育てたくなる、MARKAWAREの〈Heavy All Weather Cloth(ヘビーオールウェザークロス)〉

育てたくなる、MARKAWAREの〈Heavy All Weather Cloth(ヘビーオールウェザークロス)〉

 
 
こんにちは、こんばんは。
STAFF Sです。
 
 
 
本日は既に完売しそうなMARKAWAREのヘビーオールウェザークロスのアイテムを。着用するのは気温的にはもう少し先になりそうですが、無くなる前に紹介しておきます(と言っても既にカラー欠けしているアイテムもありますが。。。)
 
 
 

 
 

まずは「ヘビーオールウェザークロス(Heavy All Weather Cloth)」について。

 
 
 

素材はMARKAWAREお馴染みのインド産オーガニックコットン。しかも80番手の希少な超長綿を3本も撚り合せた糸を使い、さらに光にかざしても明かりが透けないほど超高密度に織った特別な生地になります。
密度が高いということはそれだけ素材が必要になるので、ただでさえ貴重な超長綿をふんだんに使っためちゃめちゃ贅沢な生地になっています。
 
 
 

オールウェザーとありますが、糸を高密度に折ることにより耐水性・耐風性が生まれています。天然繊維ながら耐水圧もあるため、小雨程度であれば浸み込む心配はいりません。また、化学繊維の生地と比べると蒸れにくいのも天然繊維のいいところですね。天然繊維のいいところは他にもあり、ゴム引きコートのような劣化もなく、オイル加工のようなニオイの心配がありません。
 
 
 

この超長綿を超高密度に織られた生地は、密度が高過ぎて通常の織機では耐えられず作れないのだそうで、生地メーカーは織機を改造し限界を越えて打ち込めるようにしているのだそうです。改造しちゃうってすごいですよね。
 
 
 

そんな高密度で織られた生地ですが、高密度過ぎて最初はコットンとは思えないパリパリっという音がします。着ていくと曲げたりする箇所は段々柔らかくなり、いい感じのシワが入ったりして味が出てきます。色落ちはほとんどしないそうですが、シワや柔らかさが徐々に変わっていき、デニムのように経年変化も楽しめるアイテムとなっています。
 
 
 
 
 
 
そんなヘビーオールウェザークロスを使ったアイテムがこの秋冬で3つリリースされます。
ショート丈の「HOODED HUNTER JACKET II」、
ミドル丈の「HOODED WAYFARER COAT」、
ロング丈の「CITY CRUISE PARKA」。
 
 
 
「HOODED WAYFARER COAT」と「CITY CRUISE PARKA」は既に販売開始しておりますが、「HOODED HUNTER JACKET II」は入荷がまだなので予約販売となっております(既にかなりの予約をいただいております)。
どのアイテムも春や秋はこのままで、冬はインナーダウンを着れば快適に過ごせるかなと思います。3シーズン長く愛用いただけます。
 
 
 
 

MARKAWARE
HOODED WAYFARER COAT – HEAVY ALL WEATHER CLOTH
A22C-10CO02C
¥104,500(in tax)

ミドル丈のこちらのアイテムはMARKAWAREが毎年アップデートを繰り返して展開している、「歩いて旅する人」という意味をもつ〈WAYFARER(ウェイファーラー)〉シリーズ。2022秋冬ではマウンテンパーカのようにフードをプラスしています。オールウェザークロスでフードがついてて、正に旅に最適なコートになっています。

 
 
 


腰位置にはハンドウォーマーポケットがあります。一見浅そうなポケットですが、実際は下部のポケットのフラップ部分まで深さがあるのでしっかりと手が収まるようになっています。

 
 
 


下部のフラップポケットはマチが広め。結構な容量があるので、フラッと出かける際はカバンが無くても大丈夫。内ポケットもあるので、持ち物少ないミニマリストな方は普通にお出かけ出来ちゃうかもしれません。

 
 
 

袖はドットボタンが2つついていて絞り具合を調整できます。一番絞った状態だと結構絞ることができます。

 
 
 

ジップのプルタブは大きめで手袋をつけていてもジップの上げ下げがしやすいです。

 
 
 

サイドにはマチつきのスリットがあり、ドットボタンで止めておくこともできます。中に着込む時やコート内の蒸れ調整、シルエットを変えたい時なんかに重宝します。

 
 
 


ショート丈のもそうなんですが、生地がしっかりとしているのでなんと自立します。何も支えずに直立してしまうくらいハードです。

 
 
 

ハードさ故、フードの立ち上がりも非常に綺麗です。形状記憶生地?と疑う程思った通りに形を保ってくれます。

 
 
 


丈感はヒップがすっぽりと覆われるくらい。車に乗る時に裾がクシャッとならず、かつ腰位置を誤魔化してくれる程よいサイズ感ですね。

 
 
 

こちらのアイテムはブラックが完売してしまい、コヨーテも残り僅かとなっておりますので、お早めに。

 


 

 
 
 
 
 
 

MARKAWARE
CITY CRUISE PARKA – HEAVY ALL WEATHER CLOTH
A22C-10CO01C
¥105,600(in tax)

ロング丈のこちらは、ステンカラーコートとモッズパーカをミックスしたデザイン。生地の硬さによるAラインのシルエットの綺麗さ、膨らみの良さは抜群です。

 
 
 


サイドはドットボタンでガバッと大きく開けることができ、体温調節がしやすかったり、パンツのポケットにアクセスしやすかったりと、とても便利。

 
 
 

こちらも袖の絞り具合をドットボタンで調整できますが、ベルトの生地に潜っている部分がゴムになっていて、絞った際にリブ袖っぽいシワが入るのですが、このシワ感が個人的にかなり好印象。ミニマルで都会的なデザインにどこか遊び心を感じます。
(ちなみに袖口のアップの写真は生地の硬さで腕が自立しています。)

 
 
 




フラップポケットやジッパーフライ、大きなフードなど、シンプルながらにディテール感があり飽きのこないデザインになっています。フロントジップのプルタブはクリップのようなデザインになっていますので、革紐を自分でつけたりしても面白そうですね。

 
 
 




ネックが高く、首元もしっかりと覆ってくれるのは風が強い日にはとてもありがたいですね。開けて着てもしっかりと立ってくれるので、首周りはすっきりとして上品な印象があります。

 
 
 

 


 

 
 
 
 
 
 


ショート丈のアイテムはおそらく9月末に入荷してくるかと思いますのでお楽しみに。直ぐに無くなってしまう可能性が高いですが、残っていたら詳しくご紹介しようと思います。

写真は展示会の際に自立するか試してみた写真。思いの外簡単に自立したので驚きました。

 
 
 
 

 
 
 
 
 

生地についてさらに細かい話をすると、染色の色によっても生地の硬さは変わってくるそうで、黒のカラーは1度では綺麗に染まらないので、複数回染色を行ったり、黒の前に茶色の染料を入れたりすることで綺麗な黒にするため、染料の量分生地が硬くなるそうです。
 
実際触って比べてみると若干ブラックの方が硬い感じがするので、より硬さを求める方はブラックを試してみてください。

 
 
 
 

では。

 
 
 
 

WRITER S

カメラが上手なエンジニア
ディズニーは:シー派
ポケモンは:赤派
得意料理:カレーとシフォンケーキ
特性:ゲラののんびり屋。