実は感度の高いオシャレさんに受けているNIKE WMNS CLASSIC CORTEZ LEATHER

実は感度の高いオシャレさんに受けているNIKE WMNS CLASSIC CORTEZ LEATHER

こんにちは。Nです。
ESのスニーカーと言えばナイキ。2020年はアクアリフト、エアマックスココ、ヴェイパーマックスフライニット3エアマックス2090など多くのヒットアイテムがありましたが、実を言うと春頃からコルテッツの人気がじわじわと上がってきており毎日ご注文をいただいているような状況です。モデル的にはウィメンズモデルですが、男性にも高い人気。

 

最初に言っておくと、私は普段27.5cm(US9.5)を穿いていますがウィメンズモデルのコルテッツは28.0cm(US11)がちょうどよく履けます。

 
 
 

NIKE / ナイキ
NIKE WMNS CLASSIC CORTEZ LEATHER
807471
¥11,000

定番中の定番のため、数が少なくなってきたら追加するようにはしているんですが、その度に無くなっていっています。
ナイキのシューズって定番(シーズンをまたいでもほとんど仕様を変えず継続的にリリースしているもの)が意外と少ないのをご存知でしょうか?新しいアイテムが沢山出てきて気づきにくいかもしれませんね。他のブランドに比べると圧倒的に定番が少ないんです。その中でも少なくともここ何年もずっと出しているのがウィメンズ クラシック コルテッツ レザーです。

 
 
 

アッパーにレザーを起用したこちらのモデルはレペットのダンスシューズのようなペタン・コロンとした佇まいが可愛らしい。アッパーの素材表記に「天然皮革・人工皮革・合成繊維」とありますので、おそらくですがスウッシュとヒールのバックタブなんかは人工皮革なんだと思います。触っても全然分かりませんが。70sというともうどんな時代だったか想像もつきませんが50年も前のデザインとは到底思えないほど完成されています。コンバースのオールスターは100年以上前、アディダスのスーパースターも50年の歴史があります。

 
 
 

誕生したのは厳密には1972年。およそ50年もほぼ同じ形で愛されていることになります。もともとはナイキ(当時はブルーリボンスポーツ社)の創業者の一人であるビル・バウワーマン(もう一人はフィル・ナイト)がオニツカタイガーと開発していた「タイガー・コルテッツ」が原型。日本での製造が最初の一歩になっているスニーカーです。後に業務提携が終わる頃、「コルテッツ」はナイキの名称に、オニツカタイガーのモデルは「コルセア」になったことはスニーカーマニアの中では有名な話。
つまりナイキ名義で発売された最初の一足がコルテッツというわけです。

 
 
 

昔のランニングシューズなだけあって、シェイプがかなり細いです。ボリュームも最低限。そのため前述したように私はメンズのUS9.5からウィメンズのUS11まで上げることでぴったりサイズに。それくらい細いのでスニーカーとは言えそんなに存在感を強めることがなく、スタイリングの邪魔をしにくいのが魅力の一つと言って良いでしょう。
昨今のワイドパンツ事情にはバチッとハマるシルエットであることは間違いありませんし、ボトムのトレンドが移り変わっても履き続けられるモデルでもあります。

 
 
 

ローテクスニーカーの利点はクタクタにくたびれてもなんとなく許せてしまうところにあると思います。ハイテクになればなるほど最高にかっこいいポイントは買った時になると思いますが、ローテクの場合はある程度履く続けてからようやく本領発揮。「良い味」ってものが出てくるんですよね。ナイキに限らず。これはまだまだピカピカですからこの夏に履きまくっていただきたいと思います。

 
 
 

履き心地に関してはノンエアのため抜群に良い!というよりは普通に良いという感じ。ただこのスニーカーはミッドソールとアウトソールで前部は2層、後部は3層になっており、画像で言うところの青い箇所が柔らかなクッション材になっています。ですので単純な構造ながらも安定性と柔軟性に富んだ機能的側面もあります。もとはランシューですからね。50年前とは言えしっかりと考えられています。
また、画像にはありませんがアウトソール波状のグリップ。まだワッフルソールができあがる前のラバーアウトソールとなっています。

 
 
 

履いてみました。鏡越しに撮っているのでちょっとぼやっとしてるのは勘弁してください。ワイドパンツを穿いていたのですが案の定バッチリ。ワイドパンツはボリュームのあるシューズもいけますし、コルテッツみたいにスッキリしたシューズも合わせやすいです。
私が小学生の時、友達のお兄さんがコルテッツのトリコロールを履いていたのがカッコいいなと憧れていたのがコルテッツの原体験。ストレンジャー・シングスのスティーブが履いていたのもこのトリコロール(仕様は違いますが)。白ボディに黒スウッシュのタイプも履いていましたね。私にとってはフォレスト・ガンプのトム・ハンクスよりもスティーブのイメージで刷新されました。
というのもあってやっぱりローテクは良いなと改めて思いました。

 

ちなみに最近金曜ロードショーで放送されているバック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティーが履いているのは似ていますがブルーインです。

 
 
 

▼NIKE/ナイキ商品一覧へ