレベルですが)を排除し、ドライで快適な着心地を重視したものがインフィニアムとして扱われている、というお話です。
先程も言ったように表地に撥水性をもったウェアももちろん存在します。

 
 
 

で、このゴアテックスインフィニアムが驚くほど柔らかいんですよ。メンブレンを使っているとは思えないくらい柔らかいです。過去にあったウィンドストッパーではここまで薄く柔らかくはなかったと記憶しています。みなさんがゴアテックスをイメージした時のガサガサっとしたシェルの着心地は全く無いと言って良いです。この柔らかさは表地のウールも大きく貢献していると思います。
パンツの方は同生地のセットアップなんですが、こちらはゴアテックスインフィニアムは使用しておらず一枚生地ですが、アウターはあまり遜色ない着心地を実現しています。

 
 
 

ゴアテックスインフィニアムを採用しているため、ある程度お値段高め。でも良いんです。これ、秋コレクションのアイテムですけど、夏以外の3シーズンは出番があります。春はTシャツにコレ、冬はニットを重ねたり、あるいはこの上からジャケットやコートやダウンベストなんかを合わせるのも良い。そういう意味では使用頻度が高いアイテムとなりそうで、そういうアイテムってコストをかけても良いと思うんです。

 
 
 

少し長くなってきましたがもう少しだけお付き合いください。プロダクトの作りも結構特殊なので、そちらも説明していきます。
まず胸元から袖先にかけて、ボディの中心(ファスナー位置)を切り替えとした地続きとなっています。どれだけ腕を上げてもストレスがありません。しかも袖の生地はその地続きの生地、下部の生地が前後で2枚と、3枚構成の立体処理。例によって肘にアクションプリーツも入っています。

 
 
 

身頃の脇ハギはなんと2枚。しかもやや傾斜を入れた作りです。体の周りに丸く立体的に浮くように着ることができ、身頃が前後2枚であるよりもペタッと寝ることがなく独特なシルエットを実現しています。

 
 
 

裾のスピンドルと袖先のズーム。
裾のコードストッパーは縫い付けのため位置が変わらず、絞るとスピンドルだけが伸びて見えます。
また、袖先はスナップボタンで2段階調整が可能です。今回のスタイリングでは狭く留めています。画像のスナップの反対側はゴムを入れてシャーリングにしてあります。

 
 
 

で、これがロングコートと合わせたスタイリングです。
スタンドカラーですから比較的カジュアル要素の強いデザインなんですけど、こういうステンカラーコートなんかでも馴染みが良い。
ちなみにこのコートはマーカのシャツコート(サイズ2)です。

 
 
 

色合いも良い具合にグラデーションがかかるベージュの1トーンで構成。かなり良いですよね。柔らかい配色で大人っぽい。シューズはブラックのスエードブーツなんかも合いそうですし、クラークスのワラビーみたいなシューズも良い。NIKE ACGなんかも良い。どちらもうちにありませんが…。ニューバランスは鉄板としても、ナイキならブレーザーとかワッフル系のクラシックなスニーカーがヨーロピアンな抜けが出て良さそう。

 
 
 

アウトドア、フォーマル、スポーツ、モード、どこも守れるバイプレーヤー。しかも高機能。言うことなし。

 
 
 

 
 
 


 

WRITER N

ディレクター
よく着るブランド:MARKAWARE・nonnative・NIKE
好きな音楽のジャンル:シティポップ・ダンス/エレクトロニック
好きなアニメ:エヴァ
特性:静かに面白い事を言って爆笑を取る