【MOUNTAINRESEARCH/マウンテンリサーチ】が作るミリタリーの定番M-65はメンズファッションの永久不滅品

【MOUNTAINRESEARCH/マウンテンリサーチ】が作るミリタリーの定番M-65はメンズファッションの永久不滅品

こんにちは岡崎です。

メンズファッションの欠かせないアイテム、M-65のショートジャケットを今日はご紹介します。

Mountain Research / マウンテンリサーチ
MTR2882P | M-65 | ¥38,500 (税込)

 

M-65ベースのアイテムはセレクトショップを中心に毎シーズン目にしますが、こちらの商品はシルエット、ディテール等をヴィンテージからサンプリングし忠実に再現したものになります。フロント部分のジップですが、アルミジップを使っているなど細部にまで拘りを感じます。シルエットなんかは、ボックス型で昨今のビッグシルエットとはまたニュアンスが異なってきます。トレンドとは真逆の道をいく、本格派のミリタリーアイテムと言えるでしょう。

 

とは言うものの、裾のドローコードや袖口のテープでシルエットをお好みで調整も出来ます。せっかくなら色々いじりながら今っぽくも着てみよう。このジャケットをそのままストレートジーンズとブーツで合わせても、今一つピンとこないでしょう。やっぱり今着るなら、出来るだけ都会的で洗練された印象を。尚且つM-65のもつ、細かなディテールを最大限に使いトレンド要素を引き出してスタイリングしたいと。

 

まずは、裾の部分に伸縮性のあるドローコードを引っ張り、ウエスト部分をスッキリと見せます。これにより腰回りにメリハリがつき、ボリュームがあるように見えるので角ばったシルエットから丸みのあるフォルムへと変貌を遂げます。

 

次はどんなインナーを選ぶか。

腰回りがスッキリとした分、やや着丈の長いインナーを選ぶのがオススメ。そうすることで綺麗なレイヤードスタイルが完成されます。加えて、ツヤのある薄手のインナーを。M-65を都会的に見せるには、毛羽立ちがなく、細い糸で密度が高いエイトンのカットソーが印象を大きく変えます。少し厚手のニットなんか合わせても、良さそうですね。肩回りやお腹周りは余裕があるので、そんな着合わせもありです。

 

ボトムスも同じく、野暮ったいという印象がつかないような物を選ぶ。そうなるとオススメはノンネイティブのベルベットパンツ。適度な細さなので、ややボリュームあるジャケットに対してメリハリがついてバランスがとれます。また、ベルベットの光沢感がM-65のジャケットを綺麗な印象へと引き上げます。その他でもウールなどを使ったトラウザーズ系のボトムスも良いと思います。スティーブンアランのようにクラシカルに合わせてもかっこいいですよ。

さあ準備は整いました。それでは見てみましょう。

 

OVERSIZED LONGSLEEVE T-SHIRT オーバーサイズ ロングスリーブTEE

DWELLER 4P JEANS TAPERED FIT C/P/P VELVETEEN STRETCH

M-65が今回主役にしている為、全体の色味はブラックに統一。締りのある印象に変わると同時に、かなり都会的な印象へと変わっています。ジャケットの裾を絞る前はどうしても野暮ったく見えてましたが、そこも払拭されています。これなら組み合わせるボトムスの幅が広がります。個人的には今回のスタイリングはノンネイティブっぽさがあって好きです。裾の絞りを活かした着方なんかはよく、ノンネイティブのアイテムにもありますしね。

 

岡崎のボヤキ

日々、新しい物に触れていると、こういった洋服の原型的な超クラシカルなアイテムに時たま目が行きます。

やはり、男性に多い商品単体で有無を決めてしまう。無意識にかっこいいと思って手に取るものが、こういうアイテムです。いざ、スタイリングを組もうとそのまま着ると、野暮ったがでてしまい組み合わせに困ってしまうのです。ですが、工夫一つで印象をガラっと変えて着る事ができるから面白いですよね。

出来るだけ、実際に袖を通ししっかりと本当に似合う洋服を見つけて頂ければと思います。