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お久しぶりです『esradio959』
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第ニ回目はゲストをお迎えし、機械式時計の魅力に迫ります。
Lounge Lizard 新潟スタッフ 北原、ESSENCEスタッフ 山本の2名にスリーク新潟スタッフ 三浦さんをゲストに迎え、機械式時計についてしゃべってもらいました。
それでは、どうぞ。

 

 


 


北原(以下、キタ)
「esradioだいぶ月が開いて第2回目となりますが、今日はちょっと変わった3人でやりたいと思います。今回、回しをしますLounge Lizard北原です」
山本(以下、ヤマ)「ESSENCEの山本です」
キタ「今日ね。普段だったらイカ(五十嵐)とか小野さんとかがいるんですけど。ちょっと今日趣向を変えてうちの系列店であるTHREECからゲストが来てくれています。…じゃあ、自己紹介どうぞ!(笑)」
三浦(以下、ミウ)「THREEC新潟から来ました三浦です。よろしくおねがいします!」
キタ「女性です!」
ヤマ「めずらしい!」
ミウ「(笑)」
キタ「みんなラジオっていうかES-WEB見てくれている人だと、うちのWEB部隊で”まる”とか”うぇる”とか”ぽん”とか女性スタッフはいるんですけども、実際に販売員としての女性スタッフは今回初めての絡みになるのでね。ラジオだとちょっと分からないですけど、ずいぶんと可愛らしい子なので、どんどんTHREECブログとか見てもらうと眼鏡ブログとか書いてるから見て欲しいなと思うんですけれども」

 

THREEC HP:http://www.threec.jp/

 

キタ「はい。じゃあ早速なんですけど、三浦さんをゲストとしてお招きしてますので、機械式時計を今回テーマで話しますので、なにとぞ宜しくお願い致します」
ヤマ・ミウ「「お願いしまーす」」
キタ「ES-WEBでも取り扱いがある機械式時計なんですけど、しゃべり慣れていないアカネちゃんには申し訳ないんですけれども、機械式時計のざっくりな話を(笑)機械式時計ってなんぞやっていうのをちょっとご紹介いただけますでしょうか」
ミウ「はい、ざっくりですね」
キタ「ざっくりでいいよ」
ミウ「まったく知らないという方に説明すると、電池の時計と機械式時計っていう種類でいうと大きく2つあると思うんですけど、機械式時計だと、ちっちゃい金属の部品を全部手作業ではめ込んで自分で動かしているというか。ちょっと分かりづらいかもしれないんですけど。電池だともう電池が入っているので勝手に動いてくれるんですけど、機械式時計は自分でぜんまい巻いて動かしていただくんですが、そういう風に自分で手を加えながら動かして頂くものになります」
キタ「はい、ありがとうございます」
ミウ「すっごい分かりづらいですね(笑)すみません」

 


 

キタ「じゃあ今、機械式時計の話を軽くしてもらったところで、さっき言ったクォーツと呼ばれる電池式の時計と機械式時計。基本的にはこの2つという風な棲み分けをしてると思うんですけど、機械式時計を持つメリット。これはなんでしょうね?ヤマは何だと思う?」
ヤマ「メリットですよね」
キタ「うん。まぁ我々持ってるからね。メリットも知ってるから今更なんだけど」
ヤマ「まぁ、いろいろありますからね。付加価値だったりとか、それこそ一生物と呼ばれる時計なんで。電池式だと電池がなくなっちゃえば使えなくなっちゃう。機械式時計は修理を重ねてというか、オーバーホールを加えて生涯何十年、子供の代、孫の代までお使いいただけるってところで機械式時計を持つのがいいのかなと思うんですけど、どうですかね?」
ミウ「いや…もう、仰るとおりです」
ヤマ「あはは(笑)答えを言えちゃう」
キタ「言っちゃうんだよなぁ」
ミウ「もう全部言われちゃいました(笑)」

 

 

