ATTACHMENT デザイナーインタビュー 2022年秋冬コレクションについて
[SNEAKERS TEXT] New balance M990 GL5
フットベッドの生みの親〈BIRKENSTOCK〉で作る大人ラフスタイル - part1 〈Kyoto〉
Tシャツを着る夏2022
MARKAWARE 2022FW LOOK
New Balance M990 GL5

990とは、常に”最高傑作”な存在

2019年に990の第5弾として発表されたのが990v5。1982年に「1000点満点で、990点。(On a scale of 1000 this shoe is a 990.)」というキャッチコピーを掲げた990は非常に高価格ながら、極めて優れた着用感によってレジェンドと化し、今の〈ニューバランス〉の中でも際立った存在として君臨し続けています。

new balance / ニューバランス
M990 GL5
ITEM CODE: M990GL5
¥30,800(税込)

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人々が熱狂する990への情熱と枯渇


90年代の日本におけるスニーカーブーム以降、〈ニューバランス〉は隆盛してはなりを潜め、を繰り返してきたような印象があります。2010年代前半から中盤にかけ、いっときの〈ニューバランス〉ブームが起きたのは、今のスニーカーブームと少し違った形をしていました。もちろん990を代表とするMADEシリーズはレジェンダリーであったことは今と同じなのですが、もっとライトに、シンプルに〈ニューバランス〉を「良し」とするムーブメントだったのです。その下地があって、今があるのではないでしょうか。
     
どの時代においても〈ニューバランス〉は玄人向けのスニーカーでした。90年代も今も(さらに言えばもっと前から)、ファッション屋がこよなく愛するブランドであり、一見さんにはちょっとやそっとじゃ魅力が伝わらない敷居の高さすら感じられるスニーカー。 しかもMADE IN UKやMADE IN USAは基本、3万前後するという高価格。今よりスニーカー人口が少なかった頃は、そもそも理解者の絶対数自体が少なかったのです。
     
990に目を向けると、こちらはMADE IN USA。〈ニューバランス〉のお膝元であるマサチューセッツ州のローレンス工場にて一貫して製造されている名品です。歴代990に比べるとソリッドかつ直線的なデザインが特徴で、他の〈ニューバランス〉の製品群とは全く違うアプローチに見えます。今更説明不要なほどにそこら中に記事が転がっていますので、詳細は省きます。
     
そもそも今の時代、990を持つこと自体が難しくなっています。異常なまでに加熱したスニーカーブームの熱が冷めつつある中でも、普遍性のあるプロダクトが故に冷めにくい性質を持っているのが990です。もともと熱心だったファンにとってみればライバルが増えたこの状況をどう捉えているのでしょうか?特にニューバランスのシンボルカラーであるグレーは本当に手に入りません。刹那的に観ればパンデミックによって、生産数自体が減ったことも起因しているのでしょう。アメリカでは工場を増やしたとも報じられていますので、少しずつ回復していくことを期待しています。

990v5愛用者は筆者の回りにもたくさんいますので、とあるスタッフに話を聞いてみました。
     

990v5をお持ちとのことなんですが、いつ頃買ったのでしょうか?
佐鯉確か2年前に購入しました。v5を買うちょっと前には990v4を買いましたね。その頃からニューバランスにどっぷり浸かっています(笑)
何をきっかけにハマったんでしょうか?
佐鯉元々一緒に働いていたスタッフが〈ニューバランス〉を履いていて、単純にカッコいいなと思って購入に至りました。あとはワイドパンツをよく穿くんですけど、〈ニューバランス〉くらい良い意味でボテッとしたボリューム感のあるスニーカーと合わせると馴染みが良い所もハマったポイントですかね。
どれくらいの頻度で履いていますか?
佐鯉最近は〈ニューバランス〉ばかり履いているんですけど、〈ニューバランス〉のシューズは全部で5足持っているので基本的にはローテーションして履いています。v5は大体週1〜2回履いていますね。最近は天気が良いですし、v5はグレーを持っているので履く頻度は高いです。
履く前と履いた後で印象は違いますか?
佐鯉元々v4を持っていたので、履き心地の面に関する不安は一切ありませんでしたが、v4と比べて圧倒的にホールド感が増したように感じます。そのおかげで足が遊ぶこともなく、着用時のストレスも抑制されているように感じますね。クッショニングも抜群なので足にかかる負担も少なくてついつい履いてしまいますね。
他のスニーカーと決定的に違うことってなんですか?
佐鯉個人的にはやっぱり足へかかる負担が少ない所でしょうか。「ENCAP(エンキャップ)」と呼ばれるミッドソールは抜群のクッショニングですし、足裏のフィット感に優れているんです。アウトソールは「ABZORB(アブゾーブ)」を採用していて衝撃を吸収してくれるので、足への負担が圧倒的に少ない所も嬉しいですね。履き心地もそうですが、何よりレトロさハイテクさが融合した見た目にも魅力を感じます。
自分が持っているシューズの中で履き心地のランキングをつけるなら何位ですか?
佐鯉個人的には1位ですかね。もちろん忖度は無しですよ(笑) MADE系の〈ニューバランス〉は計4足持っていますが、なんだかんだ自分の足にフィットするのはv5ですかね。
990v5を始めとしたスニーカーは、普段手入れはしていますか?
佐鯉面倒くさがりなので、そこまで頻繁にはしていません。ただ、買ってすぐは必ず防水スプレーはかけますね。防水はもちろんですけど、コーティングすることで汚れの定着を抑制してくれるのでスプレーはマストですね。丸洗いするほどでもない汚れは〈ジェイソンマーク〉のQUICK WIPESを使って簡単な手入れをしています。
どんな方におすすめですか?
佐鯉私と同じようにワイドパンツをよく穿かれる方は間違いなく重宝するかと思います。ESSENCEで言えば、〈マーカウェア〉〈ユニバーサルプロダクツ〉〈アイ〉などが好きな方にもぜひおすすめしたいですね。〈ニューバランス〉をお持ちの方はもちろんですが、これから〈ニューバランス〉を取り入れたい!と思っている方にもおすすめです。スニーカーとしてはプライスも高いですが、それに勝るカッコ良さ・履き心地の良さがあるので、きっと後悔しませんよ。

990についてなぜ事細かに説明しないのか。それは今この場ではお伝えできませんが、この先きっと徹底的にお伝えする機会が設けられるはず。”その時”までお待ちください。
   
発行日: 2022/06/28 〈 文=STAFF N 〉
 
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