細いパンツしか穿かない人で”脱黒”をしたい人へ。名作パンツでイメチェンしましょう。

こんばんは、岡崎です。

夏場でもリラックスパンツ、ショートパンツを穿かずに細いパンツを穿く人いらっしゃいますよね?そういった方々は大勢いらっしゃるかと思います。夏でも変わらずに黒パン、デニムをお使いになると思いますが、この夏それ以外のカラーパンツを選択肢の一つに入れてみませんか?

今年は脱黒なんて言われているくらい明るいカラーが多くのお店では並んでいたります。とはいっても原色に近いカラーパンツを勧めるわけではないですよ?というかそういったカラーはESSENCEにないですし。

私がご紹介するのはライトグレーです。モデルはアタッチメント内の細いパンツと言ったらこれしかないでしょ!ってくらい大人気のバイカーパンツ。前回生地違いのモデルをブログで紹介しました。それも名称的には定番パンツの部類なのですが、今回紹介するモデルがバイカーパンツの中ではもっともスタンダードなものになります。

改めてアイテムの詳細とスタイリングの詳細も含めて紹介していきます。

 

ATTACHMENT CO/RY STRETCH TWILL BIKERS EASY PANTS

定番アイテムと言いつつも微妙にマイナーチェンジを繰り返しています。変わらない部分として股上は深めで膝下からのレッグラインはスキニーとシルエット。スキニーと言うと肌にとにかく張りつくほど細く、下半身全体のラインがより際立つ設計になっています。それと比べて今回のモデルは腰周りも適度にスペースがあり締めつけはないですし、生地にポリウレタン7%も含まれているので一番張りつく膝から裾にかけても心地良く着脱もしやすいのが特徴です。

 

ウエスト部にはゴムと紐を入れています。イメージ通りしっかりと伸び縮みしますのでウエスト周りに悩みを抱える人もご安心ください。紐はボディーの色とトーンを少し外し馴染みのいい色合いになっています。紐どめにアグレットを使用しており高級感があります。実際に着用した時には見えないかもしれませんが細部にまで拘りを感じます。

 

通常の細いパンツは腰周りもタイトなのでポケットはあるものの、物の出し入れがしづらいので本来の役目を十分に果たせなかったりしますよね。バイカーパンツに関してはスラッシュポケットを採用しています。手入れはのしやすさは段違いです。裏地には同色の布帛を使用しています。スラッシュポケットはスラックスにある仕様で側面の継ぎ目に沿ってポケットを配置することで腰周りの見た目はかなりすっきりとします。ミニマルな作りを謳うアタッチメントにとっては当たり前の仕様。

 

見ての通りパターンを複雑化し、曲げを行う部分に生地を集めています。これにより前述した通り膝の曲げをしやすくし、穿き心地が格段に上がっています。細いパンツを続けて穿くと起きる、過度に膝がでてしまうのをこの仕様にすることで防止します。と言ういうより意図的に膝を出している仕様なのでこれ以上の生地の広がりは出てきません。

 

着用画をご覧の通り、裾幅をかなり狭めているので足首にしっかりとフィットします。細いパンツを好む方はこの裾幅の狭さを結構気にする方が多い印象です。これが狭ければ狭いほど良いみたいな。着用を重ねていっても生地が伸び切るようなことはありませんのでご安心ください。形状の持続性は半端じゃないです。

もう一つお伝えしたいのが、カットの高いシューズやブーツにもしっかりと合わせることができる点です。裾幅は狭いものの、伸縮性に富んでいるのでシューズの履き口に裾を被せられます。ただ、全部ではないです。例えば当店で扱いのあるノンネイティブのブーツタビトなどもいけます。

 

お尻周りには生地が余計に集まり浮いて見える場合があります。すっきりと見せる為に両脇にダーツ処理を入れています。お尻が隠れるトップスが主流ですが、短丈トップスもトレンド的に増えてきているのでそういったものと合わせた時でも見栄えを損なわない工夫がされています。

 

それでは最後にスタイリングを見ていきましょう。

 

シャツ:nonnative DWELLER B.D. S/S SHIRT COTTON BACK SATIN OVERDYED サイズ1着用
サンダル:BIRKENSTOCK Kyoto
サングラス:NEW. 店頭販売のみ

グレーってかなり万能なカラーでして、どんな色にも中和し馴染んでくれます。それを活かし、今季再燃するアメカジから着想を得てグレー×ブラウンでスタイリングを構成。全体を通してカラーリングがマイルドになっているのでヨーロピアンな雰囲気、品の良さを感じます。

 

シャツにはノンネイティブの半袖シャツ。艶のあるバックサテン地は見た目の良さもそうですが、清涼感もあって夏場に最適です。ノンネイティブ特有のワンウォッシュをかけ絶妙な皺感が軽装になる夏場の物足りなさを解消します。

 

先日ESに上陸したビルケンシュトックのキョウト。アタッチメントのミニマルな作りと相性が良いキョウトも同じくシンプルで主張が少ないデザイン。サンダルらしく開放感はありつつ、アッパー部分に使用しているスエードレザーがラフに寄らない大人の雰囲気を醸してくれます。

 

今時期だからを理由にしてカラーパンツを手にしてみるのはいかがでしょうか?洋服の組み合わせにそこまで頭を悩ませないからこそチャンスですよ!秋のことを軽く想像を広げつつ、その時になったらまた考えれば良いと思います。

