「それどこの?」って聞かれる道具たち。[Block 7 :THE 醤油差し]
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「それどこの?」って聞かれる道具たち。

年齢を重ねていくにつれて、物へのこだわりが強くなっているように感じます。安くて便利なアイテムが世に溢れている中、質の良いアイテムを長く愛用し、愛着の持てるアイテムを増やしていきたいものです。今回はESSENCEがセレクトしている小物・雑貨達をご紹介していきます。1アイテムずつ少しずつ、時間をかけて更新していきますのでお付き合い下さい。

キッチン用品
THE 醤油差し

洋服を好きでいると、今度は生活そのものに目を向けていきたくなる時期っていうのがやってきます。たとえば10代から20代にかけて全てを洋服に注ぐような時期があって、その中で今度は自身の生活スタイルが変わり、関心も服だけにとどまらずに家具や日用品も守備範囲になっていく。そうした瞬間、自分が見たこと無い景色がバッと広がる感覚になります。

醤油差しひとつとってみても同じ。醤油差しと言えば、誰もが想像する赤い帽子のキッコーマンの小瓶。やっぱりあれが醤油差しの最終形態なんだと思うんですが、THEの醤油差しはそのオリジンに敬意を払うくびれたシルエットを踏襲しつつ、「液垂れしない」というテーマを徹底的に突き詰めたデザインで、THEのプロダクトの中でも特に注目を集めた商品です。

普通の醤油差しでは当たり前のように存在した液体の出るくちばしを取り除いて、表面張力の理屈だけで醤油を注ぐことができるという画期的なアイデア。さらに表面張力の影響で液垂れしない絶妙な設計に成功しています。

THEがなぜキッコーマンの形を踏襲したのか。それはきっとここまで尖ったプロダクトをデザインする時にも、食卓で違和感を与えないことが大切だったのだと思うんです。つまり「液垂れしないこと」と同じくらい「目立たないこと」も大切だったのではないでしょうか。

世の中にはたくさんの商品があって、モノだけ見た時にひときわかっこいいものも山程あります。しかしながら、自分の生活に落とし込んだらそれだけが浮き出て見えて、居心地が悪いなんてこともあります。THEのプロダクトにはそれがありません。

キャップもなかなかに考えられています。イメージとしては理科の実験で使ったアルコールランプの蓋みたいに、少しザラッとした軸を口にスッと差し込むだけでいいんです。ねじ込みが不要になった分、洗うのも楽になりました。

誰が見てもこの器の中には醤油が入っていると無意識に認識させることができるほど、キッコーマンの醤油差しは日本人に根付いています。そして、それだけ皆さんに愛されている証拠でもあります。 THEの醤油差しはスッと置き換わり、食卓をより豊かに機能させる日用品。

今の時代、わざわざ醤油差しに醤油を入れて使わずとも、便利なプッシュボトルだってたくさんありますが、私なら醤油は醤油差しを使いたい。茶碗で味噌汁は飲めますがわざわざ汁椀を使うように、醤油は醤油差しを使いたいんです。現状、私が考える範囲で最強の醤油差しはコレです。

リュック
UNIVERSAL PRODUCTS. NEW UTILITY BAG

「リュック」は皆さんどんな物をお持ちでしょうか。最近では、ブランドロゴすらも表には出さないシンプルな作りで、ON/OFF問わずに使えるデザインが増えてきています。特にスーツを着る方はそういう兼用できるアイテムを求めている方が多いのではないでしょうか。今回はそんなビジネスでも普段使いにも最適なユニバーサルプロダクツのリュックをおすすめさせていただきます。

まずはデザイン。兼用アイテムとしては、ここが一番重要です。シンプルなデザインであれば兼用アイテムとして成立しそうですが、実際は堅過ぎないんだけどカジュアルには見えない、、、けどOFFでも使えるって凄く難しいラインでなかなかいいものがありません。このリュックは、ONとOFFの間をとったデザインというよりかは、OFFのスタイルではOFFのアイテムのように、ONのスタイルではONのアイテムのように見えるアイテムと言った方がしっくりきます。兼用アイテムとして最強ではないでしょうか。その形状はボトムに広さを取った、独特な台形のシルエットになっています。下に重心を持ってくることで担いだ時の重みが肩にかかり過ぎず、背負った際のシルエットも綺麗になります。

デザインだけでもとても優秀ですが、このアイテムの良さはそれだけではありません。例えば表面の生地。コーデュラ®バリスティックという生地を使用しています。よく聞くコーデュラ®ナイロンにも実はいくつか種類があり、その中でもコーデュラ®バリスティックの耐久度は、第二次世界大戦当時の防弾チョッキに使われたほど。

