スウェットセットアップにオススメなのはnonnativeのDWELLER CREW PULLOVERとDWELLER EASY RIB PANTS

スウェットセットアップにオススメなのはnonnativeのDWELLER CREW PULLOVERとDWELLER EASY RIB PANTS

こんにちは。Nです。
スウェットセットアップという、今までならホームウェアな印象として捉えていたものが、今は外でも平気で使える感覚になってきていますね。かくいう私もいまスウェットパーカとスウェットパンツでこの記事を書いています。季節柄暖かいものを求めますし、なんといっても楽。家でも外でも似たような格好になっています。
2021年のエッセンスは様々なブランドでこういったリラックスしたセットアップの提案をしていますが、今回もポップアップイベント ベンダーキャラバンに合わせてノンネイティブのスウェットセットアップをご紹介します。

 

ベンダーキャラバン詳細は下記より。

【NEWS】vendor CARAVAN NIIGATA at ESSENCE

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
DWELLER CREW PULLOVER COTTON SWEAT
NN-C4006
¥23,980

 

nonnative / ノンネイティブ
DWELLER EASY RIB PANTS COTTON SWEAT
NN-P4035
¥28,380

グラフィックをプリントしている品番「NN-T40XX」でもスウェットやフーディーが展開されていますが、そちらが裏毛なのに対し「NN-C40XX」は裏起毛のタイプです。「T」はプリントTEEシリーズ、「C」はカットソーって意味です。
パターン自体はだいたい一緒だと思いますが、生地が異なるため仕上がりも微妙に違いが出ているかもしれません。展開色も異なります。

 
 
 

まずクルーネックから。
若干大きめなオーソドックスなシルエットで大きすぎることはありませんし、タイトな感覚でもありませんが着丈はやや短めです。トップスは大きめを選んでほしいなと思い、今期サイズ4まで入れさせてもらっています。後述するスタイリングについてもサイズ4を選んでいます。

 
 
 

他のブランドと大きく異なる点として、以前にもお伝えしたことがある通り肩のシームが独特です。
セットインスリーブとラグランスリーブの中間的なディテールで、大きく着てもドロップショルダーにはなりません。画像で見ると「入」の字のように縫われているのがお分かりでしょうか。他の洋服でもあまり見たことがない仕様になっています。着てみると背中側から前見頃方向に伸びるシームが、正面から見える位置まで到達します。

 
 
 

そして腹部にはハンドウォーマーポケット。これがあるスウェットはなにげに便利ですね。チャンピオンのリバースウィーブにならったサイドパネルも配置されています。
本家リバースウィーブは、スウェット生地が縦に編まれているために縦に縮むのを防ぐ意匠としてこしらえたそう。ですので特許のとおりですと同生地を横にして脇ハギに使います。こちらも似たような防止策になるようリブは縦に使われていますが、ノンネイティブの場合、立体的なパターンのために使っている側面が大きいようにも感じます。

 
 
 

首元はV字ガゼット。よく「汗止め」を目的としたものと言われています。が、古着マニアからすると「こんなので汗なんか止まらない」ということで最近は見方が変わってきているそうな。一説によれば生地全体を伸ばさずに頭を通しやすくすることが目的なのではとも言われています。

 
 
 

リブは一般的なものですがやや粗め。縫い付け位置がトリプルステッチにしてあるという細かいこだわり。これによって縫製した部分に硬さが出て独特な「たわみ」が発生していますね。これを狙ったものかと思います。たぶん。

 
 
 

ご覧の通り裏起毛です。暖かいです。素肌に触れてもヒヤッとしません。生地の厚みは11〜12オンスくらいでしょう。極厚ではないもののがっしりとした肉感です。ふんわりとしていない分ヘビーウェイトに感じるかもしれませんが、形のおかげか着やすく冬以外のシーズンでも活躍できます。ウォッシュがかかっていると思いますので洗っても毛はそんなに落ちないのではないかなと思います。

 
 
 

次にスウェットパンツ。
トップスもそうでしたが昨シーズンまでのパターンとは異なっています。特にスウェットパンツは大きく違っていますね。前のモデルではトップスのように脇ハギのパーツがありましたが、今回はありません。これは後ろ側の画像です。スナップボタンのポケット付きです。

