圧倒的人気を誇るNewbalance【2002R】がなぜ人気なのか考えてみました。

①[N-ERGY]と[ABZORB]を組み合わせた極上の履き心地
とにもかくにも一番最初に考えうるところはこの辺でしょう。
クッション性と反発性に富んだ[N-ERGY]と着地時の衝撃をほぼ吸収してくれた後、着地時の衝撃を次の反発に変えてくれる[ABZORB]
その二つが合わさったソールが履き心地が悪いわけがないんですよ。私自身も2002Rは二足ほど所有していますが、実際店頭で一日中立ちっぱなしでも足が疲れるなんてことは基本的にありません。

②コストパフォーマンスの高さ
オリジナルモデルである2002に関しては「Made in USA」だったこともあり比較的高価なものであったのですが【2002R】に関して言えばアジアメイドに製造圏を移したことで￥16,280～19,800ほどの価格帯を維持しています。GORE-TEX搭載モデルでも￥24,200程なので比較的良心的なプライスではないかと思います。
2002Rを接客する際に確実にお伝えするのは「価格とクオリティのバランスがどうかしてる」という点です。履き心地に関して言えば前述したとおり二種類のクッション材を採用しています。その他の点に関しては後述します。

③様々なモデルもある中で価格も比較的良心的なためテクニカルなシューズを履いたことが無い方も選びやすい
ここも外せないポイントでしょう。NBというブランドは他のブランドさんに比べてもわかりやすく価格差があります。前述した[Made]シリーズなんかは基本的に￥30,000オーバーがざらです。
この辺も店頭でお客様からご質問いただく機会が多いのですが
製造圏の違い＝価格差
と思ってもらっても良いとは思います。勿論コラボモデルは例外ですが。
ここ数年テクニカルなシューズを町履きに使う方も非常に増えてきていますよね。ただ、履いたことが無い様なモデルで価格が張りすぎると選びづらい部分だと思うんですよね。そんな中アンダー￥20,000で購入できるという点もストロングポイントではないかなと思います。
私自身MADEシリーズを何足か所有していますが、履き心地やルックスに関して言えば引けを取らないんじゃないかなと。特に履き心地においては2002Rの方が明確に優れている場合もありますし。笑

④トレンドにマッチした重厚感のあるルックス
前述させて頂いた通り現在トレンドとしてもテクニカルな印象を与えてくれるモデルやブランドが人気を博しています(SALOMON,GELKAYANO等々)
俗にいう”THEランニングシューズ”のような見た目のモデルが多いですよね。
そんなトレンドの先駆けとなったいっても過言ではないのが【2002R】ではないかなと思います。
基本的にメッシュとスエードのコンビネーションでアッパーを構成しているので重厚感はありながら非常に軽量であることも人気の秘訣ではないかと思います。

⑤人気が故、履いてる人が多いため自身が履くイメージがしやすい
こちらに関しては人気が出るモデルすべてに共通する点だと思うのですが、人気になればなるほど街中で履いてる方を見つけるのが容易くなります。勿論街中だけでなくSNSでの紹介やセレクトショップのスタイリングにも多様されたりします。特に意識をしていなくとも自然と目につく機会が増えるんですよね。
そうなると何が起こるのか。
「ああいうスタイリングに落とし込んでもカッコ良いんだな」「自分と同じようなスタイリングでも履けるんだな」etc・・・・
と思いやすくなるんですよね。直近でいえばNIKEのAF1なんかもまさにその現象が色濃く残っていますよね。
イメージがしやすくなると人って面白いもので自分のものにしてみたくなるんですよ。この現象って名前ついてるんですかね。面白いですよね。