次に収納量です。表面には止水ジップの2つのポケットと、背面に1つ。それぞれが独立した合計3つのポケットがついており、かなりの収納力があります。1泊2日程度の旅行もへっちゃらです。一番収納力のあるメインポケットは、コの字型にジップがついていてガバッと開くことが出来ます。旅行に行って荷物広げる際に凄く便利なのと、サイドまでジップが来ているので横からアクセスが出来るのも便利です。

背面側には緩衝材がありますのでパソコン、タブレットを入れられますし、反対側にはチャック付きでメッシュポケットがあります。

メインポケットがかなり収納力あるんですが、外側のポケットにも結構入るのが嬉しいポイント。スニーカーやサンダルなんかも入っちゃいます。

背面側のポケットは大きめの長財布がすっぽり入る程度の大きさですので、大事なものはこちらに入れておくと良いでしょう。

シンプルかつ上品に見せたデザインは年齢を重ねた大人のスタイルにすっと馴染み、ビジネスシーンでも使用できるのはとても強みです。ON/OFF両方で使っても頑丈でタフな生地を採用しているので、気にせずガシガシ使ってもらえるので安心です。背面のポケットは他者から見えづらいので、海外旅行の際にも役立ちます。

価格も3万円アンダーと良心的なところも嬉しいですね。リュックを検討している方は是非ユニバーサルプロダクツのリュックも候補に入れてみてください。

ソックス
UNIVERSAL PRODUCTS. 3P PILE SOCKS

皆さんはソックスに“感動“したことがあるでしょうか。

私はこのユニバーサルプロダクツのそれを履いた時に初めてソックスに対して“感動“しました。洋服であれば視覚的な部分以外に着心地やサイジングなど、生活する上でストレスがかかりにくい機能面も考慮した上で選ぶと思います。もちろんソックスもコーディネートを作る上では重要なアイテムの1つですが、それまで私はカラーリングに重点を置いて選んできました。履き心地に関しては二の次。現状で満足してしまっていました。

初めて履いた時のことはかなり印象深く覚えています。先ずは何と言ってもその履き心地の良さ。弾力のあるもちっとした生地で足入れすると、足の甲からつま先にかけて優しく包み込まれ、吸い付くようなフィット感。そして、ふわっとした緩編みの畝が足首を包みます。きちんとフィットするのにきつくないという独特な履き心地です。

夜になるにつれて足が浮腫んできてもストレスフリーで、朝の履き心地は夜まで持続します。足首のリブの締め付けが強いものだと、靴下跡がすごい残ってしまったり不快だったりしますが、それがほとんどありません。私はそのままルームソックスとして履いています。

洗濯を繰り返すと生地全体が緩んできてフィット感が無くなっていくかなと懸念していましたが、新品の状態とさほど大差はなくフィット感は健在。ほぼ毎日履いているのに履く度に感動しています。あとは表面に毛玉が出来やすいかなと思いましたが、洗濯後に数カ所手で取ってあげるくらいで済みます。そういった煩わしいケアが不要な面もありがたいですね。脱いだ後の足に付く繊維の量は多い方だと思いますが、基本的に脱ぐのはお風呂前なので、気にならないと思います。

3足入りで¥3,000-とリーズナブルなところもありがたいです。このソックスは2018年以降継続品番としてリリースされ続けており、一度購入するとリピート買いがしたくなる“やみつきソックス“です。店頭ではまとめて何個も購入される方もいますし、オンラインストアでも1割以上の方が買い増ししている程。

これだけソックスに熱く語れるのは他にもなくこのユニバーサルプロダクツでしょう。このソックスを履いてから、ソックスに対する価値観が変わってしまいました。セレクトショップで見かけるとつい手が伸びてしまいます。皆さんも意外と奥深いソックスの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

ウォレット
hobo バイフォルド ウォレット カウレザー

近年、現金を持たず電子マネーやカードで買い物をする生活の割合が増え、持ち物にも変化が起きてきています。ポイントカードもスマートフォンのアプリになっていたりして、お財布はミニマルでコンパクトなものに需要が傾いています。 今回ご紹介するhoboのウォレットはとてもシンプルなデザインではありますが、その中で使いやすいように細かい部分に気を利かせた作りになっています。

