ATTACHMENT新作紹介
- 2010.07.28
- ATTACHMENT SUIT
ども、久方ぶりの更新です。五十嵐です。
いやー新作入ってきましたよ!新・作・!
まず一発目はこちらをご紹介。
テーラードジャケットです。
1つボタンタイプと2つボタンタイプの2型展開。
オススメは前シーズンよりもクラシックな印象の1つボタンタイプ。
ちなみに僕も購入しました!!
何がクラシックかと言いますと、ラペルの太さとゴージラインの高さ、着丈の長さです。
ラペルと言えば前のブログで今井キュンが紹介していたアレです。
分かりやすい違いで言えばピークドやノッチドなどの形。
他には幅の太さによっても変わってきます。
例えば細いラペルはスタイリッシュで若々しく見えるのに対し、太いラペルは重厚で貫禄のある雰囲気に見えます。
実際比べて頂くとこんな感じです。
1つボタンタイプ
2つボタンタイプ
いかがですか?
例えば童顔の方が細いラペルのジャケットを着てしまうと、さらに若々しく見えるわけです。別に悪い訳ではありませんが、童顔という事にコンプレックスを感じている場合は太いラペルの方が貫禄が出てコンプレックス解消に繋がる訳です。
同様に老け顔を緩和したい場合は細いラペルのタイプがお勧めな訳です。
ただ、それなりに年齢を重ねている方が「細いラペルで若く見せよう!」は逆効果です。ムリな若作り感が出てしまいますから。
年齢を重ねられた方にこそ太いラペルのスーツがお似合いになるかと思います。
次はゴージラインのお話でもしましょうか。
ゴージラインて何?という方もいらっしゃると思いますので軽く説明を。
上襟と下襟をつなぐ縫い目の事をゴージラインと言い、一般的にはラインの位置が高い方が縫製が難しいと言われてます。
ラインの位置は流行によって上下するので、どの位置が正しいといったものはありませんが、最近は割と高い位置のラインのものが好まれているようです。
さらにラインが高い事で目線が上に行く為、身長が高く見えるという効果もあります。
某ハリウッドなんかも多用しているとか・・・
極端に高かったり、低かったりすると下品に見えてしまうので、職人の技術とセンスが問われる所でもあり、以外に重要な場所なんです。
ATTACHMENTの1つボタンタイプは今までに比べて高いラインで作られており、太めのラペルも手伝ってクラシックスーツのような重厚な仕上がりとなっておいます。
ですが、1つボタンに仕上げてガッチガチにクラシックに固めていない所がATTACHMENTらしい流石の出来栄え。
2つボタンタイプはラインは高くラペルは細く作ってあり、今風な仕立てでそつのない印象。えぇ仕事してます。
さてさて、セットアップで見てみましょうか。
1つボタンタイプ
2つボタンタイプ
それぞれジャケットが違うだけなんですが、何か雰囲気が変わりませんか?
1つボタンのタイプはカッチリとした印象、2つボタンのタイプはスタイリッシュな感じです。(ちょっと写真では分かり辛いですが・・・)
これがラペルの幅とゴージラインの力です。奥が深いです。
さらに着丈も長めに作られてますので、玄人好みかと思います。
新型ジャケット、ぜひ袖を通してみて下さい。
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