KAZUYUKI KUMAGAIとmarkaの「レーヨンリネンタンブラーのオープンカラーシャツ」を比べてみた。

 
 
こんにちは、こんばんは。
 
STAFF Sです。
 
 
 
今期実はKAZUYUKI KUMAGAIとmarkaで同じ「レーヨンリネンタンブラー」と呼ばれる生地で作られたオープンカラーシャツが両ブランドで展開されています。
 
この全く違う2ブランドで、どう変わってくるのか、ちょっと気になったので比較してみました。
 

 
比較の前に一応レーヨンリネンタンブラーからご説明します。
 
レーヨンとは
人工的に作り出された化学繊維の1つです。主原料は木材パルプで、木材に含まれるセルロースを抽出し、溶液にしたあと再生されて繊維になります。再生繊維なんかと呼ばれることもあります。絹のような光沢感があり、着心地がよく、キレイなドレープが生まれるのが特徴的な生地になります。
 
 
リネンとは
「麻」の一種で”亜麻”のフラックスという草が原料となっているのがリネンと呼ばれています。素材表記で「麻」となっているものは、このリネンとラミーであることが多いでしょう。特にリネンは繊維が細く短いため毛羽立ちが少なく、やわらかくてさらっとした肌触りが特徴的です。また、丈夫で汚れにくいという性質も持っています。
 
 
タンブラーとは
タンブラー加工という加工方法にことで、染色をしたあとの生地を回転するドラムで生地を揉む【タンブラー機】と呼ばれる機械で乾燥して仕上げていくものです。ふっくらしたボリューム感のある生地になります。
 
 
 
レーヨンリネンタンブラーは、麻のハリ感とレーヨンのドレープ感がある、キレイめでありナチュラルな印象で、タンブラー加工により肌当たりを柔らかくした生地になります。
 
 
 
 
 
比べるアイテムはこちら。
 
 
 

 
KAZUYUKI KUMAGAI

 
 
marka

 
 
KAZUYUKI KUMAGAIの方はショートスリーブですが、袖丈は6〜7分丈程あります。とろみがありキレイめな印象。肌触りもつるつるとした感じがします。逆にmarkaの方は少し麻の表情が強く、ラフな印象。肌触りはつるつるしていますが、サラッとした感じもあります。
 
 
 
 

KAZUYUKI KUMAGAI

 
marka

 
 
少し見づらいですが、実はどちらもレーヨン78%、リネン22%と比率も同じです。同じような生地でもブランドによって印象が全然違いますね。

 
 
KAZUYUKI KUMAGAI

 
 
marka

 
 
KAZUYUKI KUMAGAIの方は肩を大きく落としたドロップショルダーのシルエットで、肩まわりがゆったりとした印象。markaの方は肩周りはスッキリとしていますが、袖先までゆったりとさせることでラフな印象があります。ドレープがキレイに出るので、ゆったりしていてもだらしなくならないのがいいですね。

 
 
 

 
markaの方は腕捲くってもいいですね◎

KAZUYUKI KUMAGAI

 
marka

 
 
サイドはどちらもスリットが入っていますが、markaの方が深くなっていますね。KAZUYUKI KUMAGAIの方は生地感も相まってシャープな印象です。
 
 
 
 
生地の特徴はどちらも同じですが、比べて見るとシルエット、ディテールだけでなく生地感も微妙に違いがありますね。
個人的な見解ですが、ゆったりしてるけどキレイめな印象が好きな方はKAZUYUKI KUMAGAIを、ラフで自然体な印象が好きな方はmarkaを選んでいただけるといいかと思います。

 
ちなみにKAZUYUKI KUMAGAIは現在ALL20%OFFなのでお買い得です。

 
 
 
では！