LEVI’S VINTAGE GLOTHING が手掛けるデニムジャケットがカッコ良すぎる件。

LEVI’S VINTAGE GLOTHING が手掛けるデニムジャケットがカッコ良すぎる件。

どうも川村です。
気温も下がり、秋服シーズンが到来。
個人的に夏のお洋服ってワンパターン化しがちですし、あんまり好きじゃないんですよね。楽なんですけどね。笑
やっと羽織物が使えるようになって個人的には非常に嬉しい事この上ないです。

そんな待望の秋服シーズン。
まさに今時期からきてほしいアイテムを本日はご紹介していきます。

ブランド:Levi’s
アイテム:LEVI’S VINTAGE CLOTHING 1953モデル TYPE Ⅱ トラッカージャケット
品番:70507-0062
価格:49,500円
展開サイズ:L,XL

LEVI’S VINTAGE CLOTHING については過去のブログで説明させていただいておりますのでそちらのチェックを。おかげさまでこのブログでご紹介したデニムパンツは完売。一生物のアイテムを当店で選んでいただけるという喜びを噛みしめております・・・

今回のブログではよりこちらのアイテムについて深く紹介していこうかなと。
少々長尺になるかもしれませんがご興味のある方は最後までお付き合いいただけますと幸いです。

デニムジャケットの種類
①1936年に発売されたモデル=【TYPE-Ⅰ(1st)】

②1952年に発売されたモデル=【TYPE-Ⅱ(2nd)】

③1962年に発売されたモデル=【TYPE-Ⅲ(3rd)】

の大きく三つに分けられます。厳密には4thやら大戦モデル等もあるのですが今回は省略させていただきます。
合わせまして本来であればすべてのモデルについての特徴解説もさせて頂きたいところですが、卒論くらいの長さになるかと思うのでこちらも省略。

今回のアイテムは前述しています通称2nd
そちらのついての深堀といきましょう。

第二次世界大戦が終結し、アメリカがまさに黄金期に入った年代に発売されたのがこちらの2ndタイプ。
因みに現在ではプライベートで着用するのが当たり前なデニムジャケットですが、3rdモデルが発売されるまでは労働者向けのアイテムであり、その証拠にヴィンテージ界でもめったに綺麗な状態のものは出てこない様です。(ぶっちゃけ古ければ古いほど当たり前の話かもしれませんが)

商品の特徴

①フロントに入ったプリーツ
これには諸説がありますが、元来ワークウェアとなっている為、基本的に当時はボタンを閉めて着るのが一般的だったようです。胸周りに立体的なゆとりを確保することで運動性の向上を担っているんだとか。ほかにもサイトによってはサイズ拡張の為だとか様々です。(1stも同仕様)
こればかりは何が正解で何が間違っているのか分からないです。笑
ただ、現行のデニムジャケットにはないディテールの為、個人的にはそんな背景をしっかり知らずともカッコいいやん。だけで良いんじゃないかなと。

②両胸につくフラップポケット
1st、大戦モデルでは片側のみのフラップポケットが両胸に採用。この仕様は現在の各ブランドから出るデニムジャケットにも残っていますね。大半のデニムジャケットは両胸にポケットがついているかと思います。当時はを煙草や工具等々を入れたりなんかに使っていたようですが用途としては現在も変わっていないような気がします。工具はまだしも紙煙草を入れるのにぴったりですからね。ポケットはあるに越したことが無い派の人間なので。笑

③ウエストのフィット感を調整できるサイドアジャスター
1st,大戦で採用されていたシンチバックをサイドアジャスター仕様に変更したのもこちらの2ndからです。この仕様も現在のデニムジャケットに用いられていますよね。ぶっちゃけ現在では使うことはないかなと。私は一度も使ったことがありません。笑
もはやデザインとして見て頂ければと。

④レザーパッチを採用
1950年代後半にかけてパッチは簡素化され紙パッチを採用されるモデルも増えます。今作は1953年モデルと言った背景もありレザーパッチを贅沢に使用しています。洗濯を繰り返すとレザーパッチもクタッとなってきてカッコ良いんですよね。

⑤片面BIGEを採用
こちらも当時の年代を忠実に再現。両面と片面どっちが良いと言うことはないのですが、個人的にこの辺のディテールまで忠実に再現するってところがLevi’sの本気度がうかがえますよね。神は細部に宿るとか言いますし。

 

注意点
こちらもリジッドデニムを採用しているため、洗濯時、生地に縮みが発生します。
例でいえば
40→38
と言ったようにワンサイズ程小さくなるイメージを持っていただければと。
洗濯方法に関しては前述のリンクよりご確認していただけると幸いです。
また、一年間ほどは他のアイテムと一緒に洗濯することは避けて頂くのがベストかなと。個人的な話ですが、デニムジャケットと一緒にお気に入りの白Tを洗濯機にかけたら色がついたなんて過去もあるので。笑

 

後はリジッドデニムの特性上経年変化が何よりの醍醐味でしょうか。

↑新品

↑私物(着用5年目)
厳密には同アイテムではないのですが、私の私物に関しては年に数回洗濯を繰り返したものになります。
初回のみ丁寧にもみ洗いを行いましたが、それ以降はネットに入れて洗濯機にボンッって感じです。笑
この辺りの経年変化はヴィンテージ(デッドストックは除く)では楽しめない独特の楽しみ方になるんじゃないかなと。変態チックかもしれませんが。。。。
個人的には自分に沿うようにフィットしてくるのと自分にしか出せない経年変化を楽しめるという所が新品のデニムの良いところじゃないかなと思っています。

 

ここからは個人的見解なので興味のない方はスルーしていただいて構いません。
当時は労働着と言う背景もあり着るたびに洗濯しまた着て汚してまた洗っての繰り返しだったはずですよね。
それが昨今のヴィンテージの盛り上がりもあり一着100万を超えるデニムジャケットなんかもザラになります。そういったアイテムを雑に使うこと(言い方が悪いかもしれませんが)が果たしてできるのかと考えたときに私には無理だと考えます。
現行の復刻またはレプリカの良いところは当時の方々と同じマインドで自身が着用出来る。
という所が最大の強みなんじゃないかなと思います。

少々長くなってしまいましたが最後までご覧いただきありがとうございました。
正直まだまだ書き足りないところはあるのですが今回はこの辺にしておきます。

もしご興味おありの方がいらっしゃいましたら是非店頭で語り合いましょう。

では川村でした。


 

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WRITER かわむら

よく着るブランド:champion,Levi’s、NIKE、converse
好きなアニメ:ドラゴンボールZ
好きな必殺技:ギャリック砲
特性:頑固一徹、ツッコミの早さが芸人