キタ「クォーツは、もう寿命がやっぱりあるわけですか?」
ミウ「寿命はあります。たとえば家にある目覚まし時計とか、あれも電池じゃないですか。あれは一生とか長く使うことを考えて作られていないらしいんですよね。高級なクォーツ時計だとある程度長く使えるようにはなってるんですけど、まぁ修理しながら。でも大元の機械がダメになってしまうとやっぱり使えなくなっちゃう」
キタ・ヤマ「「ふーん」」
ミウ「そこに比べると機械式時計は部品を交換していけば、ずっと使っていけるので、それこそ孫の代とかに渡していけるような時計なので、これはもう本当一生物…《パートナー》ですよ」
キタ「うーん。なるほどね。パートナー、いいセリフだなぁ」
ヤマ「分かりやすい」

 

 

キタ「なんでじゃあ機械式時計が高いのかっていう話にもね」
ヤマ「そうですね」
キタ「うん。やっぱね、極端な話、電池の時計って何百円とかから買えちゃう」
ヤマ「ありますね」
キタ「機械式時計も一応、何千円っていう価格帯がある中でも、大体メインの価格帯って結構…」
ヤマ「高いっす…」
キタ「1万円を優に超えて、中には100万円を超えちゃうのも多い中で、なんで(機械式)時計は高いのか!」
ヤマ・ミウ「(笑)」
キタ「実際ね、お客さんがやっぱね。我々アパレルでもやっぱりESなんかで扱ってる服って安くはないので言われるわけですよ」
ミウ「はいはい」
キタ「たとえばデニムなんか取っても、普通のセレクトショップだったら加工デニム1万5千円とかで売ってたりするのが、うちの店のブランドだと2万3万するのはなんでですかって言われちゃう」
ミウ「うーん」
キタ「まぁ、そこにはちゃんとね。デザイナーさんの作り方とか、素材のこだわりとか、やっぱりあるわけなんです。時計もねやっぱりそういう部分があると思うんですけど、実際どうなんですか?」
ミウ「そうですね…。共通してるところもあると思うんですけど、さっき機械式時計だと金属の細かいパーツが組み込まれてるって言ったんですけど、それも全部職人さんの手作業で最終的には組まれているので…。あとは素材ですね。傷つきにくい素材で、サファイアクリスタルとか、ガラスを使ったりだとか、結構いい素材使ったりっていうので、どんどん高くなるっていうのもあるんです」
キタ「うんうん」
ミウ「1個の時計を作るのに、たとえば8ヶ月掛かったりとかする。THREECで扱っているブランドに関しては、ほとんどそういうブランドなんです」
キタ「へえぇ!」
ヤマ「8ヶ月…!」
キタ「8ヶ月は…長いよねぇ」
ミウ「長いですよ。1個なので」
キタ「そっか」
ミウ「そう。いろんな理由があると思うんですけど」

 

 

キタ「まぁね。それだけ人の手が掛かって…ちょっとね、僕が補足するのもおかしいんですけど、なんかTHREECで扱ってるメンズの時計って、宝飾品っていうよりはプロの計器みたいな意味合いの時計が多いなと思って。なんか煌びやかな時計ってお金持ちの人が買っちゃうとか、趣味や楽しみで買っちゃうっていうイメージがあるんだけど、実際にTHREECに来るお客さんってどういう人が買っていくのかな?」
ミウ「実際いらっしゃるお客様は、20歳の記念とか…」
キタ「あぁ、まぁね」
ミウ「若い方だと20歳から40、50代の方。30代の節目で買ったりとか。あとは、大学卒業して就職してその記念に買ったり、就職してから2年ぐらい経ったとき、ある程度お仕事慣れてきたくらいで、いい時計が欲しいなって買われる方も。結構20代の方が多い」
キタ「ふーん。やっぱそのタイミング的なものですよね。20歳の記念とか。でも、もちろん30代、40代のお客さんも多いですよね?」
ミウ「多いです。多いです」
キタ「そういう(30代、40代の)人たちはそういうタイミングってあったりするんですか?」
ミウ「30代、40代の方だと、子供が生まれたりとか」
キタ・ヤマ「「(あ~)」」
ミウ「結婚している方で、子供が生まれた年に買ったりとか」
キタ「なるほどね」
ミウ「あとは、昇進の記念とかはすごく聞きますね」
キタ「まぁあの、実は僕も20歳のタイミングで1本目買ってたりとかするんで、今三浦さんが話してくれたような感じの頑張ったときの記念でも凄くいいと思うんですけど、人生の節目でね、持つものとしては凄くいいものだと思いますよね」

