HAMILTON
ベンチュラ クロノ クオーツ H24412732 ハミルトン
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商品詳細
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』の オフィシャルウォッチ
世界的な大ヒットを記録した人気映画シリーズの最新作『メン・イン・ブラック インターナショナル』。シリーズ4作目となる本作ではキャストが一新。おなじみのブラック・スーツにサングラス、そして腕には「ベンチュラ 」を纏い、エージェントたちが帰ってきました。
ブラック・スーツにサングラス、ニューラライザーと共にエージェントのマストアイテムである「ベンチュラ」。1997年の映画『メン・イン・ブラック』一作目から、エージェントのアイコニックなユニフォームに欠かせないアイテムとして、規格外のミッションを遂行するエージェントに選ばれてきました。
大胆で、先駆的、型破りな三角形のフォルムの「ベンチュラ」は、1957年の誕生以来ハミルトンのアイコンウォッチとして愛され続けています。
ハミルトンの時計は、1932年から 500本以上のハリウッド映画作品に登場しています。登場人物のキャラクターを体現し、ストーリーの中でゆるぎない存在感を放つハミルトンのタイムピースは、映画史の中でも人々に鮮烈な印象を与えた数々の登場人物に着用されてきました。中でも映画『メン・イン・ブラック』シリーズで着用されている「ベンチュラ」は、エージェントのユニフォームとして欠かせないアイテムの一つになっています。 シリーズ名 | ベンチュラ |
品番 | H24412732 |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | レザー |
ムーブメント | クォーツ |
防水性 | 5気圧防水 |
サイズ | 32,3mm x 50,3mm |
保証期間 | 2年 |
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備考 | デザイン・カラー・付属品等の仕様変更により掲載情報と異なる場合がございます。詳細についてはお問い合わせ下さい。 |
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取り扱い店 | THREECBP(万代) THREEC 富士見 THREEC EXPOCITY |
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【VENTURA/ベンチュラ】
ハミルトンはウオッチメイキングの歴史の中で数々の名作を誕生させてきました。その中でも一番の知名度と人気を上げたのが『ベンチュラ』です。ベンチュラが誕生したのは1957年で、世界初の電池式腕時計を発表しました。ゼンマイに代わって、小さなシャツボタンほどの電池を動力とし、電気と磁力の力でテンプを動かすというこのムーブメントは、時計の精度をそれまでの機械式と比べて飛躍的に向上させることとなりました。時計史上に大革命をもたらした製品として、50年代近くスミソニアン博物館で紹介されています。
また、この『ベンチュラ』はいかに革新的なデザインだったか想像すると、ベンチュラが誕生した1957年というのはオメガのシーマスター300やスピードマスターなどが誕生した年と同じで、ブライトリングのスーパーオーシャンも誕生したのがこの年でした。これらの時計が誕生した同じ年、今現在見てみても先鋭的でクリエイティブなデザインのベンチュラが誕生したというのは驚きです。デザインを手がけたのはキャデラックのデザイナーで「インダストリアルデザインの鬼才」と称されたリチャード・アービブ。常識とかけ離れた左右非対称のフォルムは、保守的なデザインが主流であった当時の時計業界に波紋を投げかけ、デザイン・ウォッチの先駆けとして後生に大きな影響を及ぼしました。
この時計は一過性に終わらず現在もなお、ハミルトンのアイコン的なモデルとして作りつづけられていますが、その地位を決定づけたのはやはりエルヴィス・プレスリーが愛用したという物語が大きいのではないでしょうか。エルヴィスはミュージシャンであり映画俳優。ロックの誕生と普及に貢献した創始者のひとりで、『キング・オブ・ロックンロール』と呼ばれた王様です。このエルヴィス・プレスリーが1961年の映画『ブルー・ハワイ』で着用する時計として選んだのがベンチュラであり、その後もプライベートで愛用したそうです。プライベートでは自分でブレスレットを付け替えて蛇腹ベルトにしていました。そんなエルヴィスが使用していた私物のベンチュラは現在、スイスのハミルトン本社が所有しています。
ハミルトンというブランドは現在のスイス時計の中でも特異な経歴を持っています。もとはアメリカ発祥のブランドで、創業は1892年、最初に生産された懐中時計『ブロードウェイ・リミテッド』が鉄道時計として採用され、その正確性が高く評価されました。そもそもハミルトンに限らず、時計が発展してきた歴史的背景には、正確な時間を求めた鉄道と戦争での需要が多くありました。
アメリカでは1830年代に蒸気機関車が運行を開始し、広大なアメリカ大陸を結ぶ輸送網として急速に拡大しました。しかし当時問題になっていたのが列車同士の衝突事故。当時は機械式時計しかなく、しかも現代ほど工作機械が発達していない時代、時計の精度は不安定でした。急速に路線が増えていき鉄道事故も多発していく中で、必然的に正確な時計が求められられるようになりました。そのような背景の元で公式採用されたのがハミルトンでした。
1910年にはアメリカ陸軍への納入が始まり、やがて軍の標準支給品となりました。第一次世界大戦時にはハミルトン初の腕時計『カーキ』を開発。その後、飛行機の発展と共に航空分野が広がっていく中で、1918年には航空時計にも着手。米国初の定期航空便の公式時計となりました。また1930年には民間の航空会社が設立され、そこでもハミルトンの時計が採用されました。
大きな契機となったのが第二次世界大戦で、ハミルトンは米国軍のサプライヤーとなり、アメリカ政府の要請で、100万個以上の時計を米国軍に納入しました。この時代に生まれたのが、秒針停止機構がついた『ハックウオッチ』です。現在の時計の多くはリューズを引き出すと秒針が停止します。この秒針が停止する機能を『ハック機能』といいますが、元々はアメリカ兵士達がお互いの時刻を一斉に合わせる時の掛け声が『ハック』で、それがそのまま機能の名称とされるようになりました。この頃の時計をルーツにしているのが現在のカーキシリーズです。
また、ハミルトンというブランドを語る上でもう1つ欠かせないのがハリウッド映画との関係です。ハミルトンが初めてハリウッド映画に登場したのは、1932年のマレーネ・ディートリッヒ主演の映画『上海特急』。そして1951年には、第二次世界大戦中のアメリカ海軍潜水士を描いた『フロッグメン』に登場し、大ヒット映画となりました。さらに10年後にはエルヴィス・プレスリーによって『ブルー・ハワイ』で着用されたり、その後も『メン・イン・ブラック』、『インディペンデンス・デイ』、『ダイ・ハード』、『インターステラー』、『オデッセイ』などといった数々のヒット作を含む500本以上の映画に登場しています。
2006年からは、映画製作に携わるクリエイターたちの業績を表彰する『ハミルトン・ビハインド・ザ・カメラ・アワード』を開催。プレゼンテーターは裏方の人達の情熱と苦労と努力を知っているA級のハリウッド俳優から選ばれます。