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nonnativeの定番パンツが一新!DWELLER シリーズのシルエット「01」「02」「03」はどんなシルエットなのか。

 
 

史上初のデザイン変更が行われたDWELLERシリーズのパンツ

talk about…
nonnative 41th collectionにて、これまで定番として15年近く君臨し続けてきたDWELLER ○P JEANSがリニューアルされました。微妙なシルエットの変化やディテールのマイナーチェンジを繰り返してきてはいましたが、ここまでデザインの抜本的な見直しがされたのは「DWELLER」という冠がついて以来はじめてのこと。そこで、実際はどんなふうに変わったのかをESSENCEの〈nonnative〉マニア、岡崎店長と話をしていきます。

 

名称は
旧:DWELLER 5P JEANS USUAL FIT→新:DWELLER 5P JEANS 01
旧:DWELLER 5P JEANS DROPPED FIT→新:DWELLER 5P JEANS 02
と置き換わりました。

 

ノンネイティブのデニムパンツ好き必見。前回までのモデルを知っている方のほうが読みやすいと思いますが、そうでない方もぜひお読みください!

 

※特集内で取り上げているデニムのサイズは全て「0」を使用しています。

 

profile
岡崎直樹
ESSENCEの店長。明るく元気な接客が取り柄。好きなものはカレーライス、苦手なものは日本語。好きなブランドはマーカウェア、ノンネイティブなど。

 
 


 
 

ノンネイティブの41thで発表された新しいデニム見て

 
 

岡崎くんがインスタグラムで「新しくなったDWELLERのデニムを取り上げたい」と言ってたことから始まった企画です。

はい、そうですね。

率直に変わってどう思いましたか?

一番は、膝周りのダーツの位置が前回までと変わって。DROPPED FITだったモデルはダーツが無かったんですが、今回の新型にあたる「02」というシルエットではサイドに入るようになって。セルヴィッジデニムのUSUAL FITだった「01」になったモデルも後ろの生地の横にだけ入るようになって。結構膝周りのシェイプというか、絞りがすごく強くなったなって感じがしました。

あ、強くなってます?

 
 

 
 

そういう感じがしましたね。膝を境にグッとシェイプが効く感じがしていて。特に01を穿いた時。ESSENCEに来る前の2018年以前のパンツって正直あんまり穿いたことがないんですけど、当時のルックで見られるノンネイティブらしいメリハリのあるシルエットを感じました。ファッション業界全体でもコロナを機にパンツのシルエットってよりルーズになったと思うんですが、02はウエストはちょっと絞られてコンパクトになったかなと思いますし、スリム目になったかなって感じました。

DROPPED FITと呼んでいた前回までのモデルって腰回り結構ゆとりがありましたよね。

そうですね、ヒザ下は細いんですけど結構ゆとりがあって。今回は腰回りのゆとりが若干スッキリした感じがしました。渡りの部分は今まで同様緩めかなと思います。

総丈で考えると結構長くなってますよね。

そうですね。前はレングスが短かったじゃないですか、いつくらいまでですかね?

この3年くらいで変わったのかな。ちょっと具体的な数字で出すのは難しいんですけど。

そうですよね、ジャストレングスだったところから徐々に伸びて。

 
 

線で示したラインの長さが異なる。上に重なっているのが旧型「DROPPED FIT」、下が新型「02」。
 
 

DROPPED FITと、それの新型の02の股上だけで見てもこれだけ違うんですよ。

ああ、違いますね。

ジップの尺はあまり変わらないんですけど、ジップから下の部分がこれだけ…(上画像参照)

2センチくらい違うんですかね。デニムって生地が硬いので窮屈さを避けるためにイージーパンツ系に行く人もいるんですが、02は腰回りや腿には余裕があるので穿きやすいですし、改めてデニムを穿きたいなって人にはおすすめしたいですね。今回もヒザ下はストレートなんですかね。

測ってみますね…

話逸れるんですけど、デザイナーの藤井さんの裾幅の黄金比って…

16.5か17.5だった気がします。

あれってどこから見つけたんですかね?

