夏になるとTシャツ短パンになるしかなかった人へ、MARKAWAREのウールシャツ

こんにちは。Nです。
持っているのに欲しくなってしまうマーカウェアのコンフォートフィットシャツ。マーカウェアにはいくつかシャツの種類がありますが、自分はコンフォートフィットシャツが好きで2枚持っています。いずれもコットン製のものでしたが、これまでも人気が高く支持され続けてきたウールトロのシャツがいつか欲しいなと思っていまして、今回特集公開に合わせて手に入れました。
(自分の遍歴を述べると、マーカウェアのシャツで言えば5枚目。サイズアウトしてしまって手放したものを含むと8枚目となります。それくらいいつでもローテーションに常に組み込んでおきたい。)

一度味わったら、無い世界線には戻れない。家でも洗える真夏のウールトロピカルシャツ

こちらで詳しく触れていますのでぜひご覧ください。着用シーンから商品情報まで網羅しています。

スタッフによる動画解説もアップしています。
ドレスコード的にも良いレストランなんかでも浮かないですし、居酒屋・焼肉屋といった庶民的な飲食店でもウールの消臭効果を発揮してくれるので使いたくなります。非常に対応範囲の広いアイテムです。

肝心の商品はと言うと…

MARKAWARE / マーカウェア
COMFORT FIT SHIRT – SUPER 120’S WOOL TROPICAL
A23A-13SH01C
¥38,500

値は張りますが、手にして全く後悔しないと思えるシャツです。ゆったりサイズですのでトレンド性を強めるならサイズアップも良いですし、スッキリ着たい人はサイズダウンしても良いでしょう。

まだ買ってから数回しか着用していないのであまり状態は変わりません。生地の特性でしょうか、(ほぼ)新品ですとしっとりとしたツヤが感じられます。自分は「解像度が高い」と考えてしまうんですが、生地の目が細かく滑らかでグラデーション表現が美しい生地です。

当然のことながら、ウールトロのシャツは薄く夏向きのため透け感があります。着てしまえば体のラインが出るわけではありませんが、これだけ光が通るほどならそりゃ通気性も良いわけです。生地の部分はウールで吸湿するため常に快適。自分は夏になると本当にTシャツ・短パン・スニーカーと一辺倒になってしまって8月くらいには「早く涼しくならないかな…」なんて思い始めるんですが、涼しいシャツが1つ増えたので、夏のバリエーションがグッと広がりました。

そしてご覧の通り、トロンと落ちるような生地感。見た目がキレイで夏向きの機能、というだけでなく着心地まで良い。脱いでちょっと置いておこうものならスライムのように床に落ちてしまうくらいのとろみです。夏に着続けたスタッフもいるくらいですから説得力があります。今年の夏は楽しみです。自分は汗っかきのため「吸湿速乾」「クールマックス」とか見ると欲しくなるタイプなんですが、ようやく良い防具が見つかった気分です。

こちらは2022年モデルのスタッフ私物の洗いざらしバージョン。上でご紹介したツヤととろみの強い新品状態と比べると、程よくこなれてツヤも鈍くなっていますが、おそらく着用と洗濯を繰り返して、微妙に毛羽立ったからだと思います。でもこれを劣化とは思いません。むしろふんわり感が増して軽さが出た感じがして雰囲気が良くなったなと思ってます。

生地に寄ってみると、生地自体が毛羽立っている感じはさほど分かりませんがツヤは弱まっていますね。ですのでみすぼらしさは全然なくて、ただ落ち着いたといった印象です。もともと強撚糸を使った洋服はあまり毛羽立たないんですが生地のきめが細かいので、より「着古したもの」からは遠ざかっているのだと思います。

自分が洋服に求める一つに「手間が少ないこと」を機能として挙げることがあります。気持ちを楽にしてくれる洋服が好きです。例えば「キズがついたら嫌だな」「シワを伸ばさなきゃ」「これは色落ちしてほしくない」などがありますが、こうした部分から遠ざけてくれる洋服は自分の生活をより良くしてくれると思っています。
そういう意味でこのシャツは当初自分が思っていたよりも付き合いが楽なのかもと思っています。

(なぜか満面の笑みを浮かべるESSENCE佐鯉)

自分はカメラも持ち歩くことが少なくないので、ストラップをぶら下げているとどうなるんだろう…という不安もあったんですが、何度か試して今の所は特に気になることはなさそうなのと、デザイナーの石川さんがこれで海外出張しているくらいなんだからきっと大丈夫なんだろう、というのが安心感につながっています。もちろんシャンブレーシャツのようにはタフではないでしょうけど、スタッフの話も受けて気にせず着まくってやろうと思っています。