 

 
 

キタ「THREECに来るお客さん、こういうお客さんだよって話とか、買うタイミングの話も今触れたんですけど、なんでこういう話をしたかっていうと、ES-WEB内でも機械式時計を取り扱っていたりするんですけど、商品ページを見てもらうと分かると思うんですが、服からすると価格がね」
ヤマ「そうっすね」
キタ「やっぱりちょっと頭1つ2つ抜き出ちゃうところがあるので、距離を感じちゃうっていうね。みんな最初服とかもそうだけど、Tシャツに5千円出すの高っ!みたいな」
ヤマ「高いっすね」
キタ「段々それが慣れてくると自分の中のものさしが出来上がってくる。そう考えると時計もね、普通に過ごしてると1万円とか3万円くらいの時計を持つでしょうし、その中で本当にもっと世の中にはいいものいっぱいあるっていうものを知るきっかけになればいいなと思ってこういうくだりからスタートしたんですけれども」
 

 

キタ「じゃあね、ちょっとね、時計屋っぽくない質問というか、話に飛んでみたいなと思うんですけど、服屋ならではの時計選びといったところにいってみたいんですけども、山本君はどういう理由で時計選びましたか?」
ヤマ「僕は、(買ったのが)社会人になってたしか2年目だったと思うんですけど、誕生日ちょっと過ぎたくらいに記念に買おうかなって思って、ちょうどそのときにブライトリングフェアをやってて」
ミウ「あ~」
ヤマ「一番数が揃っているタイミングで初めて時計を買って、最初はゴツゴツしい時計というか、男だから格好良い時計がいいなって思ってたんですけど、こう、ラインナップを見ていくうちにやっぱりシンプルな方がいいのかなって思って。僕が買ったのはナビタイマーっていうモデルなんですけど」
キタ「うんうん」
ヤマ「やっぱり洋服だったりとかそういう視点から考えると、ESSENCEってどっちかというとシンプルな服が多かったりだとか、ミリタリーとかトラッドな雰囲気が多いのであんまり腕元だけゴツゴツしく、映えてしまうよりかは、綺麗にまとまる方がいいなと。完全なる僕の好みなんですけど。それでもう、タイミング的に丁度良かったので買っちゃおうかなって、気づいたら買ってたみたいな」

 

 
 

キタ「三浦さんは、ストレートに、男性に付けて欲しい時計ってなんですか?(笑)」
ミウ「なんですか?(笑)」
キタ「うん。20代、ES-WEBってメインで見てくれてる人20代30代の方が多いと思うんですけど、そういう方に、服装のテイストとかあるかもしれないけど、純粋に『あぁ私はこれ付けてる男の人になびくわ』みたいな」
ミウ「この流れじゃないんですけど、綺麗な感じでクラシック系の時計付けてる男性は、普通に格好良いなって」
キタ「あー」
ヤマ「なるほど」
ミウ「ナビタイマーとか、うちで扱ってるIWCとかを付けてると、あぁ凄い素敵だなって思いますね」

 

【BREITLING】NAVITIMERシリーズ

 