やはりブログを書いて思うのは本当に良いパンツですね。良いパンツには目がない岡崎です。マジで裏切らない名作パンツですわ。皆様も是非。

 

WRITER おかざき

よく着るブランド:nonnative,ATON,curly,MARKAWARE
座右の銘:カッコいいのが欲しいところです
好きなおにぎりの具:梅
特性:素直、嘘つけない(バレる)、明るい、よく笑う※周りの評価です

悪天候が多い冬場の強い味方!ATTACHMENTのCASHMERE BREND CLOTH 3LAYER ZIPUP HOODED COAT

こんばんは、佐鯉です。

いやあ、寒いですね。
アウターが無いと厳しい季節になってきました。これからより気温が低くなってきますし、天候も崩れやすくなってくるみたいです。
本日はそんな悪天候をも乗り切れるATTACHMENTの高機能なコートをご紹介したいと思います。

 

 

ATTACHMENTユーザーの方からするとお馴染みで安心感のある定番コートが今季もリリースされています。
以前まではカシミヤ・ウール混紡のダブルフェイス生地を使用していましたが、今季はカシミヤ・ウール混紡のニットフラノ地を採用。ダブルフェイス生地のときはコートらしい重さがありましたが、ニットフラノを採用することで驚くほど軽量になりました。見た目やサイジング等は大きく変わっていませんが、よりライトな着用感に。

 

アーム幅・身幅共に生地をたっぷりと使ったオーバーコート。ボリューム感のある印象ですがニットフラノは柔軟性の高さが特徴となっており、オーバーサイズでありながらドレープ感が強く生地が縦に落ちてくれるので野暮ったさは皆無。
オーバーサイズのインナーやジャケット・ブルゾンの上からでも無理なく羽織れるので、ぜひON・OFF問わずに着用を楽しんでいただきたいです。

 

アームは3枚の接ぎで構成されており、立体的なフォルムになると共に着込んだ際のアームの余計な膨らみや窮屈さを軽減してくれます。
サイドを見てみるとこれまたお馴染みシームを利用したポケット、アーム自体は絞りを効かせていますが袖口はやや広めにしリラックス感のある雰囲気に。

 

今までのフーデッドコートは比翼仕立て、今季も比翼仕立てではあるのですがフロント部分がマイナーチェンジされジップ・スナップボタンが付属されたので着脱が容易になりました。

 

そして、ボリューム感が印象的なフードは健在。前合わせはやや深めになっていますが、前身頃にはフックが設けられているので締めると首元まで覆ってくれます。フードがよりキレイに立ちますしなにより風の侵入を防いでくれます。これにタートルネックを合わせれば真冬でも快適に過ごせそうです。

 

そしてなにより驚くべき点は今季からゴアテックスに代表されるような”3レイヤー仕様”になった点。
ニットフラノの裏面に透湿防水シートを貼り合わせており、ウールコートながら水に対する耐性を付与・中の湿気は外に逃がしてくれるという見た目以上に高機能なコートに仕上がっています。

 

 

落ち感はもちろんありますが、ボリュームのあるコートになっているので出来る限り重たく見えないようベージュやカーキグレーを使って柔和な雰囲気のスタイリングに。
やはりベージュとカーキグレーの相性は抜群に良いですね、ただこの色合わせってミリタリー感が出てしまったり野暮ったく見えやすい合わせでもあるのでコートやシューズ・小物でブラックを使いスタイリングを引き締めました。

 

インナーにはコットン・シルク混紡の薄手のニット、柔らかい肌触りでシルクを混紡しているおかげで光沢感もあり上品な雰囲気です。結構薄手なので今回はカットソーと重ね着しました。ベージュのニットとホワイトのカットソーはキレイにグラデーションが生まれ、スタイリングに動きがでます。

 

パンツは大定番のワイドテーパードパンツ。
裾にかけて強くテーパードが効いており、今回の様なボリューム感のあるコートと合わせてもだらしなく見える心配は要りません◎
このカーキグレーが非常にオススメ、ミリタリーウェアのような濃いカーキ感はなく柔らかい雰囲気の色味なんですよね。暗い色味が多くなってくる秋冬にぜひ取り入れていただきたいカラーです。

 

フーデッドコートはカジュアルな印象もあるので、足元はブーツを選びシックなスタイリングに。
もちろんブーツでなくてもレザーを使用したシューズでも引き締まった印象になりますよ。カジュアルに合わせたいときにはスニーカーでもバッチリハマりそうです。ローテク・ハイテクどちらを合わせても◎

 

この時期ってウールコートを着たくなりますよね。ただ雨や雪の日に着るとなると少し心配になってしまうもの。
そんな時、今回ご紹介したコートなら天候を気にせずお出かけを楽しめるでしょう。ぜひマイナーチェンジされたフーデッドコート、1度袖を通してみてください。

 


 

 


 

WRITER さこい

よく着るブランド:ATTACHMENT・KAZUYUKI KUMAGAI・MARKAWARE
してみたいこと:滝を見に行く・キャンプ・喫茶店巡り
好きな映画:トレインスポッティング・エヴァ(新劇)・ジョゼと虎と魚たち(実写)・ヒミズ
特性:1度しゃべると止まらない・謎に雑学王・黒い服ばかり着る