 
 
 

過去モデルで言う所の「COACH SWEAT PANTS」の感じに近いです。あるいは「ADVENTURER EASY RIB PANTS」にも近いです。具体的には腿やヒザの斜めに入ったダーツが共通点。ヒザから上はCOACH、ヒザから下はADVENTURERという具合にミックスされたデザインになっています。
ヒザ裏にも切り替えされています。伸びやすいスウェット生地をつまんだり引っ張ったりしながら独創性の高いパターンに仕上げてあります。シルエットは細めのテーパードシルエットです。

 
 
 

左:NN-P3162 ADVENTURER EASY RIB PANTS TAPERED FIT W/P TROPICAL STRECH(17SS)
右:NN-P3747 COACH EASY PANTS COTTON SWEAT(20SS)

過去モデルを見るとなんとなく共通点が見えてきますね。アウトドアウェアからインスパイアされているのだろうと思うのですが、こういうの作らせたら右に出るものなしです。

 
 
 

裾のリブはそんなにキュッと絞っておらず、厚みがありそうなハイカットスニーカーなんかでも被せることが可能。ただリブそのものは結構しっかり伸縮が効いています。

 
 
 

ノンネイティブのスウェットパンツとしては初?のポケットインポケット搭載型でした。

 
 
 

トップス:nonnative DWELLER CREW PULLOVER COTTON SWEAT(サイズ4)
ボトムス:nonnative DWELLER EASY RIB PANTS COTTON SWEAT(サイズ2)
その他:私物
モデル:身長177cm、体重55kg

クルーネックは敢えて一番大きなサイズ4を着てみました。もともとがそんなに大きくないためサイズアップしても極端にダボッとしませんでしたね。でもいい感じです。大きめなトップスが好きな方なら2サイズアップくらいをオススメします。
パンツも1サイズアップ。サイズ1も穿けますが結構スリムになるので、ひとまわり余裕がほしいなと思いサイズ2をチョイス。美しいスリムテーパードのスウェットパンツが穿きたい方はジャストを選ぶと良いでしょう。

 
 
 

ストール:ATON BABY ALPACA KNIT STOLE

クルーネックならではの巻物しやすい首元を活かしてストールを使用しました。上下真っ黒なので小物系はベージュで抜いています。
スウェットのようにもろにカジュアルなセットアップはストールとかシューズで少し大人っぽく仕上げてあげるとパジャマ感が激減します。ロングコートと合わせていただくのを激推ししているのもそういう理由があります。

 
 
 

それから、巷ではこういうスタイルにニューバランスの900番台を合わせるのが定石となっており、それらとの差別化をしたいなと思い、引き続きブーツで締めています。スムースレザーだと浮くのでスエードがオススメです。
(でもホントは991とか履きたい気持ちもあります)

 
 
 

スウェットの中でもやっぱりブラックが一番スウェット着てない感じに見えるので、結局オススメ。慣れている方はブラック以外にも手を出しても良いでしょう。

 
 
 

10月末にしてなかなか寒くなってきてナイロンやコットン系の普通のパンツもひんやりしてきた頃合いにスウェットがあるとついつい手を伸ばしてしまいます。
冬に向けての楽ちんセットアップ、ぜひ1セット用意してみてください。たぶんずっと使いっぱなしになると思います。

 
 
 

ベンダーキャラバンはノンネイティブのプロフェッショナル2名、TNPの岡田さんvendorの鈴木さんが参加してくださる予定です。タイミングの合う方はぜひ初日・2日目を目指してご来店いただけますと幸いです。
いつにも増してノンネイティブの深いお話がお店でできるはず。イベントをするのも大変なご時世ですので貴重な機械をお見逃しなく…!

 
 
 

 
 
 

WRITER N

ディレクター
よく着るブランド:MARKAWARE・nonnative・NIKE
好きな音楽のジャンル:シティポップ・ダンス/エレクトロニック
好きなアニメ:エヴァ
特性:静かに面白い事を言って爆笑を取る