あれは確か藤井さんがビームス在籍時には決まっていたって話をどこかでしてたのを見たんだと思うんです。

その時からなんですね…

話戻すと01の膝のダーツの位置の幅を測ると…既に広がってきている位置ですが20センチ、その10センチ下を測ると…19センチ。裾幅が18センチなのでこの時点で1センチしか差が無い。ですからここからはほぼストレートと言ってもいいくらいですね。

ある程度、裾幅までは一定に保たれてるのは旧型も新型も変わらないですね。スニーカーでもブーツでも邪魔をしないんですよね。

ちなみに旧型のDROPPED FITの裾幅を測ると…これはちょっと裾上げしてますけど16センチ。

旧型の方が細いですね。

16センチだとブーツにかぶせるのにギリギリだと思います。実際この旧型を穿いてノンネイティブ×オフィチーネクリエイティブのブーツも履けます。履いてもブーツの筒が浮き出るような現象は起きません。

 

※オフィチーネクリエイティブ…1995年創業のイタリアのシューズブランド。ノンネイティブのシューズはイタリア製が多く、中でもオフィチーネクリエイティブ別注は毎シーズン好評。

なるほどー。

こちらの岡崎くんの私物である(DWELLER 4P JEANS)TAPERED FITも測ってみると…これも裾上げしてありますが16.5センチ。シーズンとか使用経過によって多少前後すると思うんですけど。

 
 

スタッフ私物のDWELLER 4P JEANS TAPERED FIT。
 
 

正直これくらい細い方がブーツと合わせた時のピタッとハマる感じは好きですね。新型は18センチなので多少余裕が出た感じがしますね。

幅はそれでも細いんですがレングスはルーズめになってますね。ここ数シーズンは股下の長い75センチオーバーのクッションが溜まるサイズ感を推奨し続けてますね。

ちなみに01の方の裾幅は…

18センチだから、01も02も一緒ってことになりますね。メジャー採寸なのであくまで「大体」ですけど

あ…そうだったんですか。

 
 

 
 

…もしかしたらダーツから下は同じ設計になってる疑惑がありますね。
…(測ってみて)…
レングスの都合で02の方がダーツ下は1センチくらい長いのかな?でもそれ以外は一緒に見えますね。

藤井さんの考えがここにあるんだと思うんですけど、この辺の話ってあんまり出ないですよね。

そうですね…いや、でも、マジでほぼ一緒だな…発見かもしれないですね。幅の話だけで言ったらダーツから下がほぼ一緒でその上の腿から腰までの広がり方が違うという。


 
 

膝脇にあしらったダーツから下を01と02で同サイズにて重ねてみた結果、形がかなり近いことが判明。

 
 

一方で膝上から股のすぐ下までを比較すると、深さとレッグラインの差が。上に重ねたのが01、下が02。

 
 

平置きだとそんなに変わらないように見えますけど、これだけ違うんですね。

こういう差だけで穿いた時の印象が全然違うってことですね。01より02の方が股上が深いのでそういう差もありますけど。

面白いですね。02って結構股上深いし腰パンっぽさもあるんですけど、脚自体はキレイに見えるのが不思議というか。この手のパンツだともっとだらしなく見えなくもないと思うんですよ。

股上自体はそれでも29センチほどなので、当然もたつくほどの股上というわけでもないだろうし、デニム生地の特性上垂れ下がることもないので、そういうのも要因になってるかもしれないですね。

 
 
 
 
 


 
 

デニムに対するブランドの考え方の推測

 
 

先日、ナイキのダンクを履いてるお客様がいらして、02を試着されたんですけど、ああいうスニーカーに02ってすごく合ってるなあって感じがしましたね。レングスの話がありましたけど、今のですと2クッションくらい溜まるんですよ。個人的にはもう少し丈を短くしたいなと思ってるんですけど、2センチくらい上げても見栄えって変わらないですかね。
 