キタ「なるほどねぇ。ナビタイマーって僕も結構好きで、それこそ18、19(歳)くらいから知ってて、なんなら10年以上前くらいから知ってるんですけど、50年くらい変わってないモデルなんですよね?」
ミウ「そうなんですよ」
キタ「僕らの服装ってそれでも普遍的なものをアパレルブランドでやっているにも関わらず変わっちゃう中、50年以上ほぼ変わらないって凄いなって思ってそこに惹かれたりもするんです。ナビタイマーって…ナビタイマーばっか推しすぎるのも良くないけど(笑)」
ミウ「凄い推してる(笑)」
ヤマ「(笑)」
キタ「スーツ着ても似合うし、デニムにTシャツ着てても似合うしっていう」
ヤマ「あ~ありますね」
ミウ「たしかに」
キタ「あんまいいこと言うと信憑性なくなるから、悪いとこも1個言っておくと防水性が皆無っていうね」
ヤマ「そうですね(笑)」
ミウ「そこはね~ちょっと…」
キタ「生活防水だから雨に濡れるくらいは問題ないんだけど、ちょっと気持ち心もとないっていうくらいで、それ以外は凄くいい時計だと思う」
ミウ「ちょっとデリケートですよね」

 

 

キタ「じゃあ、ナビタイマー推しすぎると良くないので、実際に次欲しい時計はなんかありますか?」
ヤマ「次欲しいの…僕は、もっとシンプルな三針が欲しいですね」
キタ「三針」
ヤマ「IWCだったり、ポルトギーゼとか」
ミウ「うーん、いいですね」
ヤマ「あそこらへんもう、クラシックというか無駄のない作りの見た目じゃないですか。シンプルで格好良いっていう。あそこがやっぱ一番欲しいなっていう物欲はありますね」

 

キタ「三浦さんは?」
ミウ「私ですか?」
キタ「まぁ、レディースだからね、違うけど」
ミウ「そうなんですよね!今欲しいのは、オメガが欲しいんですけど、まださまよい中ではあります」
キタ「さまよい中?(笑)」
ミウ「さまよい中」

 


【OMEGA】
 

キタ「僕が欲しいのは、実は1本持ってるんですけど、もう1本欲しいのがパネライなんですよね」
ミウ「おー!」
ヤマ「パネライ!」
キタ「うん」 
ミウ「もう1本?」
キタ「もう1本パネライ欲しいな」
ミウ「凄い!」
キタ「パネライのルミノールっていう王道…まぁモデル基本的に2つしかないんだけど、ラジオミールっていう方がちょっと今欲しいなって思ってて、なんかそういうミリタリースペックっていうかね、そういう時計が今興味あるなって思って。まぁ、そんな我々の趣味嗜好とかね、持ってる人間から話を聞いたってちょっとマニアックっていうかね」
ヤマ「そうですね」
キタ「実際多分ナビタイマーとか検索すると、おい、マジかよ!って金額がね」
ヤマ「桁が増える」
キタ「ちょっとね、7桁かぁってなってくる」
ミウ「7桁か(笑)」
キタ「おまえらなんだよ!ってなるから、せっかく三浦さんいるから機械式時計を本当に始めて買うって方とかに、エントリーモデルというか、このあたりから見てもらうといいかもなっていうブランドとかってありますか?」
ミウ「あります!」
キタ「あります。そうね、ないって言われたら終わっちゃうから(笑)」
ヤマ「あははは」

 

 

ミウ「本当、機械式時計を初めて持つ方におすすめなのが、ハミルトンっていうブランドと、ハミルトンはスイスの時計なんですけど、あとは国変わるんですけどドイツのジンっていうブランドがあるので、そのあたりは(おすすめ)」
キタ「うちのブログ読み返していただくと分かると思うんですけど、ジンうち昔やってたから」
ミウ「あ、そうですよね」
キタ「多分ジンについてはいくらかね我々も知識がある。ジンいい時計なんですよね」
ヤマ「かっこいいっすね」
キタ「そう。多分これも価格とか出してもらえれば分かると思うんですけど、20万円前後くらいから30、40万円くらいの商品が揃ってるんですけど、細かい話するとTHREECスタッフに違うよって言われちゃうかもしれないですけど、ナビタイマーとかそういう部類の70万とか100万とかする時計に近いスペックを持ちながら、非常にお手頃な時計というところで、なんでしょうね、それこそ他の時計ブランドに比べると煌びやかさというよりも…」
ヤマ「マットな感じが多いですよね」
キタ「ね。無骨さみたいのがあって」
ミウ「うんうん」
キタ「日本のブランドじゃないのに、割と小ぶりで日本人の腕元に収まりがいい」
ヤマ「そうですよね」
キタ「実は僕が担当しているLOUNGE LIZARDのデザイナーの八重樫(学)さんも数本持ってらっしゃるくらいで、デザイナー目線から見てもいいよねって言ってもらえるような時計が結構な、安くとは言わないけど手に取りやすいところで手に入るっていうのが魅力的な時計かなって」
ヤマ「はい」
 


