メンズファッション ワントーンコーデの着方をマスターする術を教えます
- 2019.12.11
- nonnative
こんばんは岡崎です。
ここ最近ブログ、インスタグラムを見て、お店にきましたというお声が増えてきてます。非常に嬉しい限りです。
スタッフ間でこれでもかという程、洋服の話をしすぎているからでしょうか。次から次へと、ご紹介していきたい内容が自然と増えています。今後もブログ、インスタグラム見ました!という方増やしていきたいですね。
ではでは、本日もご紹介していきましょう。今日も前回と同じ内容でいきます。
色物を着る時に覚えておきたいルール オリーブ編
色物をご紹介しているスタイリングのなかで、よくでてくるカラーはブラウン、ベージュ系。このあたりは今季、特に鉄板となる色合いです。それと反対に今日紹介するオリーブは同じくよく見かけるカラーです。ですが、ブラウン、ベージュみたいにワントーンでスタイリングを組んでいる人はあまり見かけません。。
なぜでしょう・・・。
それは、恐らくですが、生地に要因が隠されていると思います。
比較的どのブランドもブラウン、ベージュに関しては、ツヤ感があり、しなやかで、クリーンな印象をもったアイテムが多いように感じます。
しかし、オリーブはどうでしょう。ミリタリー要素を強くもった、コットンベースの生地が多く、マットで、ウォッシュがかけてあり、色味の濃淡で着やすい、着やすくないが判断されやすいような印象があります。
ですが、前回もお伝えした縦軸で色を繋ぐ。このコツさえ掴めば、すぐにでもマスターできます。
早速ではありますが、コーディネートを見ていきましょう。
CARPENTER PUFF COAT NYLON TAFFETA
WORKER PULLOVER SHIRT RELAXED FIT COTTON OMBRE PLAID
DWELLER 4P JEANS TAPERED FIT C/P BACK SATIN STRETCH
縦軸で色を繋ぐ、2色使いに絞りまとまりを。このルールはしっかりと守っています。そして、素材感にも注目です。
先ほどの話にもでましたが、ツヤ感、クリーンな印象。このあたりはしっかりと製品に落とし込まれていますね。その為、土臭くなりすぎない。洗練されていて綺麗な印象を強く感じます。
やはり、昔の製品とは違い、技術も発展し、洋服の使用用途までもが大きく変わっています。
ノンネイティブは、伝統的な古き良きアイテムをデザインの根底に置き洋服作りを行っています。それでいて、着ていてストレスがかからない、天候に左右されない、などのニーズにマッチングした製品を独自の解釈で作っていく事を得意としています。
だからですね。
上下オリーブなのに、綺麗な印象を作り出せるのは。
やや、話が脱線しそうになりましたね。すみません。笑
つまり、生地一つ変わるだけで、上下オリーブの着合わせでも十分、品のある印象は作りだせますね。それでもって、奇をてらった風にも見えないです。これはかっこいいです。
では、着方とサイジングも見ていきましょう。
寒くなる時期と言えば、このコートを迷わず手に取ってしまいます。丈の長さ、横のボリューム感この辺のバランスが抜群に丁度いいです。それであって軽くて、暖かい。
あえてインナーはミリタリーの印象を和らげるようチェックシャツを。これによりデイリーユース(街向き)な見え方に変わります。
ワッフル系、オリーブに近しい色を選ぶのはNG。野暮ったさがでてしまう為、極力避けたいですね。
上にボリュームを持たせているので、パンツはすっきりとした細身のパンツを。
ポイントはスキニーとストレートの中間を選ぶ。細かいですが、スキニーではメリハリがつきすぎてしまい、逆にアンバランスになる為。ストレートは武骨な印象+野暮ったさが出てしまう為。
そこで、オススメがノンネイティブのテーパードフィットです。かなり細いのですが、それを利用し1サイズUPで履いてます。それにより、腰回りに少しのボリュームを作ることができ、それ以外も適度なシワを見せて履く事が出来ます。凄く自然な見え方になり、コート類ともバランスが取り易いので大変オススメです。
ずっとスニーカーを履いていたので、久々に革靴も締まりがあって非常に良いです。
では次を見てみましょう。次は私からのオススメのスタイリングです。
RIDER BLOUSON POLY TWILL Pliantex
CYCLIST HALF ZIP HOODY COTTON SWEAT
DWELLER 4P JEANS TAPERED FIT C/P BACK SATIN STRETCH
先ほどと同様、生地はツヤ感、クリーンな印象があるものを選択。
ジャケットはプライアンテックスという、高機能素材を使用したアイテムを。薄手でしなやかな手触りですが、驚くべき機能を搭載しています。防風性、透湿性、伸縮性。風を通さないのに、伸び縮みする。という相反する2つの要素を見事に製品に落とし込んだ1着となります。
その為、寒い時期でもレイヤードスタイルで活躍できる機会が多いのも、それが理由。このさりげなくギアの効いた感じが素晴らしい。
フロントにライダースジャケットの匂いを感じさせるデザイン性。一見タイトなサイズ感にも感じられるところですが、その逆です。着用している肉厚のフーディーを重ねていますが、窮屈感は一切感じません。これにより防寒対策は機能だけではなく、実用性も高いことが伺えますね。
先ほどと同じく、1サイズUPしたものを。
同様に、腰回りに少しのボリュームを作ることができ、それ以外も適度なシワを見せて履く事が出来ます。凄く自然な見え方になり、ブルゾンともバランスが取り易いです。
これであれば、足元は自由な選択ができるようになります。今回はジャケットにフーディーのストリートっぽさを匂わせているので、スタイリッシュなスニーカーで足元は締めましょう。
以上となります。
なぜ、あえて組み合わせが難しいオリーブを露出するのか。というと。
来季はオリーブを使ったアイテムが非常に増えているからです。
だからこそ、早い段階でご紹介しています。冬のこのタイミングから挑戦し始めても良いと思っています。オリーブは廃れるカラーではないし、春になればまた着方も変わってきます。冬に試し、春に活かす。
一層、他人との差がつきながらも、自分らしさをしっかりと出せるのではないでしょうか。
今日の内容も是非参考になればと思います。それではまた。
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