※ダンク…ナイキのバスケットボールシューズ。もともと人気があったモデルだが、ここ1〜2年の立て続けの復刻により急速に普及したモデルでもある。

2センチだったら大差ないかもしれないですね。膝下がストレートな分どこで上げても裾幅が変わらないってことですから、印象は変わらないと思いますね。

たしかにそうですね。

個人的にはこの手のパンツはトレンドってことをあまり考えずに半永久的に普遍性のあるものを求めてるところがありますね。正直なことを言うとここまで長くなくても…自分は脚が短いのでジャストレングスくらいがありがたいです。

ちなみにこの加工デニムは今で言うUSUAL FIT→01になったかつてのモデルなんですけど、股下は…72.5センチくらい。7.5センチくらい短いですね。

え、そんなに変わってました!?

 
 

色の明るいデニムは旧型、下は新型。

 
 

これは多分意図するものだと思いますね。日本人よりも脚の長い海外のユーザーを見越しているのかもしれないですし、ブランドの特性上、なんて言うんだろう…マジョリティがやるものを避けるというか。

ああ、はい。

例えばアンクルカットが流行ったらフルレングス出すとか、ワイドが流行ってたらスリムに寄せるとか。ノンネイティブに限らず感度の高いファッションブランドって天の邪鬼的な発想ってあると思うんで、一般化されたものから離れていきたがる傾向にあるって意味で、レングスを長くしてクッションを溜めるって提案を一旦やってるのかなって思うんですけど。自分は脚が短いんで裾上げしちゃうかな。


ノンネイティブって過去から現在にかけて、デニムをロールアップするってあんまり…

ルックとしてはありますよね。

一般ユーザーの方々って裾を折らずに穿いているイメージはあるんですけど。

ルックでは一つ折りは普通にしていると思いますし、ロールアップして足首見せるみたいなルックもかつてはあったと思うんですけど、多くは折り返さずそのまま穿いてるのを見ますよね。でも41thのルックでも一つ折りのはありましたよね。

たしかにいくつかデニム穿いてるルックで折ってましたね。

 
 

 
 

我々みたいにデニムが好きな人からすると、特にセルヴィッジだと折りたくなりますよね。

せっかくなら折りたいですね。

それもセルヴィッジの醍醐味ですし。

見せたいってのもありますね。

ただセルヴィッジじゃない02のタイプでもルックでは折って使ってますよね。デニム以外でも。

折り返すならセルヴィッジの方が。

美しいですよね。


(デニム生地の)色落ちとかってどんなもんなんですかね。

この岡崎くんのTAPERED FIT(旧 TIGHT FIT。現在は未展開。)は色落ちしてますよね。

これは最初ワンウォッシュモデルで、普通に洗ってるので、ヒゲとかは育ってないんですけど。

 
 

 
 

もともとストレッチデニムなので、そんなに「洗わない」ってことに対してこだわらなくてもいいと思うんですけど、ノンネイティブのストレッチデニムって色落ちしにくいっていうか、セルヴィッジに比べると色を保つ期間が長い印象があって。私もこのモデル持ってて、これよりもシーズンは古いはずですがこんなにはっきり落ちてないですね。これでさえ立ち仕事する人の色落ち具合ですもんね。

そうですね、2018AWに買って店頭で穿いていて、ガンガン使って膝ついたりもしまくってこれです。あと当時はコンチョ付きの財布を使っていて、ポケットに入れてたんですけど、色は落ちても穴は開かなかったですね。

そもそもバックポケットも裏地が付いてますよね。

そうですね、これ凄いですよね、手触りもいいですし。

シャンブレーの生地…あ、ライトオンスのデニムなのかな。綾織りなんでデニムですね。

それと、穿いた時のポケットの膨らみ、立体感が出るって他のブランドであんまり無いですよね。

ですね。これもこのユーズド加工のデニムで口の端から端まで測ると、16センチくらい。でもポケットの生地だけを測ると…17センチ。つまり1センチ浮きが出るので手が入りやすいってことになりますね。


 
 

 
 