【Sinn】
 

キタ「ハミルトンなんかも結構買う人多いですか?」
ミウ「多いです。凄い人気」
キタ「すっごい人気?(笑)」
ミウ「すっごい人気」
キタ「へえぇ」
ミウ「価格帯がそれこそ7、8万円くらいから20万円いかないくらいか、10万円15万円のとか本当そのくらいで、種類凄くが多いので」
キタ「ハミルトンってアメリカなんですよね?」
ミウ「あ、元々そうなんです」
キタ「そうですよね。で、ハリウッド映画に凄く使われるんですよね」
ミウ「使われてますね」
キタ「最たる有名なところで言うと、メン・イン・ブラックとかね。映画に出てた時計がね、あの値段で買えちゃうっていうかね。ハミルトンの中だったら何がオススメですか?」
ミウ「ジャズマスターっていう人気の。あのへんとかはスーツにも合いますし、普通にカジュアルでもいいと思うんですけど…」
キタ「ちなみに、こう、テロップ的なものは入るの?商品これだよ、みたいな。入れる?」
ウェル「(コクコク)」
キタ「入れるそうです。これ入れなかったらね、分かんないよね(笑)」
ヤマ「分かんない(笑)」
ミウ「そうですよね!いちいち検索しないといけない」

 


【HAMILTON】JAZZMASTERシリーズ
 

キタ「ちょっとね、ES-WEBで扱いがあるジンとハミルトンなんかもね、是非見てもらいたいなってところではあるんですけど、じゃあせっかく来てる三浦さんにイジワルな質問を」
ミウ「うわっ」
ヤマ「あはは」
キタ「ちょっと想像の中でしゃべってもらうことになるんですけど、ESは基本的にセレクトショップESSENCEっていうお店と2階に僕が担当しているLOUNGE LIZARD新潟ともう1つATTACHMENT新潟っていう3つのお店があるんですけど、この3つのお店をイメージした時計3つ」
ミウ「うわぁあ!ええぇ…」
ヤマ「お!聞きたい!」
キタ「このお店のイメージこういう時計かな、みたいな」
ミウ「……」
キタ「全然時間掛かってもいいよ」
ヤマ「難しい」
ミウ「難しいですね~」
キタ「まぁあの1階のイメージは山本君とか小野さんとかそういう感じのイメージの人にはこれかなぁみたいな」
ミウ「あ、人で例えてもらったほうが分かりやすい」
キタ「じゃあ、アルパカさん」
ミウ「?」
キタ「あ、小野さんね(笑)」
ミウ「あははは!」
キタ「あぁいう服装の方には、これがいいかなぁみたいな」
ミウ「う~ん。ポルトギーゼとか」
キタ「ポルトギーゼ!あぁ、なるほど」
ミウ「ああいうのも似合いそうだし、ナビタイマーとか」
ヤマ「ちょっとクラシックな感じっすか」
ミウ「うん。ちょっとクラシックな感じでシンプルな感じが似合うかな」

 

【IWC】Portugueseシリーズ
 

キタ「なるほど。じゃあ、私が着てるLOUNGE LIZARDは?」
ミウ「北原さんみたいな服装だったら、ちょっと大きめの男性らしいパネライとか」
キタ「あぁパネライね。僕は好きで持ってて、お客さんの中ではデカすぎるなって方が意外といるんだけど、1回付けさせてみると意外とハマっちゃうね」
ヤマ「そうっすね」
キタ「不思議な時計で。実はLOUNGE LIZARD八重樫(学)さんもパネライ持ってらっしゃる」
ミウ「ふーん!」

 

