定番だけど冬はミリタリーアウターがやっぱり気になる
- 2022.12.17
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みなさんこんにちは、エミリーです。
最近新しい暖房器具を手に入れてほっこりライフを過ごせるようになりました。
寒い時に「あったかい」を感じる瞬間ってなんかすごい幸せですよね。
今日は皆さんにも「あったかい」を感じていただきたいので、個人的に冬には着たくなるミリタリーデザインのアウターをご紹介いたします。
リノのN-2Bジャケットです。
N-2Bは-30℃~-10℃のヘビーゾーンと言われる過酷な現場で働くパイロット用に作られたフライトジャケット。
なので、狭いコックピット内でも動きやすいように丈が短く、防寒性も必要なのでかなりボリュームのあるアウターでした。
そのままではかなりバランスも難しく、着合わせも難しくなるので、ボリュームを抑えシルエットが変更されています。
丈も調節されているので、ボトムスの着合わせも選ばないデザインにアップデートされています。
その他のミリタリーディテールは当時のままを残し、ミリタリー好きも納得の1着だと思います。
特にN-2Bの特徴でもあるフードがファスナーで二分割できる仕様は、パイロットがコックピット内でフードをひっかけてしまうのを防ぐためだったそうです。
N-2Bをもとにして作られたアウターは結構出ていますが、このフードの仕様をそのまま残しているアウターは少ないので、作りこまれている感じがわかりますね。
ファー部分は、環境問題に配慮しリアルファーは不使用。
中綿もしっかり入っているので、保温性が高く、しっかり「あったかい」を感じてもらえると思います。
アメリカ空軍パイロットのため作られたフライトジャケットのMA-1をもとに作られたマーカのボンバージャケット
ミリタリーアウターの王道ともいえるMA-1ですが、マーカは大人が使いやすいデザインにアレンジされています。
当時はコットンで作られていたそうなのですが、ジェット機の機能が上がり、機内火災の危険が少なくなった為、コットンよりも軽いナイロンが使われるようになりました。
そのため、今もMA-1はナイロンを使っているものが多いですが、こちらはウール100%。
ナイロンの光沢感とはまた一味違う、上品な雰囲気も持つツヤ感のある生地を使用しています。
素材が変わるだけで、だいぶ印象も変わりますよね。
リブやファスナーを身頃の生地と同色にし、ワントーンでまとめられているのも大人が着やすいポイントです。
サイジングはゆったりしていて、中綿も入っていますが、ボリュームはかなり抑えられていてスッキリと着ることができます。
すごく厚手というわけではないですが、中に着込めるゆったり感なので冬でも安心です。
車によく乗る方は少しライトなアウターの方が使い勝手いいですよね。
最後は、ベストがレイヤードされたエフシーイーのコート。
アメリカ軍で使用されたM-65フィールドジャケットをもとに作られています。
このコートはPOLARTEC THERMAL PROを採用したベストがレイヤードされていて、コート単体・ベスト単体・レイヤードコートの3通りの着方は出来る優れものです。
コートはストンと落ちるシルエットで、ゆったりな作り。
スタンドネックも低めで、デザインもシンプルなので、どんなスタイリングに羽織っても馴染んでくれます。
でも大きなフラップ付きポケットや、左右の胸についているワッペンテープなどミリタリー要素もきちんと残っています。
ベストは中のコートが控えめな分、しっかりとミリタリーディテールが入っています。
スタンドカラーに付いたチンストラップや、体に密着させばたつきを抑えたり、風の侵入を防ぐことができるようになっている腰のドローコードなど、コートで省略させている部分がベストについています。
ベスト、コート単体で着まわすこともできますが、合わせて着るとM-65のディテールが詰まったミリタリー色の強いコートになりますね。防寒性もファッション性も上がるのでいいこと尽くしのアイテムです。
秋冬になるとミリタリーって絶対着たくなっちゃう現象って何なんでしょう…。
王道のものから、アレンジされてブランドの個性が出ているものなど他にもいろいろありますのでぜひチェックしてみてください。
では~
古着のリメイクデザインしている人
好きな食べ物:アイスとビール
自分を漢字1文字で表すと:欲
特性:果て無き胃袋を持っている。パンダに目が無い。
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