買うまでは気づけないんですけど、いざ使ってみるとすごく使いやすいですよね。

ノンネイティブ以外では見かけない仕様ですね。過去にはポケットに手を入れた時にポケット口がガサッと当たらないように、縫製をフラットシーマみたいにしていたモデルもありました。アレすごかったな。

 
 
 
 
 


 
 

41thモデルと旧モデルの違い

 
 
 

ここも気になってたんですけど、フロントポケットとバックヨークの端がくっつく仕様でしたよね。

そうですね。過去の記事を遡ってみると少なくともこのブログが2017SSの頃の記事で、そこでは既にくっついていますけど、この加工デニムはそれ以前のモデルでくっついていないですね。途中でくっつくように設計し直したってことですね。
 
※調べたところ、27th、2015SSあたりでくっついているモデルとそうでないモデルが混ざるようになっていました。それ以降はくっつくように。

 
 

 

過去のモデル(加工デニムの画像)ではポケット口とバックヨークがずれているが、その後のモデル(ワンウォッシュデニムの画像)ではピタッと合うようになった。

 
 

41thだと今度バックヨークの角度が逆になりましたよね。普通のデニムと同じになったというか。

今まではA字のバックヨークだったんですけど、41thはV字のバックヨークに変更されましたね。DWELLER 5P JEANS史上初だと思うんですけど…どうですかね、ちょっと自信ありません。

 
 

V字のバックヨークに変更された41thのDWELLERシリーズ

 
 

あ、そうなんですね。今回テーマの舞台がアメリカですけど、過去にもアメリカが舞台のシーズンってありましたよね。

2010年代前半はアメリカが舞台になったシーズンがありましたね。今回もテーマがアメリカで「リーバイスのデニムに近づけるシーズン」ってニュアンスの話がメーカーサイドからあったと思うんですよね。なので、シーズンが終わると01・02・03っていう展開ももしかしたらこれきりで終わっちゃうかもしれないですね。

その可能性もありますよね。どこまで最終的に落とし込んだ話か分からないですけど、もしこれで終わったらびっくりですね。バックポケットとか近づけてるのかなあ。

バックポケットは割とシーズンごとに違うんですよね、こうして見比べると。

あ、ホントだ、結構違いますね。このユーズドデニムは…

 
 

 
 

「NN-P1948」ってあるので2011SSですね。この「N」っていうのがカンヌキ止めで表現されていて。当時のカンヌキって縦で斜めに一本入れて「N」にしてありますね。

ホントだ。

調べてみると…このポケットに「N」ってあるのは28th、2015AWまでですね。

改めて見ると違いますね。ステッチ同士の幅とか。

あとこっちのDROPPED FITは腰穿きを表現するために、ポケットの位置を若干下げてましたよね。

そうですね。

02だとそれよりも上がってますね。

01と差が少なく見えますね。

気持ち02は下がってますけどね。

 
 

 
 

ホントそう考えるとリーバイスっぽい…ぽいっていうと違うかもしれませんが。

ちょうどリーバイスの66の505があるので比べてみましょうか。
 
※66の505…1966年デザインのリーバイスのデニム。70年代後期まで続いた。ヴィンテージ市場では人気が高い。

比べるとあまり似ていませんね。

バックヨークは確かに近づいたんでしょうけど…

 
 

 
 

リーバイスも年代によって仕様が違うと思うので、これじゃないのを参考にしてるかもしれないですね。

ポケットの話に戻ると、リーバイスのはピタッとしてますよね。リーバイス以外もそうだと思うんですけど。

当たり前なんですけど生地が突っ張っちゃうんですよね。穿いていると違いが結構分かりますよね。ジャストサイズで普通のデニムを穿いた時ってポケットが窮屈なんですよね。

シルエットの方も比べると…505はテーパードシルエットなので、股下すぐから裾先までずっと幅が縮んでいくラインになってます。

腿から膝までの感じはリーバイスはいい意味で野暮ったさが残るというか。

 
 

 
 