【PANERAI】
 

キタ「そこで通ずるものがあるのかなって」
ヤマ「デザイナーさん(持ってる方)多いですよね」
キタ「うん。デザイナーさんは結構実は、あんま出しすぎるのもよくないけどATTACHMENTの熊谷(和幸)さんも持ってらっしゃったりとか、1階でいうとnonnativeの」
ヤマ「藤井(隆行)さんとか」
キタ「そう。持ってらっしゃったりとかするんで。別にそれだからこれ(パネライ)買おうって訳じゃないと思うけど、いい参考になるのかな。あ、なんか」
ヤマ「え?」
キタ「もう1個忘れてた。ATTACHMENT!ATTACHMENTの服装の人とか、なんか、ないですか?オススメ。五十嵐っぽい感じ。」
ミウ「………」
キタ「…あんまりね、しゃべんないもんね、五十嵐と」
ヤマ「ふっ(笑)」
ミウ「あ、でも服は」
キタ「服は」
ミウ「服。服っていうかイメージは(笑)」

キタ「しゃべらないことは認めたんだね」

ヤマ・ミウ「ははっ」
キタ「難しいよね」
ミウ「難しいです。難しいですけど」
キタ「五十嵐っぽい感じ」
ミウ「五十嵐さんっぽい感じ…ちょっとこうIWCとかも似合いそうなんですけど、同じブランドでもうちょっとこう無骨な感じで、パイロットウォッチ」
キタ「うんうん」
ミウ「の、1番シンプルな」
キタ「あ~。今だと、マークセブンティーン?」
ミウ「マーク…うん、はい。そうですね、17」

 

【IWC】Pilot’s watchesシリーズ
 

【IWC】Pilot’s watchesシリーズ:パイロット・​ウォッチ・​ダブルクロノグラフ
“プティ・​プランス”

 

 

キタ「またマークの話になるとね」
ミウ「長くなりますね」
キタ「ナインから出てるんで、本当好きな人ググってください」
ヤマ・ミウ「「(笑)」」
キタ「結構面白い話あるんで。じゃあ、1階はポルトギーゼとかナビタイマー。2階LOUNGE LIZARDはパネライ。ATTACHMENTはちょっとマニアックでシンプルで無骨な感じのパイロットシリーズ、IWC。なるほどなるほど。時計雑誌っていっぱい売ってるじゃないですか」
ミウ「はい」
キタ「本屋さん行けば多分3、4冊くらいは売ってるわけで、そこでいうと時計のスペックとかそういう話ばっかになっちゃうから、実際我々ファッションよりのね、こういう服の人はこういうのしたら格好いいよねっていうのが今のでちょっと伝わったら嬉しいなと思うんですけど」
ヤマ「そうですね」
キタ「せっかくだし格好いいもの付けたいなってときに…なんだろう、僕結構お客さんによく言うのが、ショーケース覗いたとき格好いいのと、腕に付けて格好いいのってちょっと違ったりするじゃないですか」
ミウ「うんうん」
キタ「そういうところが1つの選び方のアドバイスになればいいなと思うんですけど」

 

 

キタ「さて、そろそろ締めないと時間なんだけど、せっかく三浦さんいらっしゃるので、THREECはブランドの正規店になると思うんですけど、極端な話WEBサイトとか見るとすんごく安く売ってるWEBサイトとかもあるわけなんですけど、じゃあいったいそういうところと正規店で買うことの違いは何があるのかっていうのをちょっと締めっぽく」
ミウ「締めっぽく!大役ですね!正規店だとやっぱり1番のメリットはアフターサービスだと思うんですね」
キタ「うんうん。アフターサービス」
ミウ「はい」
キタ「アフターサービスっていうと?どういう?」
ミウ「今ずっと話していた機械式時計だと、メーカーによって3、4年に1回とかメンテナンスが必要」
キタ「車でいうと車検みたいな言い方をしますよね。結局歯車とかぜんまいで動いてるから、油が切れたりとかする話も聞くので、そういうのが必要」
ミウ「はい」
キタ「で、それが受けられるみたいな?」
ミウ「受けられるもそうなんですけど、メーカーによっては正規店で買った方はメンテナンス料がお安くなったりとか」
キタ「なるほどなるほど。ブライトリング結構凄いですよね?アフターサービス」

