シンプルでローテクだけど履き心地はハイテクなNIKE SB BLAZER LOW GT

シンプルでローテクだけど履き心地はハイテクなNIKE SB BLAZER LOW GT

こんにちは。Nです。
少し前に公開したNIKEを語る特集はご覧いただけましたでしょうか。ESでのエアジョーダン取り扱い、および抽選販売という大事件について、自分たちでも驚きを隠せませんが、そんな様子がバイヤー陣からも見てとれます。2020年は残り2ヶ月を切りましたがまだまだサプライズがご用意できると思いますのでご期待いただければと思います。
ちなみに特集でも触れている通り、インスタグラムアカウントを新たに開設しましたので、スニーカーが好きな方はこちらをフォローしていただくと良いことがあると思います。よろしくお願いします。

 

ちょっと話が逸れてしまいましたが、その特集の中でも触れているように2020年はナイキのブレーザー人気が非常に高まってきましたね。ESでも最近発売されたブレーザー ミッド ’77 ヴィンテージが人気。男女問わず人気です。シンプルにナイキと分かるデザインやどんな服装にも合わせられる完成された仕上がりは誕生した約50年前から今も続く「クラシック」となっています。

 
 
 

NIKE
NIKE SB BLAZER LOW GT
704939-001
¥9,350

今回紹介するブレーザーはローカットタイプ。更に「SB(スケートボーディング)」のラインから登場したモデルです。サイドのあて布的なパーツも無く本当に少ないパーツでできているブレーザーらしいルックスで、真っ黒なスエードにスムースレザーのスウッシュがとても綺麗です。
2020年にはワコマリアがこちらをベースにコラボレーションし、2016年頃にはシュプリームがコラボレーション済みです。
「GT」というのはプロスケーターの「グラント・テイラー」の頭文字からとったシグネイチャーモデルに由来します。

 
 
 

シュータンのロゴ刺繍や一番足首側に位置するアイレットにゴールドを使ったラグジュアリーっぽさも含んだカラーリング。インソールのプリントまでもゴールドを使用。まあこちらは履き込むと無くなっていきますが。

 
 
 

ゴールドのアイレットまでシューレースを通すと結構短くなるので蝶結びは難しいです。よってその一つ手前までにしておくか、全部通して最後は片結びにしても良いでしょう。私は短い蝶結びが苦手なので個人的には後者が好きです。

 
 
 

スエードのブラックのため光の反射が少なく真っ黒に見えるのが良いですね。そこにパキッとクリアなホワイトのスウッシュというなんともミニマルなデザイン。見た目こそオールドスクールなローテクシューズなわけですが、そこはさすがのSB。クッショニングに優れたインソールに加えズームエアを内蔵した、スケボー特化のツーリングに変更されています。

 
 
 

ブレーザーはもともとバッシュなんですけど、ナイキのバッシュはよくスケーターに愛されてきました。特にブレーザーやダンクのようなフラットで薄めのソールのモデルはトリックが決めやすく、なおかつ耐久性に優れ、見た目もカッコイイということで愛されてた経緯があります。

 
 
 

このブレーザーの場合、エクステリアは昔ながらのブレーザーらしさもありつつインテリアはゴージャスという感じ。スタイリングしやすい反面、長時間の着用では疲れることもあるローテクのデメリットを解消してくれるため、いかようにも使える万能選手です。

 
 
 

しかもシュータンは中でネオプレン素材とサイドゴアによって繋がっており、紐を強く結ばずともフィット感が確保されています。ですのでシューレースを適当に緩めておいても良いんです。微妙に中心からタンがずれるという気持ち悪さもこのブレーザーに関しては発生しません。
シュータンにはナイロンかな?化学繊維の生地を使っています。

 
 
 

ブレーザーと言えばミッドカット人気が高いのは当然なんですが普段からスッと足を通しやすいのは断然ローカット。秋冬はもちろん、春夏も活躍してくれる普遍的ルックスは本当に重宝します。スエードらしく擦れたりくたびれたりするのも悪くありません。むしろこのブレーザーなら汚れていくのも良さそうです。

 
 
 

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