今から使える！雨にも負けない春アウターはこちら

こんにちは。

新潟市では未だに雪がちらついていますが、最近はちょっとずつ暖かくなってきたような。
雪も嫌ですが暖かくなって結局雨が降るのも嫌ですね。雪と違って直接的に濡れてしまうので嫌な気分になります。
春アウターは今の時期に買っても重ね着で暖かく着ることができるのですが、雨に濡れたくない！そんな方にとってジャストなアイテムが揃い始めました。
これを書いている時点ではみなさんにその需要が高いのか、結構在庫がなくなってきています。
チェックはお早めにお願いします。

BRAND　Lounge Lizard　/　ラウンジリザード
NAME　 VENTILE 40/2 WEATHER PEACH ドリズラーブルゾン
PRICE　34,560 円 (税込)

丈の短さ故にスポーティーな印象が強いドリズラー。
ベンタイルを使用しコットンなのに撥水効果があり、多少の雨なら余裕で凌いでくれる謎の素材。いや、謎ではないんですけどね…。かなり高密度に織り上げたことで水滴が織組織に進入するのを防いでくれます。通常の生地を作るのに比べて約1.5〜2倍ほど密度を高めているのです。よって生地の上を水玉が転がります。
防水してくれるのに風合いはコットンらしい自然さを保ってくれますし、着て行くことで風合いの変化も楽しいですね。

ラウンジリザードが使っているのはダイワボウ製のベンタイル。本場英国のものに倣って日本で作っている素材です。これもまた本物です。
シルエットは言わずもがなスリムで、野暮ったさなんてこれっぽっちもないモダンなシルエット。
人気故にちょっと残りが少なくなっています。

BRAND　ATTACHMENT　/　アタッチメント
NAME　 透湿防水3レイヤナイロンリップ フーデッドブルゾン
PRICE　70,200 円 (税込)

スペックで言えば今回ご紹介する中でも最も高いのがアタッチメントの3レイヤーブルゾンです。その分お値段張りますがそれ相応の価値があります。
防水性・透湿性が非常に高い3レイヤー構造。間違えがちですが「防水性」は「撥水性」とはイコールではありません。
「撥水性」は読んで字の如く水を弾く性能のことを言い、これは「防水性がある」と呼べるものです。
が、「防水性」は水を弾くかどうかは別として、染みこんで内側の生地が濡れないことを言います。
ウール製の表地を使っている3レイヤーブルゾンなんかもありますが、表面は濡れても中はしっかりと水の侵入を防いでくれています。

で、これは表地がナイロンですので適度に撥水性もあります。防水スプレーで撥水力を高めると生地の保護にもなりますのでオススメです。
3レイヤーで大切な裏地の縫い目をテープで留めているのも確認できますね。縫い目は水の侵入がしやすい箇所ですので、こういった気遣いは大切です。

スタッフが動画で紹介してくれていますので、こちらでもぜひ。

BRAND　KAZUYUKI KUMAGAI　/　カズユキクマガイ
NAME　 Ny/Coストレッチドビー フーデッドブルゾン
PRICE　51,840 円 (税込)

こちらは上記2つと違ったアプローチのもの。
生地もオーバーダイ(後染め)した、ちょっとユーズド感もあるようなナチュラルな風合いに近いアウターです。撥水・防水性もありますが、特筆すべきは「SUPPLEX®(サプレックス)」というファブリックを採用している点です。
サプレックスはインビスタ社(旧デュポン社)が開発した機能素材。ナイロンを使いながらコットンに極めて近い風合いを実現し、強度はナイロンよりも高く、通気性にも優れた素材です。
速乾性が高いため、たとえ長時間雨に打たれ防水が弱まったとしても乾かせばすぐに乾くのが利点。

フーデッドブルゾンに関しては沢山のブランドから発表されている定番商品ですが、カズユキクマガイらしい色、生地感をキープし機能を加えているところがポイント高し。更に他にはないシルエットの良さも魅力です。
シンプルですし、後染めならではのエイジングも楽しめるアウターは長く付き合えるでしょう。

BRAND　MARKAWARE / マーカウェア
NAME　 TRENCH COAT – COTTON GABARDINE
PRICE　84,240( 円 (税込)

生地、縫製、芯に至るまで変態的なまでにこだわり抜かれたパーフェクトなトレンチコート(めちゃくちゃ褒めてます)。
そもそもコートをどこの工場で作るか、というところからスタートして生産された本物中の本物です。ドメスティックブランドだからという先入観は払拭した方が良いでしょう。
マーカウェアらしく天然素材での防水効果を高めたアウターです。防水加工を施した強撚コットンギャバジンを使用しています。
トレンチコートの代名詞でもあるバーバリーのトレンチコートも強撚コットンギャバジンを使っていますね。
超長綿のスーピマを使い、柔らかいドレープを出てくれます。更にシルケット加工により色合いも鮮やかに表現しています。

もともとトレンチコートは水に強いコートとして誕生しています。それならマーカウェアがそうしない理由がありません。
作りはあくまで本物に近くそれでいてモダンに、そして可能な限り高品質なプロダクトを目指してくれるブランドがマーカウェアですから、信頼度は正直どこのブランドよりも高く置いています。個人的に。
「本物感」を出すと野暮ったくなるし、「モダン」を追うとどこか安心感がなくなったり、どうしてもどちらかに寄ってしまいがちですよね。でもマーカウェアはそれがないのが好きですね。

BRAND　CURLY / カーリー
NAME　 3L SPRINKLE PARKA PT
PRICE　38,664( 円 (税込)

カットソーを使ってあらゆる洋服を作ることを信条とするカーリー。
これはポリエステルに「ホームスパンプリント」を施した3レイヤーのコート。全面にホームスパン、要するに織物＝カットソーのテクスチャをプリントして、擬似的なカットソー素材を表現しています。
表面は水滴が転がり落ちるほどに撥水性に優れています。その一方で透湿性にも優れているフィルムを中に挟むことで内側の不快だと感じる蒸気を外に逃してくれます。
カーリーらしくどんな人にも合わせやすい丈感、サイジングは一度袖を通せばお分かりになることかと思います。

裏側の縫い目にはオレンジ色のパイピングがされていて、フードの部分や比翼がヒラッと開いた時にチラッと見えるのがアクセントです。
コレにより強度もましますね。ただ縫製されているものよりもちょっと嬉しい気持ちになります。
カーリーは親切丁寧なモノ作りをしてくれるブランド。ステッチの歪みも見かけた記憶がありません。

裏地はご覧の通りメッシュを使っています。例えば春にTシャツやカットソーの上から羽織っても不快感がなくサラッとした肌触りを実現します。ムレも軽減してくれますし、理にかなったレインウェアですね。
ボタン部分はポリエステルのボディに直接打つのではなく、強度のあるグログランのテープを一枚噛ませています。こちらも強度を考慮してのことですね。
結構色々気の利いたギミックがあるのにこの価格帯。さすがです。

雨の時期も楽しめるアウターをご紹介してきました。
もちろん雨じゃない時にもお洒落に使えるものばかり。プラスアルファこんな機能があるアウターはやっぱり嬉しいですよね。

 
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