それもリーバイスの良さでもありますよね。

膝下は全然ラインが違うのが分かりますね。

 
 
 
 
 


 
 

 

01をよく見てみる

 
 
 

01の方のディテールの変化をもう少し詳しく見ていきましょうか。

コレクションによってステッチの色とかレングスとがが違ったりはしますけど、41thで気づいたのはフロントポケット口のタコ糸が無くなりましたよね。

そうですね、触った感じですと代わりに中綿が薄く詰まってるのかな。02も同じですね。

 
 

下が新型、上が旧型。

 
 

リーバイスに近づけたのかというとそうではないかもしれませんが変更された部分ですね。タコ糸じゃなくなったせいかステッチ同士の幅も広がりましたね。

タコ糸好きだったんですけどね…。

リベットも変わったんですかね。ツルッとしたやつですね。


 
 

 
 

シーズンによって色々違ってきたと思います。ここにあるユーズドデニムのリベットは星の刻印が入ったものを使っていますね。

色がくすんでますけど、もともとこういう色だったんですかね。

加工デニムだからくすんだものを選んでいるのだと思います。他の加工デニムでもそうした傾向があります。ワンウォッシュとかだと普通にシルバー色。ただルールが明確にあるわけじゃないと思いますね。ゴールドのパーツもあったりしたと思います。当時の資料がないので不明点が多いです。

最近は共通して明るいシルバーの色ですね。

そうですね、パーツは共通してますね。

フロントフライ部分も下部のステッチが違いますね。

 
 

股部分のステッチの違い。飛び出ている右の3本が旧型、一番左の飛び出ていないのが新型。デニムのリファレンスをどの年式で行なったかの違いであると推察される。飛び出たステッチの方は、リーバイスの第二次世界大戦以前のモデルでは「股リベット」を打っていた。

 
 

この加工デニムはシーズンが古いので、それ以降のデニムでも変化はいくつもあったと思うんですけど、このDROPPED FITもTAPERED FITもステッチが通り過ぎてますね。41thは止まってますね。

フロントジップはユニバーサルですね。

YKK EXCELLAだったこともありますね。

へえ、あったんですね。

最近はほとんど変えてないと思います。今気づきましたが、ベルトループのステッチ位置が違いますね。

あ、ホントだ!旧型までは真ん中で、新型は両端で縫ってますね。

逆に真ん中を通すのってあんまり見かけないですね。

そうですね、ループに使ってる生地の折り返した時の処理が違いますね。

 
 

 
 

真後ろのベルトループも今までは斜めに配置していたのが、41thのはまっすぐに変更されていますね。

あ、ホントだ。これ、斜めにしてるのってどういう理由なんですかね?

ここって生地がすごく集中する位置だから、ぶつかって痛かったりしません?それを防ぐためかなって思ってました。

そうですね、痛いことありますよね。

あるいは…他のことを考えると…ベルトループなんで、ベルトを通す時に見えない真後ろを通しやすくする意図もあるかもしれません。まっすぐ配置するより斜めの方が通す口が広くなりますよね。

たしかに。

具体的に話を聞いたことがないので分からないですけどね。

今更なんですけど、こういう細かい検証をやっていくのって…笑

ここまでやる必要はないかもしれないですね。

ホントそれですね笑

 
 
 
 
 


 
 

 

02をよく見てみる

 
 
 

DROPPED FITから02になってダーツが入りましたが、今までは…

ダーツはありませんでしたね。セルヴィッジじゃないので、生地の外側の縫い位置を自由に変えられますよね。パターンを引く時に「ここからグイッと曲げる」とかができるんですけど、セルヴィッジは生地の端っこが決まっちゃってるから、股の内側だけをいじるしかなかった。だからダーツを入れてシルエットに変化を与えるってことが大事な要素だったんじゃないですかね。

なるほどなるほど。

逆に02はセルヴィッジじゃないので、ダーツは無きゃ無いで再現可能なシルエットだとは思います。ノンネイティブのシグネイチャーを示すディテールって意味合いが強いのかなと。