まずは小銭入れから見ていきましょう。開け口は小銭が落ちないようにジップにするものがありますが、こちらはフラップポケットを採用。スナップボタンで閉じるタイプです。フラップにすることでサイドにたっぷりとマチを設けることができ、最大限そのマチを活用できます。もちろんマチ付きのジップタイプもありますが、広がるのは片方だけだったりあまり開かなかったりするので、視認性と取り出しやすさは段違い。

さらに、マチはかなりたっぷりと取っていて革もとても柔らかいので、同じような形のものと比べても使い勝手がとても良いです。

次にカードフォルダです。全体的に薄い革を使用していますが、この部分はさらに薄くしカードが取り出しやすいようになっています。さらに、ポケットの両サイドはできるだけ幅を広く取るために端ギリギリの位置で縫い合わせています。カード1枚ならスッと取り出せます。薄いポイントカードであれば2枚入るでしょう。クレジットカードが丁度よく入る幅なので、長めのカードは入りません。入れたい場合はお札入れの方に入れましょう。

そしてお札入れ。充分なスペースを確保し、中央に仕切りを一枚加えています。お札を分けるのに使ってもよし、入り切らなかったカードを収納するスペースとして使っても良いです。仕切りがあるのが個人的にはすごく有り難く、仕切りが無いとお札を取り出した拍子に仕舞っているカードも一緒に飛び出て落下してしまうこともあったので、意外と重要だったりします。

二つ折りの財布って、カードや小銭が多くなって閉まらなくなってしまうことがよくあるかと思うんですが、そこに対しても一工夫されています。閉じる際に使用するスナップボタンが直接着いていなく、革のベルトを間に設けています。これがあることで、小銭をいっぱい入れても楽に閉じることができます。

コンパクトでミニマルなhoboの財布は、小さいながらも使いやすさをとても感じます。日常生活で使うアイテムはなるべくストレスを感じない物を選びたいですよね。ミニマルな財布が好きな方は、是非一度hoboの財布を試してみて下さい。

ポーチ
hobo ドロースティングスポーチ

「ノームコア」が世の中で板につき始めてから、皆が全員そうではないですが、いつの日からかネックレスであったり装飾品を首から下げることが少なくなっているように感じます。無駄を省き、とにかくシンプルな服でシンプルにスタイリングをする。ネックレスを身につけないほうが個性があっていいと。

今はその反動で装飾品を身につけることに注目が集まっています。それは私も同じで、小物があるとつい気になってしまいます。長く続いているシンプルなスタイリングに、何か1アイテム加えて「変化」を楽しみたいんです。もちろんシルバー系の貴金属類も簡単に装飾性を持たせることができて良いですが、角度を変えて革小物を身につけてみてはいかがでしょうか。

今回はご紹介するのはhoboの革小物。中に鍵であったり小銭等を収納できる、首から下げるのにちょうどいいポーチです。 カバンを持たずにパンツのポケットにキーケースを入れてしまって、ポケットの形が崩れパンツの見栄えを損なってしまっているなんて場面をよく見かけますが、きちんと収納する目的がありファッショナブルに見せれる革アイテムは取り入れやすくとても便利なんです。

最近はカードやタッチ決済が使えるお店がほとんどなので、ちょっとしたお出かけならこのポーチに鍵とカードを入れてしまえば困ることはあまりないでしょう(スマホはポケットに入れるとして)。AirPodsとリップクリームを入れてもまだ余裕があります。

hoboの革アイテムをいくつか持っていますが、いずれも手に取った瞬間革の質が良いのがわかります。hoboの公式サイトでもあまり革について触れてはいませんが、滑らかであり柔らかく肌馴染みの良い上質なものが使われています。こちらのアイテムでは敢えて傷や色むらも残し、ツヤを抑え革本来の風合いを活かした素上げレザーを使用しています。

使い込む程に深みを増し艶がでてくるので、経年変化を楽しみながら使い続けて欲しいアイテムです。手入れもそんなに必要ないと個人的に思っています。手に触れるのでハンドクリームが少しはケアに繋がっているのでしょうか(もちろんあまり相性の良くないものもあると思います)。傷が付いても雨に濡れても、段々とその跡が薄れて味へと変わっていくのが好きだったりします。

実用的なアイテムと装飾性のあるアイテムの両方を作っているhoboだからこそ、便利でいてかつファッショナブルなアイテムが生まれます。ちょうど季節も夏に近づき洋服も軽装が増えてくる中、hoboのアイテムをスタンバイさせて迎えたいですね。

時計
G-SHOCK 5600シリーズ

春夏のシーズンでは手首の露出が増えてきますよね。 おしゃれ好きな人たちにとって、手元につける時計やシルバーアクセサリーといった装飾品は、必須アイテムだと思います。