 

 

ミウ「凄いです」
ヤマ「凄いっすね」
キタ「ブライトリング凄いなって思うのは、インフォブライトリングっていう会報誌がね」
ミウ「はい」
キタ「本当ちゃんと…年に何回?」
ミウ「2回ですかね」
キタ「2回か、届くのとブライトリングサロン?」
ミウ「はい。メンバーズサロン」
キタ「そう。そういうところに招待するとか、行けたりとか、なんだっけ銀座の?」
ミウ「スタジオブライトリング」
キタ「そうだそうだ。そういう僕らみたいな服とか物を売ってるところはまさに見習うべきところだったりもするんですけど、持った後のことを凄く考えてるメーカーさんですよね」
ミウ「うん」
ヤマ「そうですよね」

キタ「っていうと、タグホイヤーとかいっぱいね、うちも頑張ってるぜ!いうのがあるからアレなんですけど、正規店で買うとやっぱりそういうサービスが受けられると」
ミウ「そうですね。アフター(サービス)以外にも特典があったりだとか」
キタ「実際、落としたとか壊れたとか頑丈に作ってても起こりうることなんで、そういうときに安心して修理に出せるのは、一生物って考えたら凄くいいですよね」
ミウ「そうですよね」

 
  

——–
 

キタ「はい。そういうところで今回THREEC新潟から三浦さんにお越しいただいてしゃべったんですけども、結局ほぼほぼ僕がしゃべるみたいな」
ヤマ・ミウ「「(笑)」」
キタ「すいません。せっかくね女性が来られたのに(笑)そんなTHREEC新潟は…新潟の方はES遊びに来てもらうと歩いて2、30mくらいのところにあるので、是非遊びにいってもらえたら三浦さんいらっしゃるので、ぜひ話を聞いてもらったりしてもいいと思うんですけども。今日は機械式時計のお話ということで深く言ってみるところもあれば、浅くしたところもあるので、この話だけ聞くと散らかってる感じなんですけど、みなさんの機械式時計に興味を持つきっかけになったりとか、今持ってる機械式時計の更に興味を深めるきっかけになればいいなと思うんですが…最後に三浦さんから一言。ESSENCEに来るお客さんに一言」
ミウ「一言…」
キタ「ESSENCEじゃないやES-WEBでもいいんですけど、機械式時計に対してとか、なんかこう…なんかない?(笑)」
ヤマ「はっは。ムチャブリだ(笑)」
ミウ「最後に来ました(笑)」
キタ「多分まだまだ時計に対してとか、高いものなんで距離を置いてるお客さんも凄く多いと思うんで、なんかこう一言。アカネの一言」
ミウ「アカネの一言(笑)THREEC新潟自体が多分ちょっと敷居が高いじゃないですか。入りづらい」
キタ「テロップで多分写真出てると思うんですけど、ガラス張りなんですよね」

 

 

ミウ「そうそう。もういかにも構えなきゃな感じが、ちょっと入りづらいって思われる方が多いので、入ってしまえばそんなことはない、私みたいなスタッフもいるので、見るだけでも本当にいいというか、機械式時計の良さだけお伝えできれば嬉しいなと思うので是非是非、お待ちしています」
キタ「結構ねESのノリっていったらアレだけど、意外とふざけたスタッフとかも多いんで、多分大丈夫だと思う」
ヤマ「そうですね。フランクに」
キタ「是非、新潟お住まいの方は遊びに行っていただけるといいですし、ES-WEBご覧の方はTHREECのWEBサイトなんかも見てもらうと、意外とふざけたブログ書いてたりするんで。おもしろいなぁと思うんで。ぜひ、みなさんの機械式時計の興味きっかけになればいいなと思います。今日はTHREEC新潟から三浦さんをお招きしまして2回目のラジオとなりました。ありがとうございました!」
ヤマ・ミウ「「ありがとうございました!」」