 
 

 
 

ノンネイティブのパンツに限らずテーパードをかける時って、基本内側をいじるんですかね。

いや、セルヴィッジじゃなければ別にどうとでもするんじゃないですかね。パタンナーじゃないので「分からない」と言ったらそれまでですけど…01のセルヴィッジも「よく切ったな」って思います。裏側を見ると(裏返す)…前のハギには何もしてなくて、後ろのハギの横、赤耳の部分を切ってる。

ああ、そうですね。

つまんだ尺で言うと山で1センチくらいかな?往復なので2センチ。

 
 

こちらはセルヴィッジデニムを使った01の裏側

 

こちらは割り縫い(脇割り)された02の裏側

 
 

結構つまんでますね。

02の場合は前のハギも後ろのハギもつまんでいて一番高い山で測ると1センチあるかないか。

裏から見るとよく分かりますね、どれくらいつまんだか。

極端に引きつったボトムのシルエットになっているわけではないですし、傍から見ると分からないくらいのディテールですけどね。これ…工場の人嫌がったと思いますね。


ポケットの口も違って見えますね。

 
 

 
 

カーブの仕方が変わってますね。

DROPPED FITと02を比べると…縦幅が広がってるかな?

そうですね。横幅はそんなに変わった印象はないですね。

今回のDROPPED FITから02に変わってバックタブが青になりましたね。過去にもありましたよね。

 
 

 

 
 

あったような気がしますね。あんまり覚えていませんが。

01は白ですよね。

白…グレーかな。

こないだいらしたお客様がたまたまブルーのタブのモデルを穿いていらして知ったんですよね。ああ、ちょっとタブの位置も変わっていますね。

本当ですね、ちょっと上になってますね。

 
 
 
 
 


 
 

評判

 
 

店頭のリアクションはめちゃくちゃ良かったんですよ。

どちらの方が反応がありましたか?

どっちも良かったんですけど…01のUSUAL FITをベースにしてる方ですかね。「昔のノンネイティブっぽさがある」って声を聞きました。いつ頃を指しているのか定かではないですけど。ノンネイティブのブーツを履かれている方からはいつも以上にリアクションをいただけて「今後も継続してほしい」っておっしゃっていたんです。

続きますかね…どうでしょうね。シーズンテーマが東西南北で来ていて、あと「東(EAST)」だけ残ってますよね。その時にどこが舞台になるのか。普通に考えれば日本なんですけどね。本当にそれで行くのか。一回中目黒を舞台にしたシーズンもあったんで。

 

※39th「SOUTH」、40th「NORTH」、41th「WEST」と方角を示したテーマが続いている。

あ、そうなんですか、結構前ですか?

2014〜2015年くらいだったかな…「SUB CITY DWELLER」っていうシーズンで、要は…中心街の渋谷・新宿・代官山みたいなところをメインストリームと捉えるなら、「我々は中目黒である」っていう、たしかそんなブランドの立ち位置のことをテーマにしていたと思うんですけど。

あー!なるほど。

一歩引いた街。そこに焦点を当ててやってたシーズンがあって、その時珍しく日本が舞台だったんですけど、海外でも「サブシティ」的な街の名前を使ったTシャツとかがあった気がします。でも、ちょっと定かじゃないです。

テーマってだいたい海外ですよね。

旅がメインだったからだと思いますね。その後にも一度、中目黒を比喩したシーズンコレクションはありましたが以降、日本って舞台になってないので、次のコレクションで舞台となる可能性も秘めていますが、その時このデニムもどうなるか分からないですし、そもそもこれが一回きりであるって公言してているものでもないので、なんとも言えないのが正直なところですね。

もうすぐ次の展示会だと思うのでどうなるのか楽しみにしています。

41thも始まったばかりですし、これから加工デニムがスタンバイしてますし。

そうなんですよね笑

 
 

 
 

今回はデニムの01と02に焦点を当てて特集していますが、03もあるじゃないですか。

そうなんですよね、既に発売もしているペインターパンツがそれですね。

03はちょっと変則ですよね。従来の「RELAXED FIT」全体を総称していて。

同じ形とかデザインがあるわけじゃないんですよね。

「太いシルエット」を総じて03として取りまとめていますね。トラウザータイプもそれぞれ01・02とあるんですよね?あれはどれくらい変化があるんですか?

