【店休日のお知らせ】MARKAWAREのウールアイテムについて改めて解説します！画像少なめ、文章多めです。興味がある方のみご覧ください。

こんばんは、岡崎です。

ESSENCEでは何度も話題にあげてきたマーカウェアのウールアイテム。店舗でイベントを開催したり、オンラインでは素材、スタイリングにフォーカスした特集を公開したりなど様々行ってきました。

ウールの素材にフォーカスした特集は改めてご覧いただきたいなと思うのでこちらを先ずは見てみてください。※サムネ画像と上記の画像は過去のものです。予めご了承ください。

そして今回取り上げるのはウール特集を見て、それでも「実際これはどうなの？」という店頭でお声があがったことを抜粋して解説していく形で進めさせて頂きます。

1.「夏物のパンツにしては価格が高く感じるな〜。」

こちらについてはまだウールアイテムをお持ちでない方からあがった声です。確かに夏限定と言われると3万越えのパンツを買うことに当然躊躇いもでますよね。

実際のところ夏に涼しく快適に穿いてもらえることは間違いないんですが、夏前後の3月〜10月下旬の気温が15度を下回るような時期でもお使いいただけるんです。

それにはしっかりとした理由がありウールの特性として熱伝導率が低いからです。例えば25度を超える暑い日であれば熱を生地が受け止めてくれて、肌に直接伝わってくることはなく生地のひんやりとした心地のいい感触を感じていただけます。これは逆も言えて15度を下回る肌寒い日には冷気を生地が受けて止めて肌まで伝わらないようになっている。ただし今時期にリリースされているウール生地は8月、9月に出るような毛足の長い生地ではないので保温力に欠けます。

そう考えると個人差はありますが、11月〜2月を除く8ヶ月間は穿き続けることができます。そんでもって消耗の度合いによりますが最低でも5年は変わらずにご愛用いただけますので長い目で見るとむしろお得に感じてしまいます。

2.「実際のところ洗濯するとどうなるの？」

これはご購入された方も含めてあがってくる声ですね。ウールの特性上、洗濯せずとも衛生面は保たれますよと思ってますし我々も基本洗濯はしないんですが、やっぱり不安に思ってしまう部分ですよね。

今店頭に並ぶウールアイテムはほとんどが防縮加工をされています。なので手洗い可と表記されています。とは言いつつも我々が身をもって体験しようと思いスタッフの私物は1〜2回ほど家庭用洗濯機で洗っています。仕上がりは、やや生地全体にうっすらと皺が入ります。着用を繰り返していくにつれて小さい皺もなくなっていきました。結果、洗濯しないで穿き続けた姿と洗濯をして穿き続けた姿を両方比べてもそんなに大差はないなと。洗濯せず着用していっても新品同様の状態が続くわけでもなく使用感は表に出てきましね。

ちなみに生地の継ぎ目が開いたとかそういったことは経験上、一度も起こりませんでした。

3.「シャツの部分汚れはどうしたらいい？」

追求すれば、より生地に負荷をかけない方法は沢山あると思いますが私たちはこうしています。

あまり時間をかけず簡単に済ませたいので、汚れが目立ってきた襟の内側、袖の内側を洗面台にその部分が浸るくらいに水を張り漬けます。次に市販されているウタマロ石鹸やオキシクリーン（酸性タイプの漂白剤）、最近ではステインリムーバーなどを使います。やり方は優しく汚れている部分を擦った後に洗濯するか20〜30分漬けおくかのどちらかです。その後は水で軽く濯ぎ陰干しします。

我々はあえて一般のお客様にしっかりとレビューするため、難しい方法は取りません。あくまでも片手間でできるやり方をしています。

我々も高品質なウールに初めて触れた時は皆さんと同じような不安を抱えてましたよ。しかし、一般のお客様は我々なんかよりももっと不安を抱えるし、ウールの特性を理解するまでにかなり時間がかかると思っています。不安が解消しきらず一歩引いてしまい結局買うことができない方だっています。だからこそ我々が進んでリスクを抱えながらも色々なことを試します。「こうしたら、こうでしたよ。」と言えることが多い方がお客様は安心しますからね。

少し長くなりましたが今回の内容を見て少しでも興味が湧いたようであれば実際に店頭でお試し頂けたらと思います。ウールアイテムはジャケット、シャツ、パンツと様々ありますが特におすすめしたいのはパンツですね。完璧すぎるマーカウェアのパンツを本当に一本はもってみて欲しいですね。

最後に6月の店休日をお知らせいたします。

6月7日
6月21日

6月8日より通常営業致します。
宜しくお願い致します。