デニムとスラックスの中間のようなMARKAWAREのウールトラウザーズ
- 2019.12.03
- MARKAWARE
こんにちは。Nです。
最高気温が10度を切るようになったこの頃、朝服を着替える時のヒヤッとした服の冷たさが嫌になってきました。
特にシャカシャカ系化学繊維やコットンの袖通しはそれが目立つのですが、ウールやカシミヤといった動物性繊維はそれが抑えられます。空気の層も厚く保温性が高いので、冬の定番品として何枚かローテーションに入れたいですよね。
ESで取り扱うマーカウェアのパンツはほぼ9割がウール製。見た目の美しさもそうですが、冬に手に取りやすいひんやりしにくいところが良いですね。
デニムパンツのディテールを取り入れたセンタープレス入りのパンツ。生地自体は定番のペグトップパンツなんかでよく使われる「オーガニック梳毛”JAPAN”FLANNEL」を使っているのですが、腰回りのデザインがジーンズっぽいんです。
いわゆる「5ポケット」のデザインで、白いステッチやコインポケット、ボタンフライなどの仕様です。
プリーツは入らずスラックスとは違った味わい。さほど裾を補足せずストンと落ちるストレートシルエットのパターンなのですが、先に書いたようにセンタープレス(裾の真ん中で折ってる)が施されていて、結果的に裾先はスッキリ見える仕組みです。
ジーンズとなるとワークウェアそのものの雰囲気が出ますが、ウールフランネルの上品さや高級感がバランスよく混ざった印象になります。
ビッグサイズのトップスで腰回りを隠せばスラックスのように使えますし、逆に敢えてタックインなどし腰回りを主張することでニクいアクセントを効かせることもできるという一石二鳥なパンツ。
一辺倒になりがちな冬のスタイリングに、少しスパイスを加える意味では結構使えるパンツなんじゃないかと思います。穿き倒した時にいい感じにヴィンテージっぽい見栄えに変わっていくんじゃないかなとも想像できます。
良い生地屋で仕上がった、分かりやすく良い生地。ツヤもドレープも国内トップクラスのウールフランネルです。ドレッシーなコートやジャケットにも良いですし、古着のシャツやスウェットにも相性バッチリです。スニーカーでも革靴でもいけます。
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