2024SS MARKAWARE Styling for Dressy
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UNIVERSAL PRODUCTS.×VAGUE WATCH CO.のダイバーズウォッチ DIVER’S SON MONO


 

ユニバーサルプロダクツが味付けしたモノトーンなダイバーズウォッチ

 

毎シーズン高い人気を誇る〈ユニバーサルプロダクツ〉と〈ヴァーグウォッチ〉のコラボレーションウォッチ。
2021年新作として〈ヴァーグウォッチ〉が定番的に作っているDIVER’S SONを〈ユニバーサルプロダクツ〉が別注しました。80年代から90年代にかけてのダイバーズウォッチをベースにしたDIVER’S SON。36mmのボーイズサイズはそのままに、逆回転防止ベゼルをステンレススチールカラーむき出しでアレンジした、スタイリッシュなデザインで仕上げてきました。

 

定番別注モデルのBB EX1がEXPLORER 1なら、こちらはSUBMARINER。どちらもヴィンテージへのリスペクトを忘れない素晴らしい設計ながら、学生にだって手に入れられるコストパフォーマンスを実現する〈ヴァーグウォッチ〉の手腕に、ファッションアディクトから絶大な支持を受ける〈ユニバーサルプロダクツ〉の小技が効いたモデルです。

 
 

BB EX1 -STAINLESS-の特集はこちらから

 
 
 


UNIVERSAL PRODUCTS.×VAGUE WATCH
DIVER’S SON MONO
213-60905
¥35,200

 

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性別や体型にかかわらず品良く着けられる36mmのケースサイズを採用したダイバーズウォッチタイプ。小ぶりながらもステンレススチールらしいしっかりとした重みが感じられ、それがまた高級感を後押ししています。ただのチープ・シックではない、”本物”が好きな人もサブ機として愛用してもらえるんじゃないかとも思える出来栄えです。それくらいオリジナルへの愛と高い再現性を持ち合わせたモデルです。
同時にオリジナルにはない遊び心に溢れたアレンジが光ります。

 
 
 

通常の機械式時計の世界でもあまり見かけることのない、ステンレススチールむき出しのベゼル。反時計回りにだけ回る逆回転防止ベゼルはダイバーズウォッチの象徴的なディテールです。円形のヘアラインがデザインの統一性を高めています。目盛りには白の塗料を採用しており、清々しく爽やかな印象を与えます。数字に使われたフォントは本家サブマリーナのウェイト違い、つまりやや太めにアレンジしているように感じます。
ベゼルの1〜14分に相当する細かめの目盛りもそれに合わせて若干太くしています。

 
 
 

BB EX1と同じ駒のステンレススチールベルト。大きく異なるのはバックルです。2重ロックとなり、よりしっかりとしたホールド力をもった仕様に変更されています。

 

BB EX1と同じく駒は「丸ピン」と呼ばれるタイプでおそらく多くの方にとっては面倒な作業になります。ご自身で調整する場合はあくまで自己責任でお願いします。不安のある方はご自宅近くの時計屋さんに持ち込んでサイズ調整をお願いするのがおすすめです。これくらいであればきっと無償で行なってくれると思います。

 

古町のESSENCEでご購入いただく方は、当店スタッフが調整をサポート。近隣に店を構えるTHREECへの持ち込みもご相談いただければ承ります。お気軽にお声がけください。
ESSENCE ONLINE STOREでのご注文は、サイズ調整に対応しておりません。ご了承ください

 
 
 

ケースもダイバーズウォッチ仕様に変更したため、BB EX1では敢えて排除したりゅうずガードも備わっています。デザインソースとなったのはおそらくロレックスのサブマリーナだと思いますが、りゅうずガードからそれほど大きくりゅうずの頭がはみ出ていません。

 
 
 

ノンデイトのサブマリーナをモチーフにしたような立体的なインデックスで、3時位置のバーインデックスに隣り合ってカレンダーを配置。ここのガラス面にはデイトレンズはありません。

 
 
 

本モデルの12時位置の下に記載された「VAGUE」の文字も立体処理。その他はプリント処理です。

 
 
 

文字盤は真っ白ではなくほんのり生成り色。インデックスや針は真っ白なため、さりげないコントラストが表現されています。インデックスや針は真っ白ですが黒いラインでトリミングしてあり視認性は非常に高いです。

 
 
 

そしてこの文字盤自体が蓄光なんです。針も同じく蓄光。普段は分かりませんが、暗いところに行くとしっかりと光ってくれます。この仕様はダイバーズウォッチでは珍しくなく、多くのダイバーズウォッチで採用されている意匠ではありますが、本家サブマリーナはこの仕様ではなく〈ヴァーグウォッチ〉のレギュラーモデルであるDIVER’S SONの仕様を拝借したものと思われます。

 

画像は文字盤に光を当てた上で撮ったものですが、肉眼で見てもクッキリと光ってくれました。
インデックスは蓄光ではないため明るい文字盤の中でトーンが落ち、暗がりでは色が沈みます。これもまた視認性向上に一役買っています。

 
 
 

風防はフラット型の硬質クリスタルガラス。BB EX1はドームが丸かったのに対し、こちらは角をつけたタイプとなっています。キリッと立ったエッジがかわいいサイズの中に無骨なポイントとして残り、可愛すぎずにバランスが良い。

 
 
 

裏蓋もBB EX1と違ってフラットのタイプです。刻印があるとおり、100m防水を実現しています。DIVER’S SONは厳密にはダイバーズウォッチではなく、あくまでダイバーズウォッチをベースにした時計ですのでこのまま泳げるとまでは言わないまでも、水中でもしっかりと駆動する防水性能です。ちなみに長時間の水中行動をするのにはおおよそ300m防水が目安と言われています。
また、見た目では分かりませんが高精度な日本製クオーツムーブメントを採用。こちらも裏蓋に刻印されています。

 

ただし、防水性はりゅうずをしっかりと締めていることや、パッキンが劣化していないことなどが条件ですから、日々確認いただきながら、3年に一度くらいはメンテナンスに出していただくのがおすすめです。

 
 
 

女性の手首にも収まりが良いのが分かります。
もともと〈ユニバーサルプロダクツ〉×〈ヴァーグウォッチ〉の時計は男性女性ともに人気がありました。サイズ感もさることながら、「女性の時計」として考えるとここまでシンプルに仕上げる小ぶりな時計というのも珍しく、エクスプローラー1タイプならまだしもサブマリーナタイプとなると探すのも一苦労でしょう。
サブマリーナらしい無骨な印象がそっくりそのまま小さくなっており、「あのデザイン」をようやく良い形で手にすることができるようになったと言えるのではないでしょうか。

 
 
 

男性が着けてももちろんかわいい。機械式時計業界ではこれまで長らく大型化の傾向にあったケースサイズがこの1〜2年ほどで徐々にまた小型化が進んでおり、40mmを切るサイズを探す人も増えています。かくいう筆者もその一人でもあります。
実際大きければ大きいほど重たくなってしまうことは否めず(セラミックモデルなんかは超軽量ですけど)、あれはあれでまたしっかり時計の存在を確かめられて実感が強く感じれる良さもあるんですが、見た目やデザインだけじゃなく装着感やデイリーユースを考えた時にはサイズ選びやウェイトも大切になってきますよね。
このサイズを身に着けることの面白さや、品の良さ、嫌味のなさは男性が着けた時ならではの味わいかもしれませんね。

 
 
 


 

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