私が今穿いているのは02なんですけど、01のトラウザーと比べるとメリハリがあります。ウエストはコンパクトで大きくはないんですが、もも周りとか股上は01に比べるとゆとりがある感じです。膝下はそこまで大差はありませんが、微妙に02の方が細くしてあると思うので、やっぱりDROPPED FITのような、どちらかと言うと強めのテーパードを感じられるのが02のトラウザーです。


 
 
 
 
 


 
 

 

デニムとブーツの関係性について

 
 
 

次入ってくる加工デニムもめちゃくちゃ楽しみですね。

毎回加工の仕方も変えてくれますもんね。あんまり言っちゃダメだと思うんですけど。

同じシルエットでツイルとかギャバジンとかデニム以外のコットンベースのパンツもあるじゃないですか。ああいうスタンダードなモデルも形が変わったことでまた注目されるんじゃないかなと思ってます。

特にパンデミック以降はストレスのない生地でイージーパンツっていう需要が急増しましたよね。そうした背景から世間的に細いパンツから遠ざかってたものってのもあると思うんですが、コロナとの付き合い方とかが少しずつ分かってきてリニューアルを機にそうしたいわゆる「普通のパンツ」を見てほしいなっていうのはありますね。

春ですし、デニムも穿く機会が増えますのでどちらもぜひ見てほしいです。そう言えばサイズ選びってどうしてます?

私の場合だと身長で言えば1〜2でも良いはずなんですが基本0です。結構ヤセ型なのでウエストの問題があるのと、あとはさっきも言いましたけどジャストレングス〜1クッションくらいが好きなのでサイズダウンするってのもあります。裾が絞れたり調整が効くイージーパンツ系は1も穿きますね。まあこれはノンネイティブのパンツに限ってのことで、ノンネイティブ以外だったら極太のワイドパンツもよく穿きますし、サイズ選びもマチマチです。

なるほど。

あとは…ベルトを極力したくないってのもありますし、ハイカットブーツを履く時の「裾幅は細いに越したことはない」論。


「01だったらブーツを選ぶけど、02だったら選ばない」とか、そういうのはないですか?

んー…ないですね。その2つはさっき検証してもお分かりの通りで、裾幅は同じくらい細いので考え方は変わりませんね。逆に言うとイージーパンツ系の方が避けるかもしれない。あのー、「ワイドパンツ系」って意味で。ワイドパンツにハイカットブーツっていうのは自分はやらないですね。

あんまり見たことないですね。

高島涼さんとかがよくやるスタイルなんですけど、自分はあまりやらないですね。ただ、良し悪しじゃなく好みの問題なので。
 
※高島涼…インスタグラムでスタイリングを高く支持されたことをきっかけに、SNSを中心としたビジネススタイルを確立した元建築士のマルチクリエーター。

ああ、はい、見ますね。じゃあ例えばノンネイティブ×グラミチのパンツだったらブーツは穿きますか?
 
※グラミチ…ご存知大人気のクライミングパンツ。2011年から定番化しているノンネイティブのコラボレーションモデルが「CLIMBER」シリーズ。2020年に追加発表されたのがゆったりシルエットの「WALKER」シリーズ。

ノンネグラミチですと細いCLIMBERともも周りが太いWALKERの2パターンがありますけど、どちらも裾幅は細いので合わせますね。そんなに細かくルール設定しているわけじゃないですけど、裾が細ければ基本的には合わせてると思います。でもどちらかと言うと、合うと思うのはやっぱりCLIMBERだと思いますね。

やっぱりそうですよね。

 
 

 
 

