流れは変わりつつある

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清水です。

先日久しぶりにAKIRAを観ました。SFアニメの金字塔です。

口の動きにまでこだわった精密な映像表現は目を見張るものがあります。いまだに。

もう何年経っているのでしょう?20年以上前だと思いますが、今観ても全く色褪せませんねえ。

中学生の時に初めて見て感動しました。このバイクシーン。やばいです。

そういえば今Youtubeを観ていてふと思い出したんですが、大学1年生の時にやっていたジャズ・フュージョンバンドで

ある時「プロになりたい」みたいな話が出たんです。

でも当時のバンドメンバーは20代後半が多く(僕は最年少で、よく足を引っ張ってました) 、プロになる・なりたいという言葉を

それほどリアルに受け止めることが出来なかったように思います。今の仕事もある、生活もある、そんなリスクは背負えない・・・という。

それ以前にまず「プロになる」ってなんなんでしょう。 プロになる必要性はどこに?

「有名になってお金を稼ぐことが目的か?」と言われたら

皆、そんなにやる気がない欲深くなかったもので、「いや生活できればそれでいいから別にお金はそんなにいらない」と。

じゃあ世の中に僕達の音楽を広めるのが目的なのか?

となったら、「ああ、そうだね。だからプロになりたいんだ。」と。

ジャズ・フュージョンってカッコイイジャンル、あまり世間に浸透してない、それをもう少しだけ広めたい・・・

だからプロになりたいって話になりました。

・・・いやいやちょっと待てと。

それならYOUTUBEにUPすればいいじゃん。世界中に広まるじゃん。

「・・・そうだね。」

という結論になってその話は終わったんです。

何が言いたいのかと言うと・・・

YOUTUBEとか観てても思うんですが、本当に凄い人って世の中に一杯いて、

今そういった人たちが世界に向けて発信できるツールが揃いつつあるんですよね。

有名な雑誌やTVなど大きなメディアの力を借りなくても

新しい何かを発信することができる時代になりつつあると思うんです。

例えば今だってWEBで流行っていることをTVで紹介することが増えてきましたよね。

今までは TVが主要メディアでTVが流行発信源のような役割だったと思うんですが、

WEB → TV という流れもできているわけです。

アンダーグラウンドにいた人たちでも注目できる場が形成されつつあるのは

すごくいいことだと思います。新しい流れが容易に出てくることができる。

でもだからこそ。

大きなものに守られている人は今以上にアンテナを張っていく必要があると思うんです。

「なんだ、コイツプロなのに大したことねーな」

なんて思われたらプロじゃないですよね。

僕らもこの新しい流れに刺激を得つつ、

常に気を張って新しいモノを追いかけていたいと思うのです。

珍しくマジメですが別に変なモノ食ったわけじゃないですww