大好評、nonnativeのポーラテックシリーズからクルーネックのご紹介

大好評、nonnativeのポーラテックシリーズからクルーネックのご紹介

こんにちは。Nです。
毎年好評をいただいているノンネイティブのポーラテックシリーズ。結構たくさん仕入れたつもりなんですけど既に完売・欠品状態となっています。
今回は最も使いまわしがしやすいクルーネックをご紹介します。ポーラテックシリーズは特集もしていますのでそちらもご覧ください。

 
 
 

特集 nonnative POLARTEC® SERIES

 
 
 

nonnative / ノンネイティブ
DWELLER CREW PULLOVER POLY FLEECE POLARTEC®
NN-C4002
¥28,380

現在主流となっているビッグシルエットなトップスに比べればコンパクトなサイジングで落ち着いているクルーネックプルオーバー。デザイン自体は現在ノンネイティブが展開するスウェットと同じものを流用しています。ただし、ポーラテックという生地に合わせて若干の仕様変更がされているモデルです。
採用しているポーラテックは「Wind Pro®(ウィンド プロ)」というポーラテックの中でもっとも防風性に特化したシリーズです。

 
 
 

昨今、ノンネイティブのクルーネックプルオーバーの仕様に共通しているディテールはいくつかありますが、「便利」の側面で見るとハンドウォーマーポケット標準装備が嬉しいポイントです。ポーラテックバージョンのポケットに使われる袋布はメッシュ生地です。身頃の中心位置まで袋が届いているためしっかり手を守ってくれます。

 
 
 

こちらも最近のノンネイティブのスウェットやパーカで続いて採用されている肩の特殊な縫製。オフィシャルでは「運動袖」と呼んでいるものです。今のビッグシルエットの潮流の中ではビッグシルエットを主張する意図から敢えてセットインスリーブにしてドロップショルダーを作るのがセオリーとなっていますが、こちらはセットインスリーブとラグランスリーブの中間のような印象をもっています。

 
 
 

ポーラテックモデルならではの仕様変更として、襟ぐりはリブじゃなくフリース地になっています。V字ガゼットもリブは不採用ですが縫製のみ名残があります。チャンピオンのリバースウィーブに倣ったサイドパネルもリブじゃなくフリースです。
縫製は全てフラットシーマとなっており、凹凸がほとんど出ず着心地を高めてあります(これは共通)。

 
 
 

袖・裾のリブはポリエステル製の段編み。フライトジャケットに代表されるミリタリーなディテールです。この意匠も通常のスウェットでは採用されていません。ノンネイティブの中では主にミリタリーブルゾンやヘビーアウターなどでリブを使う場合に採用される傾向にあります。

 
 
 

トップス:nonnative DWELLER CREW PULLOVER POLY FLEECE POLARTEC®(サイズ3)
ボトムス:nonnative DWELLER EASY RIB PANTS POLY FLEECE POLARTEC®(サイズ1)
シューズ:nonnative HIKER LACE UP BOOTS COW LEATHER
その他:私物
モデル:身長177cm、体重55kg
※インナーにタートルネックを挟んでいます。

通常のスウェットのモデルと最も異なる点というのが、実は袖・裾のリブに接するボディのパッカリング具合かなと思っています。単に縮率の違いによる差なのかもしれないのですが、ポーラテックの場合このパッカリングが割と強く出ており、かつリブは引き締まっているタイプのため、シルエットに丸みが出やすくなっています。リブが若干ですが下に向かうに連れて内に入るようになるのがカッコいいです。めちゃくちゃ微妙なニュアンスなんですけど、個人的にはココにグッときました。

 

スタイルで言うとフリースのセットアップでブーツを合わせるのがおすすめです。ドレスタイプのブーツじゃなく、トレッキングやワークっぽいものがいい感じに合います。もちろんスニーカーもいいですね。スニーカーならローカットも普通に良いですが特にハイカットがおすすめです。コンバースならオールスターやプロレザー、ナイキならブレーザーやエアフォース1ミッド、アディダスならフォーラムやテレックス、ニューバランスならBB550やBB9000あたり。

 
 
 

フリースのセットアップ自体、ESで扱っているようなファッションブランドを好む方からすると結構見方が変わったと思います。マーカウェアやユニバーサルプロダクツからもフリースのセットアップがそれぞれ展開され人気があります。少し前までの「ホームウェア」な印象から随分と考え方が変わりました。

 
 
 

それもそのはず、今まではそもそもそういったアプローチがほとんどなかった中で、社会情勢もあって楽でおしゃれなものを求める声が大きくなっていった背景もあります。そして、感度の高いブランドがきちんとそこに取り組むことで今まで見えてこなかった視点でものづくりをするようになりました。
いざ出来上がってみればセットアップで着てみても、ホームウェアとしても成立しながら街着としても無理がありません。それはシルエットやディテールをしっかり作り込んだおかげです。

 
 
 

今回トップスは大きめにサイズ3をチョイス。パンツは綺麗なシルエットを活かし細身の私はジャストのサイズ1。2でもだらしなくならずに使えますが、このパンツの場合は膝下のスッキリ感をより保ちたかったので1にしました。

 
 
 

既に過去モデルをお持ちの方や、他のブランドでポーラテック ウィンド プロの製品を持っている方なら上下どちらかを足してセットで組むことも可能です。基本的にポーラテックの生地は既に生地メーカーサイドで色出しが決まっているので、別ブランドとも組み合わせられます(おそらく、ですが後染めすることもほとんどないと思います)。ただし、ひとえに「グレー」と言っても何種類かグレーの生地が用意されていると思いますので、その辺はご注意ください。
もちろん、セット使いじゃなくても便利なアイテムです。毎日着てもへこたれません。ニット代わりにも。いや下手したらニットより暖かいかもしれません。そして洗濯もできますから非常に楽な製品です。

 
 
 

私もいくつかポーラテック ウィンド プロのアイテムを愛用していますが、真冬の新潟は本当に寒さが厳しいため非常に助かっています。一般的なフリースと決定的に異なる「4倍の防風性」は風の強い新潟市でも大活躍。お値段はそこそこしますがその分、防御力が格段に上がります。アウターもダウンジャケット以外の選択肢が出てくるのがありがたいですね。

 
 
 

 
 
 

WRITER N

ディレクター
よく着るブランド:MARKAWARE・nonnative・NIKE
好きな音楽のジャンル:シティポップ・ダンス/エレクトロニック
好きなアニメ:エヴァ
特性:静かに面白い事を言って爆笑を取る