自分が持ってるハイカットブーツで言うとノンネイティブ×オフィチーネクリエイティブのサイドジップブーツとかホーボー×ダナーのタキオンというトレーニングブーツとか、割と土っぽいブーツっていうんですかね、ああいうのなんですけど、ワイドパンツと合わせるのになんか抵抗があって…不思議なんですけど。足首にフィットするブーツだからですかね。
 
※ホーボー×ダナー…ホーボーがダナーの「TACHYON」というブーツを別注した6インチブーツ。

自分もあんまり合わせないかもしれないなあ。

ハイカットブーツとワイドパンツって別に普通に合わせたらなんてことないんですけど、先に挙げたようなブーツってシャフトが細いから、なんか「あの細さを活かさない手はない」って感じがしちゃって。

たしかに細いですもんね。そういう意味で合わせないんですね。

もったいないっていうか。ワイドパンツに隠してしまうとその良さが無くなってしまうっていうか。足元のバランスの好みだと、もしワイドパンツをロールアップしたり絞ったりするならローカットシューズが良いんですよ。

ノンネイティブのブーツって結構細いっすもんね。これ全然関係ないですけど、ブーツの別注かける時って、筒口の細さもお願いしてるんですかね。

 
 

 
 

当然そうだと思います。藤井さんの黄金比の裾幅に収まらないとハイカットブーツとしては成立しないんだと思います。少し低めのブーツでさえやっぱり口は細くなってる傾向がありますね。多分根底にはモードが含まれるんじゃないですかね。グイディとかリックオウエンスの考え方ですよね。
 
※グイディ…1896年創業のイタリアの老舗シューズメーカー。ノンネイティブのコラボレーションも話題に。
※リックオウエンス…同名デザイナーが手掛けるフランスのブランド。とりわけシューズが人気。

デニムにランチャーブーツとか合わせてほしいなあって思いはすごくありますね。

やっぱり「アメカジ」ってキーワードがトレンドの引き合いに出されるようになって、かつ「アメカジと言えばデニム」ってみなさんが思うと思うし、一番手を出しやすい、アメカジに近づきやすいものだと思うので、これを入り口にして、他のものをチョイスしてもらえたらと思います。逆にデニムを持っている方からすると、デニムに合わせる…例えばシャツだとかシューズを選ぶっていう、そういう感じが分かりやすくて良いのかなと。当然ノンネイティブ自体はそうした分かりやすいアメカジ像で考えてはないと思うんですけどね。間口は広い方が取り入れやすいと思います。

デニムは真ん中に据えながら、その周りを考えるとやりやすいっていうことですね。

 
 

 
 

最後に…今回DWELLERシリーズの形が一新して、全体的にシャープになって。以前までの形と比べるとより一層差別化してきた感じがあるので、最近デニムから遠ざかっていた方にもおすすめしたいです。特に個人的には02を推していきたいです。後世に残るデニムでございます。

DROPPED FITとか02のタイプのデニム持ってましたっけ?

持って…ました。

「ました」


買ったんですけどサイズ選び間違えまして…手放してしまったんです。なので今度買います。

さっきの話にもありましたけど、ワイドパンツが全盛でみんなワイドパンツ穿いてますよね。

多いですよね。

ノンネイティブってワイドシルエットのものもあるけど、割と一貫して、相対的に考えれば細いし………基本的にデニムって穿き心地の悪いものだと思ってるんですけど。

いや、同じくですね。

「細いのに穿き心地も捨てない」っていうノンネイティブのデニムは、今までの見た目のワイドシルエットからのスライドって意味もそうだし、新しくデニムにチャレンジしたい人たちにとっては入り口に非常に良いと思うんです。特殊なほど形も良いし穿き心地も良い。話があったようにポケットの手が入れやすいとかっていう気が利いたデニムですから、ぜひエントリーモデルとしてね、選んでいただけたら。

ホントそうですね。デニムの良さで言えばワンウォッシュで長く穿き込んでいった時の自分の脚により馴染んでいくっていうのもすごく良いもんですよね。

デニムの良さですよね。


 
 
 
 



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