不朽の名作 PUMA 『SUEDE』

不朽の名作 PUMA 『SUEDE』

皆さんこんにちは。川村です。
さて、いきなりですが不朽の名作と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
と言ってもいきなりこんな話をしても何のことやらだと思います笑
例えばシューズ界の話をするなら、NIKEなら「AF1,AJ1」辺りでしょうし、adidasなら「STANSMITH,SUPERSTAR」辺りCONVERSEなら「ALLSTAR」辺りがパッと出てくるのではないかと思います。

じゃあPUMAなら?
ココは完全に主観ですが「PUMAならスエード」「スエードと言えばPUMA」だと思っております。
そんなPUMAのスエードについて今回は少しおさらいを含め紹介していきます。

では見ていきましょう。アイテム: PUMA SUEDE VTG

品  番: 374921

プライス: ¥11,000

1968年「SUEDE」の原型となる「CRACK」が誕生。
ここがスエードのルーツと言われております。元はバスケットボール用のシューズとしてリリースされていたようですね。
1970年後半までは、アスリートの方々より熱い支持を受けていましたが、その当時ヒップホップカルチャーが勢いを増していた背景もありBボーイ達がこぞって愛用していたことも影響し、人気に火がつき今の基盤が築かれました。
発売当初は名称が無かったことでも知られ、いつしか皆様が一度は耳にしたことがあるでしょう「SUEDE」と呼ばれるようになったんです。
更にその人気を不動のものとしたのが「ビースティ・ボーイズ」というヒップホップグループの影響です。
前々回辺りでしょうか「CAMPUS80S」の件でもこのヒップホップグループは登場しましたね。
それだけ影響力のある方が履いたといった影響もあり、一気にメインストリートに躍り出ることになったのです。
う~ん。どれだけ凄い方たちだったんでしょうか・・・・

さて、簡単な歴史説明は以上にしておきましょう。
日本史とか世界史とかの授業って特に眠くなりますからね笑

ではシューズ自体の特徴を。


一番はもはや言うまでもなく、アッパー部にスエードを採用していることですね。
通常のレザーに比べ耐久性に飛んでおり、個人的には一番手入れが楽だと思ってます笑
毛足も過度に長いものを採用しているわけではないのでカジュアルな装いながらもどこか上品さを感じるディテールに仕上がってます。
横っ面が一番カッコよいです。スエード。

お次はアウトソールです。
画像をご覧いただければこちらも説明は不要かもしれませんが、かなりフラットな作りになってますね。
こういった辺りがスケーターの方々からも愛される理由の一つでしょう。普段使いでは正直ありがたみを感じる機会ってのはほぼ0な気もしますが変にアウトソールが変形しないってところが個人的にはありがたいところです。

クラシカルさ全快といわんばかりのこのデザイン性。
細身のパンツは勿論、個人的には無骨なボトムスと合せてコーディネートしたいなぁなんて。

おっと、話がずれましたね。

次は名称に含まれています「VTG」の部分ですね。
ここも察しの良い方は既にお気付きでしょう「ヴィンテージ」の略称ですね。
今回のモデルカラーリングとしてはパキッとした印象を受けますが良く見てみると若干色あせたような自然な風合いを感じさせます。この辺りが名称にもある「VTG」を印象付けますね。
新品なのにいい意味で新品っぽく見えないって所が逆に良い!個人的には大好物です。
古着テイスト、ストリートファッションにも良い塩梅で馴染んでくれるはずです。

最後は製法についてです。(寧ろここが一番大切かもしれません)
この「SUEDE」スニーカーだとかなり希少な「サイドマッケイ製法」を採用しています。
基本的に有名どころだと「グッドイヤー・ウェルト製法」「バルカナイズ製法」を多く耳にしたことがあるのではないでしょうか?

この辺の製法に関しては興味があれば店頭にてお答えしますよ!

さて、このマッケイ製法って何なの。って話ですが、
凄い簡単に説明すると、吊り込んだアッパーを中底、表底と縫い合わせる製法ですね。
この製法を用いる事によって、足へのフィッティングが飛躍的に良くなります。包み込んでくれる感じといいますか、なんと言えばいいんでしょう笑
画像で説明するのが、一番簡単でわかりやすい筈なのですが、僕にはそんな画力が備わっていない為ご了承ください・・・・(万年美術の評価は2でしたからね!)

また、ソールとアッパーの縫い糸が表側に見えないのでよりプレーンで上品な印象を与えてくれると言う利点もありますね。
こういった利点からビジネスシーンで使う革靴にも採用されることの多い製法になってます。

はい、と言った所で製法については以上ですね。

シンプルですが拘りのしっかり詰まった一足です。
サイズさえあれば僕自身イエローをドボンしていたと言う事もあり、おススメです。

だんだんと天候も回復してきましたし(本日はちゃんと雨で、寒いですが笑)
これを機会に春に履けるシューズをお買い求めいただいても宜しい時期かと思います。

あまり長くなるのもあれなので今回はこの辺にしておきます。
勿論まだまだ話し足りない点、オススメの点はあるのですが続きは店頭にて!小柄な店員に話しかけてください笑

では川村でしたーッ!!!


 

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