今回ご紹介するのは時計。誰もが手軽に身につけられる時計ブランドの代表格とも言えるG-SHOCK。中でも5600シリーズと呼ばれる角形の時計は、キアヌリーブス主演の「スピード(Speed)」(1994年)で主人公が着用したことから一躍脚光を浴び、アメリカを中心に瞬く間に人気となったモデルです。そんな5600シリーズですが、もちろん人気定番モデルだから良いというだけではなく、愛され続ける理由があります。

まず一つ、ケースサイズ小ぶりな点。これが日本人の手首にちょうどよく収まります。装着した時に時計だけが浮いて見えることなく、程よい存在感で手首周りに装飾性を持たせてくれます。

小ぶりな利点はそれだけでなく、実際つけて生活をしてみるとシャツとの相性の良さに気づきます。大ぶりな時計は袖口を閉じた際に時計が引っかかってしまい、袖口がクシャッとしてしまってストレスに感じることがありますが、このケースサイズだとスっと袖口の中へ入ってくれるので、そのストレスがありませんでした。こういった利点は生活していると他にも多く出てくるでしょう。

そしてデザイン性。馴染みのあるカジュアル時計なのに、シンプルなデザインがモダンな雰囲気で楽しめます。スウェットスタイルからカジュアルスーツまで幅広く合わせられます。

そしてもう一つは、5600シリーズに限らずG-SHOCK=タフな時計とあるように衝撃にかなり強いところ。ちょっとやそっとじゃ故障するということがありません。普段使いしていればぶつけてしまったりすることは日常茶飯事です。私もよくテーブルの角にぶつけてしまったりしますが、そんな場面でも一切性能に影響することなく変わらず使っていただけます。

最近サウナでG-SHOCKをつけている人を見かけます。サウナの室内は高温多湿なのでApple watchや機械式をつけるのは不安ですが、G-SHOCKなら安心してつけてられます。私も真似してつけていますが、ストップウォッチ機能もあるので、入室時間や休憩の時間を測れて便利です。

機能、耐久性、ファッション性と抜け目はなく非常に満足度の高いブランドですね。 G-SHOCKは、スニーカーばりに豊富なラインナップで今日までリリースし続けています。好みに応じてお気に入りの一本を選んで頂ければもちろん問題ないのですが、これだけ数があるとどれを選んで良いのか悩んでしまうこともしばしば。迷った時には今回ご紹介した5600シリーズのこちらを候補の一つに入れて検討いただきたいですね。流行り廃りのない間違いのない一本ですし、老若男女で人気ですのでおすすめです。

サングラス
NEW.のCELLER-J

これからの時期は天候が良く、日差しが強くなり、サングラスを使用する頻度も高くなってくることでしょう。日本人と比べて海外の人はサングラスをよくかけていますが、これは紫外線が日本より強く日光に対して目が傷みやすいからだとか。海外旅行に行ったときにそんなお話を現地の方から聞いたことを覚えています。

では日本人にとってのサングラスの存在意義とはなんでしょう。もちろん本来の目的である目を守る為にかけることもありますが、ファッションの一部としてかけるという意識の方が年々強くなってきていると感じます。最近ではレンズのカラーが薄い“カラーレンズ“が主流になってきていたりもしています。

今回ビジュアルとして使用しているのがボストン型で上品なネイビーを使用したNEW.のサングラス。実際に装着した時の鼻パッド辺りのフィット感も悪くなく、かけていて下にずれ落ちてくる物がたまにあったりもしますがこれに関しては問題ありませんでした。そしてテンプルの部分。ある程度丁番を調整することも可能ですが特別なにもせずとも、ちゃんとフィットしてくれます。

NEW.のいいところは、手に取りやすい価格でありながらデザイン性に優れており、一般的なメガネ屋さんにはないような様々なバリエーションが豊富に揃えられているところです。先述した“かけ心地“の部分は、不便を感じない程度にはレベルが高いですが、それよりもデザイン面の方に特に力を入れているように感じました。コスパのいい〈NEW.〉だからこそ、洋服と同じで毎日違う物をかけて楽しんでいただきたいです。

本日ご紹介したボストン型の形は、お客様のタイプに関係なく比較的人気の高い形です。店頭でもそれに近しいデザインも多数並んでおります。また、多角形型のオクタゴンと呼ばれるメガネ、カラーレンズを使用したサングラスも入荷予定です。時期に合わせて様々なバリエーションでお届けしていきますので、是非お試しになってみてはいかがでしょうか。