MARKAWAREを使った1トーンのベージュコーデ

MARKAWAREを使った1トーンのベージュコーデ

こんにちは。Nです。
2021年3月27日から4月4日まで9日間、ESSENCE古町にてマーカウェアとマーカのポップアップイベントを開催します。

 
 
 

2021SSと2021HIGH SUMMERの2つのコレクションから、ESで既に無くなってしまったアイテムやセレクトしていなかったアイテムがラインナップされる他、対象アイテム購入&金額クリアで特典がついたり、ここでは言えない目玉なんかがあったりと充実した内容でお届けします。

 
 
 

POP UP by MARKAWARE & MARKA [SPRING / SUMMER 2021 & HIGH SUMMER 2021]

詳細はニュースでもご案内していますので、そちらも併せてご覧ください。

 
 
 

さて本日はそんなマーカウェアのご紹介です。
春物がかなり充実してきましたが、マーカウェアもマーカも非常に好調で春本番を前に結構在庫が無くなってきています。先程も書いた通り、イベント期間中は少なくなったアイテムが店頭では揃うものもあります。せっかく豊富に揃うチャンスですから、この春におすすめしたいのが中間色の1トーンコーデです。

 
 
 

アウター:MARKAWARE WAYFARER COAT II – BIODYNAMIE GIZA x SILK TYPE WRITER(サイズ2)
シャツ:I OFFICER SHIRT(サイズ2)
ボトムス:MARKAWARE PEGTOP TROUSERS – ORGANIC WOOL TROPICAL(サイズ2)
シューズ:JORDAN BRAND(NIKE) JORDAN WOMENS DELTA
バッグ:hobo NYLON TUSSAH SHOULDER POUCH
モデル:身長177cm、体重55kg

1トーンコーデというと最近では「セットアップ」というキーワードが非常に重要度を増していますね。ただ、上下共地で購入するとは限りませんし、なんせ良い商品が故にそこそこのお値段。そこで既に持っている同色アイテムに似たカラーを追加してトーンを合わせるという方も多いと思います。

 
 
 

私が思うに、似たカラーを組み合わせる際、例えばトップスとボトムスの2色で色を合わせようとすると、微妙な色の違いに「食い違い」を感じるケースがあると思うので、ぜひ「3色以上似たトーンで揃える」ことを意識してみてください。
そうすると意識的な色のグラデーションが発生し、「食い違い」が意識されなくなるはずです。

 
 
 

で、なぜ中間色なのかという部分ですが、一番簡単に統一できるのがブラックですよね。しかもブラックはまとまりやすく使いやすい。つまり難易度が低いがゆえに結構やりがちなんで「セットアップ」として考えるとそれ以外の色で組んだことのない方が多いのではないかなと思ったわけです。

 
 
 

ESではマーカウェアやカーリーやノンネイティブなどのブランドは中間色を多用します。ベージュやオリーブ、ブラウン、グレーなんかがそれです。ですので実は中間色のアイテムが多いんですね。ESユーザーならとっつきやすいはず。
特に今回提案するベージュの1トーンコーデはインテリジェンスもあってぜひ挑戦してほしいなと感じています。

 
 
 

中間色を別の商品、生地で色合わせしようと思ってもほとんどの場合、ピタリと合うことはありません。ですので3色以上使うことで「意識的」であることとまとまりを出す必要があります。
逆に言うと、そこまでピタリと合ってなくても揃ったらまとまる、とも言えるでしょう。実際問題、使っているマーカウェアのウェイファーラーコートは色的には「カーキ」なんですけど、色の方向が似ているため、合わせてみると割とよく合います。

 
 
 

そしてやっぱりマーカウェアのペグトップトラウザーズは万能中の万能ですね。今回は「色」に焦点を当てていますが、名作たるシルエットの美しさはどんなスタイルにも合いますね。それに色出しもキレイで深みがあります。
ベージュといえばチノパンもメジャーですけどオーガニックウールのキレイなドレープも相まってベージュのチノパンには出せない色気もあります。

 
 
 

