Curlyと言えばパーカ。メンズパーカの決定版!
- 2019.12.19
- CURLY
こんにちは。Nです。
ESでは展開してからというもの、幾度となくお話をしてきたカーリーのパーカ。
2020SSがスタートすることもあって、今回も定番の名作パーカが届きます。
RAFFY ZIP PARKA
201-33121R
¥18,480
何百枚売ってきたのかもう分からないくらい、毎シーズン確実な需要があるカーリーのラフィジップパーカ。
春は「裏毛」、冬は「裏起毛」と、季節によって生地を変えているのが特徴です。見栄えは同じなのですが、保温性の違いが出てきます。
ちなみに「裏毛」は生地の裏面がループの編地がそのまま出たタイプで、軽い着心地が特徴。
「裏起毛」はフリースのように起毛した裏目になり、暖かさと弾力が特徴。
今回のは春夏コレクションのものなので「裏毛」です。
ラフィトップ裏毛とは
カーリーが長らく使い続けている「ラフィトップ裏毛」は、コットンの中でも繊維が長く、光沢があり、耐久性に優れた3種の落ち綿をリサイクルしたコットン混紡でできています。聞いたことがあるかもしれませんが、トルファン、ギザ、スーピマという品質の高いコットンです。
春夏は起毛していない生地に仕上げ、しっかりした厚みとハリは保ちながら、重くなく柔らかで着心地の良い生地を実現しています。
ラフィはなんといっても耐久性がすごい。
実例をお見せできないのが申し訳ないですが、5〜6年前のパーカにも未だに色落ちや劣化があまり見られません。もちろん毛羽立ちなどは新品とは違いますが、杢調の生地も相まって変化が分かりづらく、生地のハリ感などもほとんど変化なし。リブのヨレも出ず、「なんだこの生地は…」と驚くほかありません。
たくさんのパーカを見てきましたが、カーリーのラフィほど劣化が分かりにくい生地は見たことがありません。
何よりシルエットにこだわる
カーリーは川北縫製という縫製会社が生産背景にあって、ものづくりは昔ながらの老舗が行なっています。
今も若い職人から90歳近いおばあさんまで、ひとつひとつ丁寧な仕立てによってできているブランドなんですが、できあがってくるものは非常にモダンでもちろんクオリティは抜群に高いのが特徴。
そこに目が行きがちでもあり正しくもあるのですが、実はシルエットのこだわりが他のブランドと違うんです。
多くのパーカ、特に1万円を超えるようなものの場合、スポーツウェアやミリタリーの場で使われてきたディテールやデザインを踏襲したり再現したりすることも多い中で、カーリーのパーカは独自の工夫がされています。
【パーカはフードの立ち上がりが大事】
パーカのシルエットと言ったらフードの立ち上がりがなにより大事。
ペタンと寝てしまうフードは首周りのフォルムを崩してしまい、だらしなくなりがちですからしっかりボリュームが目立った方がキリッと見えます。
その工夫として、うなじの下(タグが付いている位置)の生地を二重に張り合わせ、後ろに落ちていかないように考えられています。
ジップアップパーカの場合は首元までファスナーがありますが、カーリーのパーカはフードの途中までファスナーのエレメント(務歯)を取り付けてあります。
そうすることで、従来のジップアップパーカの形を変えないままで、首位置までフードを立ち上げることが可能。よってボリュームを見せることができます。
テーラードジャケットのような見返しが付いています。普通のパーカではあまり見かけない見返しを敢えて付けており、ファスナーを開いた時ヨレも解消していますし、フードへの流れも美しくなっています。
ちょっと裏返った時も見返しがあると裏面が隠れるので、見栄えもキレイです。
【サイズを上げてもルーズにならない】
入荷したパーカは最も大きなサイズ4まで入れています。
もし何も考えずに選ぶなら170〜175cmくらいの方でサイズ2が「ちょうどいいサイズ」にはなるのですが、ここでは思い切ってサイズ4を着てみました。モデルは170cm程度です。
他のブランドはさておき、カーリーのパーカになるとそんなにダボッとしません。
セットインスリーブと違ってラグランスリーブは「肩の位置」というものがなく、ルーズな印象がつきにくくなります。トレンドとして今や無視できないほどに定着したオーバーサイズを選んだとしても、悪印象にならないのはこの辺が理由かもしれません。
ジップアップパーカって無意識に前を開けがちですが、形がキレイなのでしっかり閉じるのもおすすめ。中に薄手のダウンベストくらいなら余裕で着込めますし、ダボつかないのでアウターを着ることも可能。
杢グレーのパーカは一枚はおろか何枚あったって困らないアイテムです。まだカーリーのパーカを試したことのない方はぜひ試してみてください。もちもちで気持ちの良い名作です。私も何年も愛用中。
聞くところによると生地も形もベーシックで質が良いので女性にも人気らしい。
今年のラフィ(ジップ/裏毛タイプ)は12月21日発売です。
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