ペグトップトラウザーズは腰がゴム入りになっており、ベルトの要らないイージーパンツなのにスラックスの表情を持っているという相反する要素を持ち合わせた逸品。
ESではベストセラーアイテムの一つです。もちろん、シーズンによって素材や色が変わったり、シルエットの調整が入ったりするなどで全く同じ、という展開ではありませんが、春夏も秋冬も非常に人気の高いパンツです。

 
 
 

ここで使っているのはオーガニックウールトロピカルという生地です。「トロピカル」と名のつくウール生地は基本的に暖かい季節向きの通気性・蒸散性に優れた生地のことです。石川さんも再三お伝えしているように、使い続けてもニオイが気にならず、日陰干しでいつまでも洗わずに使うことができます(もちろん汚れたらクリーニングを)。しかもシワもある程度取れます(取れきれなかったのはスチーマーでだいたい取れます)。
ウールトロピカルは薄手でさらりとした肌触りが夏に適しているのと同時に、こちらは羊毛を強撚糸にしているため、しゃりっとして清涼感も味わえます。

 
 
 

シャツやジャケットなどのキレイなアイテムには当然合いますが、春、20度を超える頃にはロングスリーブ一枚で使って欲しいですね。Tシャツやカットソーとの合わせもとても良いです。決めすぎずスラックスを混ぜることができます。足元はもちろんナイキで。

 
 
 

スタイリングに使っているアイのオフィサーシャツは20AWのセールアイテムで、このブログを書いている時点でラスイチです。オフィサーシャツは色や素材を変えながら定番的にリリースしているアイテムですのでお求めやすくなってはいるものの、シーズン落ちの雰囲気は全くありません。

 
 
 

ホーボーのショルダーポーチも20AWのセールアイテムです。こちらもラスイチ。そしてこちらも定番シリーズの一つです。サイズ感や質感が好み。体にフィットさせて気持ちタイトに下げるのが良い感じ。

 
 
 

マーカウェアのウェイファーラーコートIIはデザイナーの石川さんが旅に出る時に使うためのコートとして開発されました。ここではサイズ2を着ていますが、モデルの身長体重ですと1でも無理なく着られます。それくらい肩周りを始めサイズに余裕があり、突っ張る感じはありません。

 
 
 

洋服の原料探しの旅に出る石川さん。通常の旅とは違い、行くのも大変な山の上や何もない場所が多いと思うのですが、そんな時にも使い勝手の良いディテールを突き詰めているのかなと感じます。アスリートがスポーツウェアにフィードバックするのと同じように、自分の体で体験して洋服に落とし込んでいるため説得力が半端ないです。

 
 
 

マーカウェアの洋服は形も評判が良いのですが、このコートはものを落とさない大きなポケットだったり、寒いときには手を温めるのにも役立つチェストポケットだったり、パスポートを落とさないための内側のファスナー付きポケットだったりと、とにかく収納面が優れています。
また、どんな動きでも妨げにくい脇下のガゼットや二の腕が太いドルマンスリーブを採用、タフな環境が逆にエイジングに繋がるコットンといったように、長く、しかもタフに付き合っていける仕様が散見されます。

 
 
 

襟はコーデュロイで立ち襟も良い具合。21SSでは他のアウターにも見られる、襟を内側に折り込んでバンドカラーにすることもできる2WAYタイプです。

 
 
 

見た目はどっしりとしたハンティングジャケットのように見えますし、実際の作りもかなりしっかりと手が込んでいます。裏地もバッチリあって、全体的には男っぽいアウターですが生地が柔らかく、厚みは程良いため春アウターとしては抜群に勝手が良いです。真冬はフリースや厚手のニットを使えば継続して着られそうですし、10〜15度くらいを行き来する3月4月、10月11月あたりはレギュラーですね。

 
 
 

結構長くなってしまいましたが、トーンの方向性をなんとなく寄せて3色以上使うとかっこいいよというお話でした。
マーカウェアが好きな方、もしイベント中にESSENCE古町に来ることができたらたくさん揃っていますので存分に楽しんでください。